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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第4章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第四章42 【12月15日/初等部4年生活動中】2/【12月第3週月曜日】の配信2

 【芳一】と【イェナ】は、【配信】第2回目に他のエッセンスを加えようと話し合いをしている。

 【芳一】は、

「漫画好きなら、僕が昔読んでいた漫画をまず、君にプレゼンするから、それを君の口からリスナーに紹介するってのはどうかな?」

 と言った。

 【イェナ】は、

「例えばどんな?」

 と聞き返してきた。

「まぁ、大体色んなジャンルは読んできたと思うけど、君はどんなジャンルが好きなの?

 少年漫画?青年漫画?、君は女子だから少女漫画かな?エロ漫画じゃないよね?

 まぁ、エロ漫画なんかは規制が入ると思うからやめておいた方が無難だけど、昔のであれば、僕は姉が読んでいた漫画とかも読んでるから、少しは少女漫画も解るよ。

 王道の少女漫画雑誌のものから女子が好きになりがちのホラー漫画なんかもね。

 有名作家のは大体読んでいるんじゃないかな?」

「ホラー漫画かぁ~、どんなのがあるの?」

「今は廃刊になっているのもあるけど、昔は結構色々出てたんだよね。

 今もあるかどうかちょっと解らないけど、

 【ブラックハロウィン】とか、

 【サスペンスホラー】とか、

 【ミスティックボンジョルノ】とか、

 【マジであったこえー話】とか、

 【ホントにあったのその話】とかね。

 大体読んでたな、その辺りはね。

 今はあんまり読まなくなったジャンルとしてあるのは【ホラー】と【悲しい話】があるけど、昔は無茶苦茶大好きでよくその手の話を読んでたな。

 【ホラー】は怖い物見たさってのもあって、怖い話をまとめた本とか小説も色々と読んだな。

 今でもいくつか覚えて居るね。

 【悲しい話】ってのは、昔はマイブームでね。

 悲しい話を読んで、それを数十倍にもっと悲しい話に作り変えて想像して、布団の中で想像して涙するってのが好きだった時期があるんだよ。

 特に可愛い女の子を薄幸の美少女にして、不幸な目に遭わせて、それをごめんって感じで、僕が助けて、大丈夫か?ってやるのが壺だったなぁ~」

「気持ち悪っ。変態ね」

「そう言われてもねぇ~。

 でも、そう言う経験をたくさんしているから、間違った事が大嫌いでね。

 今は大分、丸くなった方だと思うけど当時は、例え大物でも間違っていると思ったら噛みついてきたね、若い頃はね。

 なぜなら、僕はその当時、元々裏切り者として仲間から蔑まれていても改心した美少女が仲間のために命をはって事を為して、傷ついた時、自分が助けるって言うエピソードを作るのが大好きでね。

 日を追う毎に、エスカレートさせたエピソードにしていて、その一途なイメージの女の子のためにも、実生活でも不誠実な生活は絶対にしたくないと思ってたんだよ。

 だから、健全な生活に一役買ってるんだけどなぁ~」

「解った、解った。また、脱線してるって。

 本題に入ってよ」

「あ、ごめんごめん。またやっちゃったね。

 と言う訳でホラーの話なんかも話せるし、ラブコメなんかも結構見てるからある程度は話せるよ」

「そうねぇ~、ラブコメも良いけど、携帯端末とか当時の事情とかで事情が異なるから、今の話題として話すには、ちょっと難しいエピソードになるかも知れないな」

「そうだね。僕がよく見ていた話ってのはまだスマホとかあまり普及していない時代の作品がほとんどだからね。

 名作だとは思うけど、今の恋バナとして話すとちょっと違和感あるかも知れないか」

「ホラーにするわ。何かないの?」

「あるよ。じゃあ、いくつかあるからそこから、君が紹介する話を選択してね」

「あ、ちょっと待って。ホラーだと苦手な人とか居て、離れちゃうかも知れない。

 割とポピュラーなやつの方が良いかも?」

「じゃあ、少年漫画の方にする?王道の友情とか努力とか描いた」

「そうね・・・単純だけど、そっちの方がわかりやすいかも知れないわ」

「ちっちっち・・・少年漫画のバリエーションを馬鹿にしてもらっては困るねぇ。

 色々あるんだから、これが」

 という感じで相談は白熱していた。

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