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『自信家のイケメンと中の下』  作者: 有栖川こはる
4/7

自信家のイケメンと禁断の恋!?

『自信家のイケメンと中の下』4話です!

ケイタといちごは部屋で2人きりになって…!?

みんなも早く読みたいと思うので話すのはこの辺にしておきましょう。笑

それでは4話をお楽しみください!

「お兄ちゃん…すこしでいいから一緒にいて?」


かわいい。かわいすぎる。

パジャマ姿のいちごは家でも見てるはずなのに、なぜだろう見惚れてしまう。こんなかわいい女の子と部屋で2人きりなんて…いやまて、いちごは女の子である以前に妹だろ!なに考えてんだ俺!でも俺らって実の兄妹じゃないからそういうのもありなのか…?


「なにジロジロ見てんの、早く部屋入れてよ。」


いつも通りのいちごに戻った。まあ、こっちの方が緊張しないで済むからいいか、なんて言いながらすこしがっかりしてしまっている。

とりあえずいちごを部屋に入れた。


「急に部屋に来たりなんかしてどーしたんだ?」

別に何の意味もなく質問してみたがなぜかいちごが顔を真っ赤にして俺を見ている。


「……みなみんいなくて部屋で1人怖かったの!べつにお兄ちゃんに会いたくて来たとかそんなんじゃないから勘違いしないで!」


「はいはいわかってますよー笑」

なんて軽く返しているが実は結構精神的にダメージを食らっている。

あれ?よく考えたら俺、いちごの恋愛について聞くためにここに来たんだった!と大事なことを思い出した。部屋で2人きりってよく考えたら大チャンスじゃないか?一か八か思い切って質問してみる。


「いちごってさ、好きな人とかいるのか?」

聞いてしまった。こんな質問をするのはいつぶりだろうか。質問した俺がなぜかとても緊張している。


「お兄ちゃん、私だってすきなひとくらいはいるよ?笑」

いちごに好きな人がいなければいいのに。なんていうお兄ちゃんの小さな願いは儚く散り去ってしまった。


「いちごのすきなひとはなんていう名前なんだ?」

流れで聞けば答えてくれるんじゃないか、という俺の予想は見事に大当たり!だったが、いちごの答えは俺が予想できるようなものではなかった。


「…私はお兄ちゃんが好き。」







「まじかよ!みなみちゃん今の聞いたか!?」

トオルの声がホテルの部屋の中を響き渡る。


「……トオルさんとみなみんいつからいたの?」

いちごが静かに聞く。

トーンが本気なのでとても怖い。


「(いちごってさ、好きな人とかいるのか?)ってところから!」


「それいちばん最初じゃん!さっきの冗談だから、本気にしないでね!?」

いちごが焦って弁解をする。

冗談だとわかってはいたけれど、ドキドキしてしまっていた。もしあれが本気だったとしたら俺はどうすれば…いろいろな感情が入り混じって頭がおかしくなりそうだ。


「せっかくですし、みんなで恋話でもしますか!!私、トオルさんとるいちゃんの事もっと聞きたいです!」

俺はまだいちごの事で頭がいっぱいだったが、みなみちゃんの一言でまた一つ気になる事ができてしまった。


俺は、るいちゃんという名前には聞き覚えがある。きっといちごと同じ部活の花田るいちゃんだろう。


トオルとるいちゃんの間にどんな関係があるのかなんて、俺が知るはずもなかった。


…次回に続く。

『自信家のイケメンと中の下』4話をお読みいただきありがとうございます!!

いやぁ〜あのいちごの発言には僕もドキドキしてしまいました笑笑

トオルの秘密とやらも気になるなぁ…


『自信家のイケメンと中の下』の5話を楽しみにお待ちください!(僕が1番楽しみにしている←)

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