23 禁断症状
ループ·····
疑問は残るが、まず間違いないだろう。
俺はこの沼地をループしている。
だが不思議だ。
前に自分の足跡があるという事は、俺はどこかで後方に飛ばされた事になる····。
再び地面の足跡を探すが·····
あれ···無い?
足跡が無い·····。
えぇ?あれ??
さっきまで泥にハッキリと足跡が付いてたのに···。
俺の頭がおかしくなったのか?
そうだ、一旦思考を止めるんだ。
座禅だ座禅····。
俺は目を閉じて内なる叫びに耳をすませた
····レ···ル····が····した····
ん?
····レベ····上····が····したい····
····。
····レベル上げがしたい·····
·····。
レベル上げだァァァァッ!!
奇声を上げて沼に飛び込む
うほっ、オタマジャクシだ!
おじゃまたくしってか?
正面から突っ込んできたオタマジャクシ(推定)を斜めに避ける
☾斬撃☽!
腹に切り傷を作ったオタマジャクシが水中に逃げ込む前に体を手でホールドする
よしっ!掴んだ!
このまま····☾斬撃☽☾斬撃☽☾斬撃☽!
[スキルレベルが上がりました]
斬撃Lv2→Lv3
うひゃァァァアァケケケケケケ!!
腹の傷から内臓を粉砕されたオタマの死体を投げ捨てて次の敵に備える
[レベルが上がりました]
Lv23→Lv24
ウピャァァァァァ!!!
左から飛びかかってきたオタマを、屈んで避けざまに腹に斬撃を打ち込む
「グロロッッ」
腹から血を流しながらオタマは沼地に潜ったが、俺には分かる。
····あの切り傷は致命傷だ。
沼地から体を引っ張り出して陸に上がる
よっこらしょっと····。
たった数分の出来事なのに、記憶が途切れ途切れで曖昧だ。
集中して疲れた体を地面に横たえる
奇跡的に無傷だ。
次の進化Lvは25で、今のLvは24····さっき致命傷を与えたオタマジャクシが死ねば進化出来る筈だ。
····ちょっと興奮し過ぎたかもしれん····何だよウピャァって····完全にやばい奴じゃん····。
[レベルが上がりました]
Lv24→Lv25
‹進化可能›
ウピャァァァァァァァァ!!




