第四章26 【11月15日/初等部4年生活動中】2/ウィズミートゥギャザーでデート?2
【芳一】と【神娘/雪玲】と【ズィー】は三人で東京24区【狭間区】のウィズミートゥギャザーにデートに来ている。
20メートル背後には、
【唯野 芳果/4体目の御神体】、
【唯野 芳寿/4体目の怨魔体】、
【唯野 美和/リアライズ・イマジナリー・フレンド】、
【フィナレエンデ/七無神】、
【化門】/【抜狐】の【姫都音】、
【化門】/【祟狸】の【譚抜祈】、
の6名もしっかり付いてきている。
彼等はこの【ウィズミートゥギャザー】で様々なアトラクションを体験する事になる。
余りにも多くの体験をしていたのでこの場では表現仕切れない。
よって、その中のごく一部、特に気になったものをチョイスして紹介しよう。
それは、彼等が、【リインカーネーション】のアトラクションを体験したものになる。
9名全員が前世というものを一時的に体験して戻ってくる事になるのだが、9名全員を紹介する事は出来ない。
よって、このデートの主役、
【芳一】、
【神娘/雪玲】、
【ズィー】、
の3人と、【フィナレエンデ】を加えた4人に例を絞って挙げよう。
まずは、【フィナレエンデ】である。
彼女の前世は、【レアエルフ】と言う稀なエルフ一族だった。
前世で既に絶滅の危機となっており、一族繁栄のため、7匹の【七天竜】と言うエンシェントドラゴンを倒し、その力を得る事に一族の名をかけて挑戦した。
それでただでさえ少なくなっている一族のほとんどが死に絶えたものの、7人の【レアエルフ】が7匹の【七天竜】を倒し、【七天神】として名を上げるはずだった。
【フィナレエンデ】は【前世】では女性ではなく男性であり、【七天竜】の一匹、【千智竜ファナルエンダ】を倒した。
【千智竜ファナルエンダ】は多くの知識を持っており、かなり苦戦したが、思考を読めると言う【ファナルエンダ】に対し、【フィナレエンデ】の前世は、自分の思考を仲間の女性レアエルフに移して【思考読み】を防ぎ、見事倒していた。
そして、【ファナルエンダ】からその名をもらい、【ファナルエント】と名乗った時、【ファナルエンダ】が今際の際に話してきた。
『何が【ファナルエント】だ・・・忌々しいエルフの小僧が』
『僕はお前を倒した。お前の知識を貰い、僕は、千の知識を持つエルフの神、【七天神】となる』
『ふっ・・・ワシがただでやられると思うか?・・・お前には呪いをかけた。
万の時を生きるとされるお前達だが、お前の寿命は後100年。
100年後にはお前は死ぬ運命にある』
『何を馬鹿な。僕はまだ1200歳だ。たかが100年で死ぬわけが無い』
『それが死ぬんだ。そしてレアエルフとしての秘術、転生の術も使えない。
お前は男としては二度と生まれ変わる事はない。
残念だったな。お前の生はお前の代で終わりだ』
『ふざけるな。僕が死ぬだと?信じられるか?』
『信じる信じないはお前の勝手だ。だが、お前はレアエルフとしての生を全うする事なく死ぬ運命にある。
後、100年で何が出来るか考えるんだな。
それにお前だけじゃない。ワシの仲間である【七天竜】を倒した、7人の【レアエルフ】にも呪いが掛かった様だぞ。
お前達は【七天神】ではない。
後世に名前も残さない、【七無神(ななし)】に過ぎん。
我ら【エンシェントドラゴン】の力をかすめ取った盗人共には相応しい最後だ。
ふはははは・・・』
『黙れ・・・・』
と言う会話がった。




