#第一章【登場人物紹介】
【シドウ=ユウスケ】(ユウスケ)
主人公であり物語の語り手でもある。転移先の異世界でルナと出会い、城門にて探偵と任命され依頼を引き受ける。ルナの主人としての自覚は薄いが彼女を大切な相棒として扱う。
【ルナ】(ルナ)
ユウスケを一心同体の主人として慕うメイド少女。天真爛漫。主人への愛情の余り見切り発車を厭わない節があるがその容姿は絶世のもの。
【ニトレア・スカーレット】(スカーレット)
フロイト家のメイドを務めている。邸に住む使用人は彼女だけであり、いつも一人で全ての家事をこなしているらしい。ライカと仲むつまじい様子を見せる事もある。
【カンナ・F・ルベル】(ルベル)
フロイト家の主でライカの母。一見して童女の姿をしているが、中身は年相応のシングルマザー。過去に魔物と契約を交わした事による魔法能力を取得している。
【カンナ・F・ブラウニー】(ブラウニー)
ルベルのもう一人の娘でライカの姉に当たる。人間の父とルベルの間に生まれ、それが仇となったのか異物として魔物に排除されてしまう。生死、及び消息は不明。
【フロイト・ライカ】(ライカ)
初手の依頼主であるルベルの娘で、彼女の契約によって魔物の血を引いているため魔法の使用が可能であり金の魔法陣を主として操る。重力操作及び爆破攻撃などを得意としている。
【ルノアール・キース】(キース)
『賢者の劔』を手にした剣士の勇者。その肩書きに似合わず臆病な部類だが、剣士としての威厳も忘れておらず果断な一面でユウスケ達を驚かせる事もある。
【バビルニア・R・フィオラ】(フィオラ)
農村に住む猫耳をつけた亜人少女。魔王封印の際に刻まれた魔力によって異能力である魔力属性を持ち合わせている。その能力の本領は謎である。
【アルベルト・エイル】(エイル)
教会に居着いてしまった、アリサへの恋愛感情を募らせる少年。告白の機会を伺っている内に病気に侵され亡くなるが、その未練から霊として教会に度々現れるようになった。
【アナスタシア・K=K・アリサ】(アリサ)
有翼種の色白少女。教会を毎日のように訪れ、その姿は天使と呼ぶに相応わしい。エイルの初恋の人でもあったようだが、その本人と話したことはないらしい。
【アグネス・レバウディオ】(レバウディオ)
ルベルと契約を果たし、ブラウニーを連れ去った魔物の張本人。攻撃には赤の魔法陣を用いるがライカの魔力との関係性は不明。