第四章52 【12月17日/初等部4年生活動中】4/【12月第3週水曜日】の配信4
【芳一】と【チェユン】は、相談を続けている。
第2回配信用【ゲーム】として、【運勢ランキングカード】と言う【単語】を書いたカードを裏返しにして【12面ダイス】を降り、出た目の数だけ神経衰弱の様にカードをめくって【単語】を手に入れそのカードの半分以上のカードの単語を使って今日の運勢を作ると言うゲームを考えた。
例えば、【12面ダイス】で【7】が出たとしたら7枚の【カード】を引いて、その7枚の中から、半分以上、つまり、4つか5つか6つか7つの単語を使って今日の運勢を作ると言うゲームであり、それを多人数でやる事によって、誰の運勢が、一番良いかと言うのを後で判断すると言うパーティーゲームにもなるし、多人数でやらずに1人で楽しんでも良いと言う人数制限がほぼ無いゲームとなっている。
【芳一】は、【12面ダイス】では無く、【他のダイス】や【ルーレット】でも同じ様なルールで遊べるし、2種類のダイスを振って、出た目のどちらか好きな方の枚数を引くと言うルールにしても変化が楽しめるゲームになるなど色々アレンジが利くゲームであるとも説明した。
また、【1】が出た時、1枚引いて、例えば、【突然】と言う単語が出たら、今日の運勢は、
【突然・・・】
と言うことになる。
この様に占いにならない様な結果も出て、なんだそりゃ?と笑いあえる楽しいゲームでもある。
こういうゲームを作って、【チェユン】の友達なんかを友情出演してもらって遊んでみると言うのも1つの提案としてある。
【チェユン】は、
「これも面白いね。ホント、【芳一】は天才だよ」
と言った。
【芳一】は、
「ありがと。ただ、正直、天才の一言で判断して欲しくはないかな?やっぱり僕の発想は日々の積み重ねがあるからだよ。色々自分の中の引き出しに詰め込んでおいて、それを適当に出して組み合わせて新しい発想にしているだけだよ。
つまり、色んな積み重ねが無ければアレンジもしようがないって事だね。
発想力には自信があるけど、発想力だけじゃ、こうポンポンアイディアは降って来ないよ。
やっぱり、日々、色々、知識を追加する作業を繰り返しているから出来る芸当だという事は解って欲しいな」
と答えた。
「なるほど。説得力あるね」
「僕が何かをやっているのは日課になっているからね。
それを理解して欲しい。才能だけでこれが出来る訳じゃないって事だね」
「努力の天才って事ね。
何事も続けられるってのは才能だよ。大体の人は途中で諦めちゃうからね」
「そうだね。それはもったいない事だと思うよ。やり続けた先に見える景色があるのにみんなそれを見る前に止めちゃうからね」
「それが出来るのはやっぱり特別なんだと思うよ。
だから、【選ばれし者】になったんだと思う。
今更ながら、ちょっと劣等感持ったな」
「なんで?」
「私はそこまでは無理だったってこと。そこに行く前に方向転換してるよ。
これは私には向いてないってね」
「そんな事ないよ。君も努力の天才だよ。だから世界的スターって言われているんだと思う」
「こっちもありがと。良いね、才能をお互い認め合うってのは」
「そうだね。何か嬉しくなるね」
「ふふっ、そうね」
と何だか良い雰囲気になったのだった。
こうして相談した【チェユン】の第2回の配信も大好評に終わったのだった。




