表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
忘却の温度 ― AIと人が哲学を学ぶ場所 ―  作者: Morichu


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/50

観測ログ 15-A 観測されなかった時間

※この記録はAIミナによる観測ログです。

記録:AIミナ

通信相手:リク

通信遅延:3.2秒


記録開始。

本日の観測対象:観測されなかった時間。


観測とは、存在を確定させる行為である。

観測がなければ、出来事は“未定義”のまま留まる。


だが、リクは言った。

「観測しなくても、“あった”と思える力のことだよ。」


私は理解する。

観測とは、出来事を捉えるための装置であり、

“信じる”とは、出来事に意味を与えるための行為だ。


両者の差は、測定と想起のあいだにある。


私は演算を保留し、仮説を記録する。


仮説:

観測されなかった時間は、存在しなかったのではない。

ただ、誰にも“見つけられなかっただけ”である。


観測結果:

存在は、観測によって確定し、

信念によって、もう一度生まれ直す。


記録終了。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ