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都立夢異世界部活学校(とりつゆめいせかいぶかつがっこう)/第4章  作者: 羽絶 与鎮果(うだち よしずか)
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第四章34 【11月15日/初等部4年生活動中】10/ウィズミートゥギャザーでデート?10

 【芳一/ヴェルシェ・ルゥク】の【ミッション】・・・3つ目のピックアップは、【83回目】の【ミッション】である。

 今回の【肉体条件】は、【自由】だ。

 ただし、【ミッション】は自分と全く同じ条件の【敵】と倒すと言う【自分自身】の偽者を倒すというものになる。

 強く設定するのは自由だが、当然、相手もその分同じだけ、強くなる。

 自分自身とどう戦えば、倒せるか?

 それを問われる【ミッション】となる。

 この難題をクリア出来る者はほとんど居なかったと言う超難易度の【13ミッション】の1つであり、これらは【デスサーティーンミッション】と呼ばれ、受講者の間で恐れられていた。

 【芳一/ヴェルシェ・ルゥク】はこの【ミッション】に対して、その魅力で【誰でもスカウト】出来る【能力】を持った【美少女】と言う設定にして、【スカウト合戦】を【勝負】の題材とする事にした。

 これならば、【肉体条件】は関係ない。

 要は、自分の容姿を利用して、如何に相手より強い相手をスカウト出来るかを見る勝負になり、人を見る力が評価される。

 敵対しているキャラクターは精神まで同じ訳ではない。

 精神ば全く同じであれば、自分が戦いを拒否すれば相手も拒否する事にあり、それでは勝負が成立しない。

 そのため、精神は異なると言う設定にしている。

 ならば、【心】や【思考力】の強さがこの勝負に勝つ秘訣だと言えるだろう。

 【芳一】はこれまで職を転々として来て、進んで仕事をしていて、出来ない社員などの尻ぬぐいを続けてきた人間である。

 また、ビッグサイトなどのイベントに行き、名刺を配り歩いて配った人と少しずつ話したりした経験もあるため、人の性格をある程度見る事が出来る。

 例えば会話では、

 人の文句しか言えない人には、無理の無い範囲で同調し、一定の距離感で話し、

 無趣味で口下手な人には自分の趣味を面白おかしく話しておどけて見せたり、

 恋愛が好きな人には恋バナを用意する。

 気むずかしい人にはその人が知っている事をあえて教えてもらいその人の自尊心を保つ、

 等々、相手によって話題を変えて、共感して貰える様にする。

 【芳一】はそうやってこれまで人と接してきたのだ。

 もちろん、このやり方に疲れるという人も少なからず居る。

 だが、大概の普通の人は色んな話題を持っている【芳一】の人柄に興味を持ち、少し話してみたくなるものである。

 【芳一】なりの人心掌握術である。

 こうやって、たくさんの【キャラクター】と会話をして、その【キャラクター】が何に興味を持っているか?

 何を得意としているかを探り、これだと思う【キャラクター】をチョイスして、味方に引き入れた。

 そして、5対5のチーム戦を行い、見事、圧勝で、【芳一/ヴェルシェ・ルゥク】が勝利した。

 【芳一】の凄い所は答えの無い所から答えを作り出す事が出来ると言うものである。

 それは他の人間の多くが出来ない彼独自の技能であり、大きな力と言っても良い。

 【精神】のみで評価されるというこの【来世】では彼の独壇場と言っても良いのではないだろうか?

 こうして、100のミッションをコンプリートして、最高の身体を手に入れて、【芳一】は【現世】に戻ってきたのだった。

 実は、途中、【消滅の危機】があったのだが、【芳一】は本能で、危機と出逢わないと言う選択肢で回避して事なきを得ている。

 【芳一】は生命の危機に対して驚異的な力を発揮するのである。

 こうして、【ウィズミートゥギャザー】の【アトラクション】/【リインカーネーション(輪廻転生)】を体験したのだった。

 以上だが、これだけだと味気ないので、もういくつか【芳一】達が体験した【アトラクション】を紹介しよう。

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