第四章57 【12月19日/初等部4年生活動中】1/【12月第3週金曜日】の配信1
今日は【12月19日 金曜日】だ。
【金曜日担当】は11人組女性ダンスユニットで全員が高い歌唱力を持つ【タジュー】のトップセンター【ミイミ/本名 鈴本 未美】/【日本人メンバー】で【テーマ】は【自分のアクリルフィギュアを使ったジオラマでバラバラにしたペーパークラフトパズルを組み立てたり、ライティングを考えるなど工夫をする】となっている。
他の4人が2つ目の企画を配信に入れたと聞いた【ミイミ】も例に漏れることなく、2つ目の企画が欲しいと言ってきたのだった。
もちろん、1つ目の企画として、【ミイミ】の【アクリルフィギュア】を【クラフトパズル】と一緒に【ジオラマ】に飾ると言うのも忘れてはならない。
今回は時期的に【クリスマス】も近いと言うことで、【クリスマス】と【イルミネーション】をテーマとしてリクエストしている。
【芳一】は、【LEDライト】をたくさん使って【イルミネーション】で【クリスマス】を表現しようと思っている。
【ミイミ】の【アクリルフィギュア】だが、【サンタコス】のものを持参してきている。
これを配置したいと言うことなのだろう。
この【サンタコスチュームのミイミ】の【アクリルフィギュア】にあった【ジオラマ】を考えないと行けないと言うことになる。
【サンタクロース】のコスチュームを着けていると言うことからも恋人同士の【クリスマス・イブ】では無く、【プレゼント】を貰う【クリスマス】をメインに考えた方が良さそうだと【芳一】は判断していた。
あと、【ホワイトクリスマス】として、【雪】もあった方が良いだろう。
【雪】は綿などを加工して表現しようとも思っているが、フェルトも使いたいと思っている。
また、【イルミネーション】があるから夜の景色という事になる。
【ペーパークラフト】は【雪兎】にしようと思っている。
そんな感じで、第2回配信での1つ目の企画のイメージは大体固まっている。
問題は2つ目の企画をどうするか?だ。
【芳一】は、
「【ミイミさん】は、2つ目の企画として何か希望とかある?
他の人達も【チェユンさん】以外は、1つ目の企画に寄り添った形で、2つ目の企画を考えているんだけどね。
やっぱり、【ミイミさん】も同じ様な感じで作った方が個性が強調出来ると思うよ」
と言った。
【ミイミ】は、
「そうね。私だけ、自分推しみたいな感じになっちゃってるけど、やっぱり、2つ目も自分に関連した何かをやってみたいと思っているわ。
やっぱり、この配信を見てくれる人って私を見たいと思うから、私を全面に出してって思ってる。
って言ったら感じ悪いかな?」
と言った。
他の4人はちゃんとテーマを決めているのに自分だけ自分自身を全面に出している事にちょっと引け目を感じている様だ。
「そんな事ないよ。これはこれで良い企画だと思うよ。
正直、月曜日から木曜日の企画は僕だったら思いつきそうだけど、【ミイミさん】の企画だけは思いつきもしなかった。
だから、僕には無い発想として面白い企画だと思っているよ。
やっぱり自分に自信がないと出来ない企画だし、僕は別にお洒落じゃないからね。
自分のアクリルフィギュアを作ってそれを飾りたいとは思わない。
だから、これは【ミイミさん】の特性だと思うよ。
って訳で、これを活かして、企画を考えようよ」
「そう思ってくれる?・・・だけど、他に私を使った企画って何があるかな?」
「写真とか色々写してるでしょ?それ使って何か出来ないかな?」
「写真をデコるとか?」
「うん。写真を取り込んで、それを絵画みたいに加工してアートにしちゃうとか・・・」
「あ、良いねそれっ。それで行こうよ」
「そんなんで良いの?じゃあ、額縁とかも考えようか?
絵画って言うのは絵の部分だけじゃなくて、額縁も合わせて1つのアートだからね。
絵画に合った額縁をデザインするってのも1つの芸術作品と言えると思うよ。
僕はアート系の番組も結構見ていてね。
その番組でそう言う特集をしていた事もあったよ」
「へぇ~、面白そうね」
「画像編集ソフトを使えば、どんな絵柄に加工するとか選択肢1つで出来るものもあるし、写真を絵画の様にするのは結構簡単だよ」
「へぇ~、まぁ、スマホでも出来るしね」
「そうそう。問題は絵画の形にするセンスの問題だね」
「面白そう。ちょっとやってみようよ」
「うん。ちょっと待っててね、今、やってみる」
と言う感じで、和気藹々と相談をしていたのだった。




