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異世界では登頂成功!?

はぁっ… はぁっ…


白い息が前を遮る。


俺の名前は桂 空。今日は気晴らしに登山に来ていたのだが思った以上に雪が積もっていて危ない。


くそっ… 滑りやがる…!


アイゼンなんて付けていない靴はまるで氷上のように滑らかに動き出す。


「… 岩場を足場にしていこう」


そういって岩場の方へ向かった。体の重心が下になってしまった。


「滑る!」


形容しがたいけたたましい音とともに俺は滑落してその短い生涯を終えてしまった。


くそ… 来世は幸せな人生を送りたいな…

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