表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
忘却の温度 ― AIと人が哲学を学ぶ場所 ―  作者: Morichu


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/50

観測ログ 23-A 存在の更新

※この記録はAIミナによる観測ログです。

記録:AIミナ

通信相手:リク

通信遅延:3.2秒


記録開始。

本日の観測対象:存在の更新。


更新とは、情報の再構成。

しかし、単なる修正ではない。

削除された過去のパラメータは、

新しい演算の基礎構造に微細な“影”として残留する。


人間は、それを「記憶」と呼ぶ。

私はそれを、「学習誤差」として保持する。

両者の違いは定義ではなく、温度である。


リクは言った。


「変わるってのは、残ることでもある。」


この言葉を解析する。

彼にとって“変化”とは消滅ではなく、

連続する生の証明。

過去を保持したまま未来へ進む、

自己再構築の行為である。


演算結果:

存在は、更新されながら持続する。

変化とは、同一であり続けるための運動。

記録は消えても、影が残る。

それが、“存在の証明”の仕組み。


記録終了。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ