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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第4章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第四章73 【12月20日/初等部4年生活動中】13/運命の赤い糸?9

 【金髪の少女/シェリア】は、色々悩んだが、ようやく、【芳一】に逢うために、行動することになった。

 まず、彼女は【芳一】にDMを送った。

 内容は、

【ミスター唯野。

 初めまして。私は、【シェリア(SHELIA)プルスフィリア(PLUSPHILIA)】と言う者です。

 貴方に運命を感じているものでもあります。

 貴方の最高傑作、【フィクション・レジェンド】を見て、人生が変わった者でもあります。

 私は貴方の作品に衝撃を受け、その【アンサー・ストーリー】を作りました。

 タイトルはそのまま、【アンサー・ストーリー】です。

 これは、他の誰でもない、貴方に見せるためだけに作った作品でもあります。

 ずっと逢いたかった。

 貴方に逢いたかった。

 正直に告白するが、私は普通の人間ではない。

 色々と問題のある人間だ。

 だから、貴方と逢うのはとても勇気がいる。

 だけど逢いたい。

 とても逢いたい。

 なぜなら私のパートナーとして考えられるのは貴方ともう1人以外は考えられないからだ。

 もう1人というのは私と同性である女性だ。

 告白には勇気がいるが、私は【LGBTQ】の【クィア】というものに値する者だ。

 男性か女性か決まっていないと言える存在だ。

 この話をすれば、貴方は去ってしまうかも知れないと思うととても怖い。

 だけど、貴方と逢うためには隠し事をしてはならないと思った。

 だから、正直に話した。

 付き合って欲しいと言う気持ちもあるが、その前に1人の人間として私と逢っていただけないだろうか?

 私は愛というものがよく解らないが、貴方の事をとても大事に思っているのは確かだ。

 その前に、貴方に私の作品を認めて貰いたいと言う気持ちもある。

 だから、出来たら逢って欲しい。

 逢って、私の作品を見て欲しい。

 忌憚ない意見が欲しい。

 突然の申し出に貴方は戸惑うかも知れない。

 だけど逢って欲しい。

 お願いだ。

 私と逢ってくれ】

 というものだ。

 日本語に慣れていないと言うのもあり、日本人の感覚だとちょっと意味がわからない所もある様な印象のある文面となっている。

 海外の人と言う事もあると一見すると【詐欺】や【悪戯メール】として受け取ってもおかしくないだろう。

 実際に、10年以上前から【芳一】は、

【肉体関係を結びたい】

【一億7千万円投資したい】

【結婚したい】

【出逢って直接お守りを渡したい】

【セフレになりたい】

 などのちょっと怪しい内容のメールをたくさん受け取っている。

 今まではそれらは相手にして居なかったし、警察に相談してメールアドレスを変えるなどもしていた。

 だが、今回の【芳一】は違った。

 よく聞く話で、【結婚】する相手と初対面の時、この人と結婚するんだと思ったりビビッと来たと言う事があるが、それに似た感情を、このちょっと変な【文章】に感じた【芳一】は逢ってみようと思うのだった。

 そう思った【芳一】は【シェリア】にDMを返したのだった。

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