35 会議
『思ってたよりいるのか·····。』
目の前の景色を見て、俺は自分の認識の相違を悟った。
〝元々森に住んでた生き残りの大半は、こっち側に着いてくれましたからね〟
栗鼠が、何やら口に木の実を押し込みながら思考を伝えてくる。
テレパシーは口を動かさなくていいし、聞き間違いすることも無いので、こういうときは便利だ。
『何気に、これだけの数の悪魔を見るのは初めてだな····』
鋏を軽く打ち鳴らす俺の目の前には、大きなテーブル(?)があり、それをぐるっと囲むようにして十人十色、多種多様な悪魔が騒がしく集まっていた。
俺と同じくらいのサイズのカエルや、少し小さめのトカゲ、もっと小さめのテントウムシ(?)らしき悪魔、イノシシみたいなの、芋虫みたいなの、蛾、鹿、ネズミ、····。
そんな種類も見た目も雑多な異形の集団が、ガヤガヤとひしめいている。
しばらくすると、ゴリラがやってきた。
先程まで騒がしかった広間の皆が、一斉にシーンとする。
〝明日、決行する。〟
「「ッ!!」」
発生した波のようなざわめきを、ゴリラが軽く手を挙げて静める。
〝仕掛けるのは昼、奴の眠りが深まった頃だ。〟
どうやら始まるらしい·····
悪魔同士の戦争が────、
========
ステータス
ディアボーロ・ゴリッラ _〝ネームド〟♂
名前【リィンカネーション】
Lv78(進化可能Lv120)(MAXLv200)
HP6500
MP11240
素早さ4300
攻撃力5280
防御力8980
魔攻撃1938
魔防御8200
スキル
鋼鉄化Lv14
拳闘Lv26
炎魔法Lv16
↓
【静かなる青焔】Lv6
パッシブスキル
・賢者の風格LvEXTRA
・大いなる知見Lv9
・内なる眼Lv7
============
ディアボーロ・ゴリッラ・・・その悪魔は、知恵を選んだ───、
鋼鉄化・・・肉体の一部を鋼鉄化させる。【硬化】からの派生スキル。
拳闘・・・拳を使った戦闘法。シンプルかつ効果的な攻撃を基本とする。
炎魔法・・・炎を操る魔法を使う。
【静かなる青焔】・・・ユニークスキル。その青炎は、対象を静かに焼き尽くす。
賢者の風格・・・賢く、理知的な雰囲気を醸し出す。
大いなる知見・・・自分より弱い相手のステータスが、大体分かる。
内なる眼・・・幻惑魔法にかかりにくくなる。また、少しだけ相手の心が分かる。




