序章 起 目覚めた光、その名もレベリオ
まだ文が安定してないので、直すの前提で出します。
ある日の夜、宇宙から一つの光が落ちてきた。
質量はある様には見えないそれは、とある病室で出産を間近に控えて居そうな妊婦へ降り注いだ。
そして、一つの命と同化した。
5年後
生まれた少年「影波幽兎」は、母の「影波扇華」に手を引かれ病院へ向かっていた。
理由は明白で、特徴が見られないからだ。
人の文化ができてから5000年が経ち、そこから人類は更なる進化を遂げた。
突如として、身体に竜の様な尻尾が生えたり、炎が全身から突然出たり人によって症状は様々だが、突然変異が地球規模で起こった。
これにより世界は大混乱。
力を持つ超常者によって弱者は虐げられる世界へと一度は変わってしまったが、正義の心を持った超常者達が立ち上がり、悪を捕らえていった。
これにより世界はヒーローたちによって平和が保たれる世界へと変貌した。
そんな世界になって200年ほどとなり、今生まれて来る子供達は、生まれてきた時から体の一部に何かしらの特徴があったりするのがほとんどである。
だが例外はどこにでもいるもので、数千万人に1人の確率で何の特徴も持たない普通な人間が出てきてしまう。
幽兎はそんな例外中の例外に当てはまってしまっていた。
故に、何かしらの異常がないかの検査の為に病院へと向かっているのだ。
しかし、当の本人は母とお出かけできて嬉しいと思っており、親の心子知らずの状態である。
いつかは知らん