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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第4章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第四章60 【12月19日/初等部4年生活動中】4/【12月第3週金曜日】の配信4

 【芳一】と【ミイミ】の相談は続いている。

 【芳一】の提案は、【ミイミ】のストライクゾーンをとらえたのだった。

 それは、【ミイミ】の【写真】をパソコンに取り込み、【絵画風】に加工し、額縁を付けて、イラストを足してコスプレしたように加工し、次回でそのコスプレで配信に登場すると言うアイディアは【ミイミ】の中には無かったが、彼女の考え以上のものだった。

 思わず歓喜のあまり、【芳一】に抱擁したい気持ちを抑えるのに必死だったくらい嬉しい企画となったのだった。

 【ミイミ】からは、

「ギリギリ、【芳一】と付き合っても良いと思えるくらいには昇格したよ」

 と言われ、

「からかわないでくれよ」

 と言ったがまんざらでも無かった。

 本当に恋人になると言うのは冗談だとしても【芳一】と配信している5人ともかなりの好感度を持っているのは間違いないだろう。

 展開によっては・・・とも勘違いしたくなるのは【芳一】の男心と言う所だが、忘れてはならないのが、彼女達は元々、【ビジネスパートナー3人組】の【3次眷属】であり、彼女達とそれぞれ同じ【グループ】で活動している他の【トップスター】達は、【芳一】を好意的には見ていないと言う事である。

 他のメンバーはあくまでも【ビジネスパートナー3人組】をボスとして忠実なしもべとして活動しており、【ミイミ】達、5人が【ビジネスパートナー3人組】の【3次眷属】と【芳一】の【2次眷属】とを兼務している微妙な立ち位置の存在であると言う事である。

 あまり仲良くなりすぎると【ビジネスパートナー3人組】サイドが過剰に反応する恐れもあるため、【ミイミ】達とは、一定の距離感で接して行かなければならない立場であると言うことだ。

 それが、【芳一】にとって良い関係であるだけでなく、【ミイミ】達にとっても一定の距離を【芳一】と保つ事が、ベストな条件なのだ。

 確かに【芳一】から学べる事は非常に多く、彼と行動していると毎日が新しい発見をする事になり、彼女達も楽しく行動出来る。

 だが、同時に、【ビジネスパートナー3人組】と契約して、【世界的トップスター】として芸能活動をしていると言う事も忘れてはならない。

 【ビジネスパートナー3人組】を怒らせて、彼等と契約を解除されれば、彼女達は【世界的トップスター】の座を引きずり降ろされてしまうかも知れないのだ。

 だから、彼女達は、【芳一】にも【ビジネスパートナー3人組】にも良い顔をしなくてはならない。

 【芳一】には彼女達の【世界的トップスター】として維持させていく力は無いし、【ビジネスパートナー3人組】にも【芳一】の様に彼女達を楽しませる術を持っていない。

 だから、双方と一定の距離をとった関係で居るのが一番のベストなのだ。

 童話の中の【コウモリ】の様だと揶揄されたとしてもそれが、【ミイミ】達の生きる術なのだ。

 それが解っているから、【芳一】の方でそれ以上の関係になろうとは思わない。

 一定の距離を保ちつつ、仲良く行ければそれで良いと思っている。

 それを感じ取っている【ミイミ】達も【芳一】の対応には本当に感謝している。

 彼女達はどちらも選べない。

 出来れば両方と良い関係で居たい。

 そう言う切ない気持ちを【芳一】が理解していると感じているから信頼しているのだった。

 そんな感じで、ちょっと良い雰囲気になったが、また元の距離感となり、2回目の配信の相談を済ませたのだった。

 そして、【ミイミ】の2回目の配信も大反響に終わったのだった。

 こうして、

 【月曜日担当】/【イェナ】、

 【火曜日担当】/【ナユン】、

 【水曜日担当】/【チェユン】、

 【木曜日担当】/【ルオシー】、

 【金曜日担当】/【ミイミ】、

 のそれぞれの【12月の第3週】は全て大好評に終わったのだった。

 次回は年明けの【1月の第3週】となる。

 ちなみに、【1月の第3週】は、【1月12日の月曜日】から【1月16日の金曜日】が第3回の配信日となる。

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