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◇3日目◇
この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
これは、私が命がけで記録を行ったある生物の観察記録である。
この生物はまるで人間の言葉を理解しているかのように振る舞い、その実まったく理解していない。
オウムやインコが何度も話しかけられた言葉をさえずったとしてもそれはしゃべったとは言わないだろう。それと同じようなものだ。
前置きはこの位にしよう。
◇3日目◇
昨日のケースによく似た別パターンを発見したのでここにその観察記録を掲載しよう。
課長が帰ってきたときのことである。
私「お疲れ様です」
観察対象「お疲れなさい」
私「はぁ!?Σ(゜д゜lll)」
◇3日目終了◇




