63話:つめこみ式方針決定
突然ですが、結構大きなガバを見つけたのでここにご報告致します。以下の設定を付け足させてください。
東エリアには銅ランクの依頼はありません。
それはあや達も知るところであります。
とりあえず設定的に捩じ込むべきはこれくらいなので、なにはなくともこれだけは納得していただけるとありがたいです。言い訳は下に置いときますので、気になる方はどうぞ。
↓言い訳
『東エリア(街)のクエストについて』
・東エリアにおいて、銅ランクにあたる依頼が存在しないという仕様を一切記述していないことに気がつきました。なんかもう普通に書いてたつもりでいました。すみません。
ただ、今から書き直すと結構きつい作業になるので、今はもうそういうものだという描写があった体でお願いします。
またいつか心にゆとりがあるときにでも訂正しますが、いつになるかは分かりませんし、展開に影響はありませんので、このまま読み進めてくださって大丈夫なはずです。
以後このようなことがないように気をつける所存ではありますが、何分ぽんこつですので多分またやらかします。ほんとすみません。
今後とも、姫的な彼女のゲームの話をよろしくお願い致します。
結論から言うと、まあ、なんだろう、なんだかんだπちゃんのステータスはかなり高いんだよなあっていう感じだった。迎え撃つ一撃に果たして意味があったのかは定かではないけど、πちゃんは結構余裕で……というにはいささかダメージが大きくて、特に装備なんて予備を引っ張り出さないといけないくらいの結構な損傷だったんだけど、それでもπちゃんはソフィの魔法を耐えきってみせたのだった。
低レベルなはずのソフィがπちゃんにそこまでのダメージを与えたんだから本当はそっちの方がすごいはずなんだけど、なんでだろう、どうしてかπちゃんの方がすごいように見える不思議。正直私とか跡形も残らないと思うくらいに、今までのとは別格の炎だった。
一体あれはなんなんだろうと、若干満ち足りていないながらも結構気分爽快っぽい様子のソフィは、訊くまでもなく意気揚々と解説を入れてくれた。
どうやら、というかまあ当然のことながら、あれはとあるアビリティの効果らしかった。
『過剰詠唱』という名前のそのアビリティの効果は単純明快、溜めて、放出する、のツーステップ。どうやらMPを詠唱用MPとしてチャージできるらしくて、魔法に必要な分のMPに上乗せしてそれを一気に消費することで威力を跳ね上げるとかどうとか。詠唱用MPは最大MPと同じだけチャージできて、ソフィはチャージの後にMPを回復してから魔法を放って、結果普段の四倍くらいのMPが乗った魔法になったらしい。そりゃあ火力も上がるよねっていう。
それだけだとなかなか使い勝手がよさそうだけど、チャージ状態で下手に動くと暴発したり、魔法を放ったとしてもその後にチャージした分と同じMPを自然回復で補充しないと魔法が使えなかったり、一定時間MP最大値が半減したり、まあなんのかんのと制約は大きいらしい。その上クールタイムが15分あるとかで、つまり最後の切り札みたいな扱いになるんだろうか、正直暴発っていうワードが怖すぎてなるべく使ってほしくないけど、ついこの前の全滅しちゃったときみたいなパターンは……いやあの状態で安静保つのは結構しんどいか……ナツキさんが運んでるなら大丈夫なのか検証したいようなしたくないような。
ともあれ。
なんにせよなんだかすごいアビリティを本邦初公開してくれたソフィには労いのなでなで、それはもう、あわよくばこのチャンスに機嫌を最高潮にもっていこうっていうくらいの意気込みで、めいっぱい可愛がる。
可愛がって。
いい汗かいた、とかいてもない汗を拭って、ふとπちゃんが静かなだなあと視線を向けると、πちゃんはひどく憮然とした表情で、サン・オブ・ジャスティスをちゃきちゃき言わせながらなにも言わずに立っていた。
目が合って、するとπちゃんは目を細める。
「終わったのかしら?」
「う、うん」
「そう」
拍子抜けするくらいに穏やか……いや、うん、ものすごい不機嫌ではあるけど、そのわりには静かに、πちゃんは歩み寄ってくる。そしてソフィを見下ろして、口を開く。
「あなたは完全に固定砲台ね。それ以上でもそれ以下でもないわ。弾切れだとかなにも考えずにひたすらに火力を追求しなさい」
「いわれるまでもありませんの。こんどはけしますわ♪」
「この私にかかればその程度造作もないわ」
「……まあ、たのしみですの」
どうやら思ったより効果がなくて若干不満が溜まったらしい、すっと表情から温度が抜けるソフィの頭を撫でなだめる。情緒不安定なのは相手がπちゃんだからなんだろうか、まあソフィの性質からして結構危うい関係なのは確かかもしれないけど、これから末永く付き合っていくつもりな訳だからぜひ仲良くしてほしい。いやほんと、なんかπちゃんも変な感じだし……。
なんて思ってると、πちゃんがキッと睨みつけてくる。
「なによ、そもそもあなたが」
「私が?」
きょとんと聞き返すと、硬直。
しばらくして、舌打ちとともに再起動。
「……ちっ、うっさいわね」
「ご、ごめん……」
「ごめんじゃないわよ!私の方が理不尽でしょうが!?」
「ええっ」
うがー!と吠えるπちゃん。
なにやら不安定感マシマシみたいだけど、それは自覚があるらしい、ぷんすこと怒っている風でありながらも目がうろちょろとさ迷っている。なにに困惑してるのか、それを突き止めるのはどうしてかあまり気が進まないから、とりあえず落ち着くのを待つ。
待って。
「ともかく!もういいわよあなた達!装備ができ次第連絡してやるからさっさとどっか行きなさい!?心配しなくても最高のものを用意してやるわよ!ほらさっさと消えなさいよ!」
うーむ、なんだろう、落ち着くどころか酷いことになってる。
大人しくこの場を立ち去るのもひとつありかなあとは思うけど、その前に。
「πちゃん」
「なによ!?」
「へいぱーす」
「は」
インベントリから取り出してひょいっと放ったそれをπちゃんは咄嗟に受け取って、そして硬直。
しばらく待っているとπちゃんは再起動するけど、手に持った例のあれ……西エリアで乱獲してきた謎の金属にばかり集中しちゃって反応はまだもう少し待たなきゃいけないっぽい。まあ、そりゃあπちゃんなら新しい素材とかすごい気になるよなあ……スクリーンショットとか撮っていいかな。めっちゃ可愛いんだけど。こう、職人顔πちゃんほんと、え、可愛い……うわあ、好きぃ……。
「あなたこれなん……いえ、いいわ!ありったけ全部よこしなさい!今回ロクな素材がないのはそれで許してやるわ!?」
「あ、いいものだった?」
「それはこれから分かることよ!」
「そっか」
せっかく乱獲してきたんだから、是非とも有効活用してほしいところだ。
けど、とすると少し時間がかかりそうかもしれない。
「いつ頃までかかりそう?」
「明明後日には完璧に揃えてやるわ!」
「明明後日?」
「色々揃えるから時間がかかるのよ!首を長くして待ってなさい!?」
「……うん」
πちゃんに会いに来る都合のいい理由、まさか明明後日になるとは……まあ、それだけ頑張ってくれるっていうことなんだろう、いまいちシステムが分からないからなんとも言えないけど、今から沢山期待していることにしよう。
「さあ分かったらさっさと行きなさい!なんならまともな素材を持ってきてくれてもいいのよ!?」
「ああ、そっか」
その手があった。
そっかそっか。
「なによ」
「ううん。そしたら、気兼ねなくπちゃんに会えるなって」
「……なに気持ち悪いこと言ってるのよ!さっさと消えなさいよ!」
「うん。きっといいもの持ってくるからね」
「いいからさっさと行きなさい!?」
これ以上はさすがにちょっとまずそうだから、退散。
どの言葉が刺さったのか明確にはちょっと分からないけど、なんとなくπちゃんのツボは分かった気がする。あまり触れすぎるとよくなさそうな気配はするから、しばらく様子を見ることにしようと思う。
そんなことを考えていると、私を抱く力が少し強くなる。
同時に、不機嫌そうな視線が幾つか向けられていたことに気がついて。
そこで、今更になって、πちゃんに入れ込みすぎていることを自覚する。
いやでもだって、AWでしか会えないし。
なんて言い訳はきっと、意味ないんだろうなあ。
■
なにかを始めるときにはとりあえず、なにを始めるかを決めなくちゃどうしようもない。
そんな訳でまあ、もはや決まりきった約束ごと、一段落着いたあとのお茶会にて、今後の方針を考えることにする。
というのも、つい先日の全滅を経て、東西南北それぞれのエリアをひとまずは探索し終えてみたから。いや、まあ終えるという程に探索してないけど、とりあえず雰囲気は掴めたかなって……あ。
「そういえば、ゾフィとなっちは北の森行ったことないよね。山はさっき行ったし、一回行っとく?」
「ぐどんなかめさんにきょうみはありませんの」
「概要程度は調べ済みですので結構です」
「そっか」
お花畑とか結構いい景色だから今度みんなでピクニックに行くのも悪くはないかなあとか思ってるけど、まあ、とりあえずクランホーム計画が一段落したらということにしよう。ここで下手に口にしたら知らない間に計画が進行しちゃいそうだし。
「それじゃあえっと……なんだろ」
「これからどのエリアで重点的に稼ぐかを考える」
「そうそれ」
軽く現状を纏めてみる。
一応目標金額は、十万マニ。これは思えば確認を取ってないけど、まあ、キリもいいしいいかなって。
それに対して、今現在の総資産額が……えっと……だいたい七千マニ……いやうん、酷いなこれ。密かにちょいちょい消耗品買い足したり主にスズの大剣とか修理してるおかげであんまり溜まってない感じ。いや、まあそもそも稼ぎが少ないっていうのもあるけど。西の街のクエストがなかったのもひとつ原因だろう。そう考えると、西はお金儲けには向かないかなあ。
ともかく。
目標に到達するには今の十倍どころじゃ足りない訳で、でも先が全く見えないっていう程でもないから、なんかざざっと集中的に稼いだら一月もいらないんじゃないかなと思えなくもなく。
現状はそんな微妙な感じの貯まり具合。
ついでに、とりあえず今のところお金を稼いで家を買う以上の目的もないから、まあそれならお金を重点的に稼ぐ方向で行くよねっていう。
で、そこまでいって本題。
じゃあ、どこで稼ぐのか。
別にどこか一箇所にこだわる必要もないから、特に深く考えなくてもいいよっていう前置きで、とりあえず一回みんなの票を集めてみた。
ら。
「迷界探索したーい!」
「しーて言うなら西っすかね」
「北。森」
「もりがいいですわ」
「西、でしょうか」
「おお、結構固まってる」
まあ四分の一はあってないようなものだけど、そっか、山はいないか……いやうん、多分そんな他意はないと思うけど。ないよね……?
「じゃあきらりんとなっち、西を選んだ理由をどうぞ」
「きぶん!」
うん、知ってる。だから訊いてないんだよ。別にいいけども。
気を取り直して。
「はいきらりん」
「え、あー、いやまあ、そんな特に理由はないっすけど、楽しさと稼ぎを両立できそうっすし。あと宝箱にまだ希望を残してるっす」
そんな死んだ表情で言っても希望を感じられないんだけど……?
まあうん、触れないとこう。
「なるほど。なっちは?」
「きらりん様と同じようなものですね。ポテンシャルは高いと思われます」
「ふむふむ」
西エリア、塔で迷宮で遺跡……なんかこう、統一した名称がないんだろうか、まあ、ともかく、その訳の分からなさに着目してみれば、確かにもしかしてという思いも抱けなくはない。宝箱とかレアなやつもあるかもしれないし、冥界もその設定的に結構期待値は高い、かな?
「じゃあ、……ゾフィから森を選んだ理由を聞こっかな。亀に興味ないんじゃないの?」
言いつつ、まあ、なんとなく分かるような気はするけど……いや、うん、というか、絶対そうだよなあって。
そんな私の思いを、結構ノリのいいソフィはきちんと読み取ってにっこり笑う。
「じおさいどはたのしいですわ♪」
「うん、やめようね。いやほんと」
実際火事とかそのまま適用されそうだから怖い。
生木とか関係なく焼ける火力だっていうのはよく分かったしね、うん。
というか、そうだ、ソフィが火しか使えないから下手に森に行くと……でも、アンズが同じ意見なんだよね。すごい不服そうだけど、それでも取り下げない辺り結構理由があってのことっぽいし。
「じゃあ、リコットは?」
「亀素材が結構いい値段で売れる可能性がある」
「え、そうなの?」
「確かなことは言えない」
だからこそ、ちょっと実験的にやっておきたいと。
まあ確かに、レベル的にも汎用性的にも結構いい感じなものの気はするけど、でもあそこまで過疎化してるところを見るとなんとなくそう上手い話もないんだろうなあと。純粋に強さに見合わないだけだといいんだけど、さて。
っていうところまでアンズが考えてない訳もないし、それを踏まえると一考の価値はありそうだけど。
「とりあえず、西三票に北二票かあ」
「ユアさんはどっちっす?」
「ユアさんの意見も」
「え、あー……」
そうか、こういうときは訊かれるのか。
いや、別にそんなおかしなことを言うつもりはないんだけど。
「私は、まあ、南かなあって」
うわ、露骨に疑わしそうな視線。
そんな色ボケに見えるんだろうか……あんまり強く否定できない気が……?
「いや、違うんだよ?ただ、あれが気になってて」
「『危険』の先はロックドットの群生地と採掘場」
「え」
「πに訊いた」
「おおう……」
すごい、速攻で先手を打たれた。
謎言語で記された分かれ道の道標、街へのルートともう片方の『危険』と表記されたそっち側にもしかしたらなにかあるかもとか、そういう理由が一応あったのに……いや、まあ、わりと結構ちゃんと考えてみた結果だから、他にも理由は用意してあるけど。
「えっと、そう、あとは、探索したら宝石とか見つかるかもしれないし」
「……別に、反対してる訳じゃない」
私の反応が、ちょっとよくなかったらしい。
言って、アンズはそっぽを向く。
そこで私は反対してるっっていう表情をできないのがソフィとの決定的な違いなんだろうなとちょっと微笑ましく思いつつ、改めて、πちゃんに対する私の態度を少し反省する。
アンズが一瞬感情的になる程度には、どうやら私は色ボケだったらしい。
それはさておきそんな顔はしていてほしくないから、隣のアンズを抱き寄せて、なでりなでりと可愛がる。するとソフィを筆頭にみんなが寄って集ってくるから、しばらく相談は中断にしてみんなを可愛がった。
セレムちゃんの驚く、こう、目をぱちくりさせるようなリアクションが、結構可愛いことを知りつつ。
「さて、じゃあ改めて再会しよっか。とりあえずみんなの行きたいところは出揃ったし、まあ、別にそこまで重要な感じでもないからとりあえず多数決でいい?」
つまりは、西エリア。
まあ一回探索したら次にまた別のところとかも全然ありだし、軽い気持ちで決めてしまおう。
そんな私の考えに、特に否定的な言葉はなく。
「じゃあ決まりで」
「よっしゃー!山登りだー!」
「ツルハシとか買った方がいいっすかね?」
「殴れば掘れそう」
「てつをとかしてみたいものですわ」
「危険物取扱者は持っていますが、火薬はあるのでしょうか」
……いやうん。
一票の格差問題はぜひとも是正すべきだと思うなあ。下手に意見を言えやしない。
……とりあえず、あんまりπちゃんとは遭遇しないように気をつけよう、うん。
■
《登場人物》
『柊綾』
・着々とπちゃんへの理解が進むと同時に露骨にぽんこつになる二十三歳。このメンツに囲まれながらπちゃんの優先度を九割くらいに上げれるのはホントあやだよなあっていう。やっぱりπちゃんはゲーム内で出会ってゲーム内でしか交流がないから他のみんなより目を奪われやすいらしい。ところで露骨にぽんこつっていう語感がめちゃくちゃ好きです。粗忽なとんこつみたいな。こつこつがいいんでしょうね多分。
『柳瀬鈴』
・はなから意見など聞かれない二十三歳。あやが本気を出せばスズの反応の九割くらいは狙って出せる。スズの分かりやすさとあやのスズに対する理解の併せ技。一割は多分シリアスな感じに病み全開のスズなんだろうなあとか妄想するけど、どうしてもちょっと年齢制限入りそうだからその設定はなかったことにする。過去編が更に描きにくくなった瞬間である。
『島田輝里』
・地味に影が薄い二十一歳。でもπちゃんとのやりとりで溜まった鬱屈がカフェの時に微塵も現れてない辺り進歩というか変化は見えるよねっていう。まずあれで鬱屈する時点でかつてのきらりんではないのだけれど。きらりんが今何を思っているのかはちょっと筆者にもよく分からないですが、結論はとりあえず決めたので特に問題はないかなって。
『小野寺杏』
・ソフィとかほかの面子はさておきπちゃんへの危機感が実は高めな十九歳。せっかく会えない日もあやと遊べるようになったのにそれを潰されるのは結構きつい。想像してたよりあやのπちゃんに対するぽんこつが酷かった。幸いなのはπちゃんは一切その気でないという点か。しばらくしたら少しは落ち着くと信じているけど、なにが嫌ってそこにいる自分に視線が届かなくなるかもしれないとか思っちゃうのが嫌。疑うことと不安になることは違うよねっていう。理性か本能かみたいな。
『沢口ソフィア』
・そろそろπちゃんの身元とか割り出そうと決意してそうな十一歳。別にどうということもしないけど、ほら、万が一のためにね……。さすがにそこまでやったらあやがどんな反応をするか未知数だからしない。作品的にそんな殺伐としてほしくないから絶対ない。
『如月那月』
・いざとなったら火薬とか作れる二十四歳。筆者にその手の知識はないけれど、元素っていうやつは時間と手間を惜しまなかったら結構手に入っちゃうじゃないですか。特にゲーム世界なら訳の分からん物質とかありそうだし、爆発物とかいくらでも拾えそう。まあそんなものナツキさんに持たせたら本気で別ゲーになりかねないから多分出ないけども。なお武器は―――
『天宮司天照』
・軸をぶれさせないようにするのが難しすぎてもう訳分からん二十二歳。混乱と警戒と、あやに対しての未だかつてない感情に精神がぐらぐら。あやに近くにいてほしくないし視界にすら入ってほしくない、でもそれを直接伝えるなんてもってのほかで、かといってなにごともないみたいに会話するのはできなくて、結果あんな訳の分からん感じになったんだと思うけどちょっと訳分からん。情緒とか不安定でもうあと一歩踏み込まれてたら怖くて引退してたレベルだけれど、装備作成パートに入ったから多分ひとまず忘れれる。あやの装備は、多分今回作らないし。いや、作るかも。どんな思いで作るんだろうか。




