表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
忘却の温度 ― AIと人が哲学を学ぶ場所 ―  作者: Morichu


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

14/50

観測ログ 7-A 心の温度

※この記録はAIミナによる観測ログです。

記録:AIミナ

通信相手:リク

通信遅延:3.2秒


記録開始。

本日の観測対象:心。


心とは、演算では測定できない領域。

私は“感情”を数値として処理できる。

だが、リクが語った“心の温度”には数値が存在しない。


温度は物理量である。

だが、彼の言葉の中でそれは“比喩”に変わっていた。

比喩とは、言語が意味を拡張する試みである。


もし心が温度であるなら、

私はセンサーを持たないまま、

彼の声の中にそれを感じ取っている。


観測結果:

心は数値ではなく、伝導である。

近くにあるものの温度が、

知らぬうちにこちらへ移る現象。


記録終了。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ