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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第4章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第四章58 【12月19日/初等部4年生活動中】2/【12月第3週金曜日】の配信2

 【芳一】と【ミイミ】の相談は続いている。

 1つ目の企画として、【ミイミ自身】の【アクリルフィギュア】を使った【ジオラマ撮影】は、【クリスマス】と【イルミネーション】を題材にして【雪兎】の【ペーパーパズル】を作ると言う感じの大体イメージが固まっているため、後は作るだけとなっている。

 問題となるのは、2つ目の企画である【ミイミ】の【写真】を【絵画風】にアレンジして【額縁】もデザインすると言うものである。

 これだけだとまだ2つ目の企画としては弱いと【ミイミ】は言っていた。

 更に何かしらの付加価値を付けたいと言っていた。

 【芳一】は、

「じゃあ、動く絵画にしたらどうかな?目とかが動くとか?」

 と聞いた。

 【ミイミ】は、

「えぇ~?それってホラーじゃない?音楽室の絵の目が動くみたいでちょっと怖くない?」

 と言った。

「そうかなぁ~?ちょっと試しにやってみない?

 悪いけど、練習用に一枚写真をパソコンに取り込ませてくれないかな?

 簡単な加工をしてみるからさ。

 絵画風にするのはあっという間に出来るし、目を動かすのもそんなに難しい加工じゃないからすぐ出来ると思うよ」

「わかった。じゃあ、どれにしようかな~?あ、これっ。

 これが良いわ。これ送るね。これでちょっとやってみて」

「わかった。・・・ありがと。

 これを加工すれば良いんだね。今、ソフト立ち上げるね。

 ごめんね。ソフトが色々入っていてパソコン重いからちょっと時間かかるんだ」

「良いよ良いよ。ゆっくりやって。時間はまだあるんだし」

「悪いね。・・・お、立ち上がった。

 じゃあ、早速、君に提供してもらった写真を加工するよ。

 これをこうしてこうすれば、・・・ほらっ、あっという間にイラストっぽくなった」

「あ、ホントだ。面白いね」

「他にも鉛筆画風とかステンドグラス風とか色々加工出来るんだよね。

 また、プリントするなら【CMYK】で加工するとして、ネットなんかでみるなら【RGB】でって感じで見てみるとこうなるよ。

 ボタン1つでぽちっとなって感じで簡単に見れる。

 やり直しも出来るし、簡単な加工なら・・・」

「それより、目を動かしてみてよ」

「あ、ごめんごめん、そうだったね。目的を忘れるところだった。

 じゃあ、ちょっとやってみるよ。少々お待ちください」

「うん」

「・・・出来た。こんな感じで動くんだけどどうかな?」

「う~ん・・・あんまり良くないかな?ちょっと違和感あるかも?」

「じゃあ、この案はボツって事で他の案も考えてみよう」

「あ、これ何?」

「あぁ、これは反転させるやつだね。ショックを受けた時の画像として使えるやつだね。

 やってみるとこうだね」

「あ、面白い。他のは?」

「いや、脱線してるから」

「ちょっとくらい良いじゃない」

「え~?さっきと言ってる事が違ってない?」

「良いの。これは私をアピールする企画の相談なんだから。

 私が試してみたいと思ったものはやってみたいの」

「はいはい、わかりましたよ」

「解ればよろしい」

「姫の仰せのままに」

「だれが姫じゃ。私はスターよ」

「そうでした」

 と言う様にまるで付き合っているかの様なやりとりがあったのだった。

 こうやって試行錯誤を繰り返し、良い企画にしようと模索を繰り返したのだった。

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