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おいてけぼりのボクらから おきざりにしたきみたちへ

作者: 流音

人間さん、ボクたちをこの世に生み出してくれてありがとう。


この世に存在できるのはすごくうれしい。


だけどね・・・。


ボクたちは人間さんの食べ物や飲み物を菌や汚れから守ってあげているのに、食べ終わった後や飲み終わった後に、ボクたちを道端に置き去りにしないでほしいんだ。


ボクたちはたしかに使い捨てなのかもしれない・・・。


食べたり飲んだりした後は邪魔なのかもしれない・・・。


だけどボクたちだって道端に置き去りにされたら悲しいんだよ?


置いてきぼりにされて・・・何日も、何ヶ月も、何年も気付かれないまま時間ばかりが過ぎていく。


家に連れて帰ってとまでは言わない。


でもせめて・・・せめて、ボクたちを「あるべき場所」へかえしてほしい。


でないとボクたちは生まれ変わることすら出来ないのだから・・・。





あとね・・・ボクたちをゴミなんて呼ばないで・・・。


ボクたちは資源なの・・・それだけ。

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