表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/77

16話:激戦!……を眺めてすらいない

2019 2/1 誤字修正しました

2/4 誤字修正しました。誤字脱字って無くならないですね


強大なる亀との激戦です(背景)

 上。


 うん、上。


 上。


 なんの上かといえば、まあ、言うまでもなく。


 私は今、亀の上にいるのだった。


 亀の上。


 歩くお花畑の上で、領域を展開して座っている私。


 怖い。


 傍らにはアンズ。

 震える私に寄り添って、ずっとなでなでしてくれる。


 好き。


 あと、マジックボールくん達。

 これも寄り添って、ずっとふるふるしてくれてる。


 可愛い。


「アンズ……好き……」

「ん。私も」


 ……考えてみればこの空間、景色がぶんぶん動いてガックガク揺れて、マジックボールが支えてくれなきゃ正直死にそうだけど、幻想的でロマンチックではあるかもしれない。だって、好きな人と二人、こんな綺麗なお花畑で寄り添い合うだなんて、早々体験できるものでもないし。


 なんか、そう考えると少し、どきどきしてきた。


 スズときらりんが下で亀と一生懸命戦ってるから、さすがにそんなアンズに現を抜かすみたいなことはしないけど、でもどきどきくらいは許してほしい。ああ、でもちょっと恥ずかしい……こんな状況でもそんなことを考えるなんて、私って意外と脳内お花畑なんだろうか……。


 そんなことを思いながら、熱くなる顔を隠すように俯いていると、アンズがひょこっと覗き込んできた。


 そして私の思考を多分寸分違わずに理解してそっと悪戯めいて微笑むと、私の胸に手を置いた。


「ユアさん、どきどきしてる」

「ぅ、ぅあ」


 そんなの卑怯だと、言葉にすることすらできない。

 鼓動が全部アンズに伝わっていると思うと、それだけでもう、死んでしまいそうなくらいに息が苦しくなる。

 心臓の音が耳に煩くて、視野がどんどん狭まってくる。

 音が光が締め出されて、少しずつ私は世界から遠ざかって。


 気がつけば。


 気がつけばそこにはもう、アンズしかいない。


 ああ、もうダメだと。

 そんなことを思う私の手を取って、アンズはそっと、自分の胸に誘った。


 抗おうという意思すらなく、私はアンズに触れて。


「あ」


 それはまるで、私の鼓動が全部伝わったみたいな。


 激しく、熱く、弾む、小さな胸。


 驚いて目を見開くと、アンズははにかんだ。


「私も、どきどきしてる」

「……ぅゆ」

「なにいちゃいちゃしてんっすか!?」

「ぇあ?」

「……ちっ」


 突如響いた怒声に、意識が引き戻される。

 視線を向ければ、そこには大剣を肩に乗せて長槍で地面をぺんぺんしながらアンズを睨みつけるきらりんがいた。


 どうやら交代の時間らしい。


 もうそんなに経ってたんだ……気付かなかった。


 なんとなく申し訳なくなって縮こまる私の方にきらりんはずんずん近づいてきて、そしてアンズに槍の穂先を向ける。


「交代っす、早く行ってくださいっす」

「……分かってる」

「あ、めっちゃ硬いっすよ」

「ん」


 むすっとした表情で、最後に私の頭に顔を擦り付けてから、アンズはてくてく歩いていって、甲羅の縁から当然のように飛び降りる。その下は現在進行形で亀の足がドタバタしてるんだけど、大丈夫なんだろうか。


 大丈夫、なんだろうな、まあ、アンズだし。


 それでもちょっとヒヤッとして見ていると、きらりんは揺れる私の身体を抱くようにして背後に回り込んで座った。肩越しに覗く顔が近くて、きらりんの息が頬に触れる程だ。


 うっかりときめく私に、そしてきらりんは言う。


「じゃー早速仲良くするっす!」

「いちゃいちゃは駄目なんじゃないの?」

「いちゃいちゃじゃないっす!仲良しっす!」

「そっか」


 じゃあうん、まあ、いいんだろう、多分。

 きらりんと仲良くしたいのは、紛れもない事実だし。


「えい」

「へぁ……!」


 そんな訳で私は、手始めにぐいぐい身体を押し付けてみた。

 うん、なんだろう、これまでにない預け心地というか、絶妙なふにみを感じる。


 それだけでほとんど満足気味だったけど、同時にまだまだ仲良ししたいと思えてくる不思議な感覚に従って私は、おずおずとお腹に回されているきらりんの手に触れる。


「きらりん、リアルでもきらりんって呼んでいいの?」

「う、え、あ、も、もちろんっ、すよ?」

「ミミちゃんとかに聞かれちゃうよ?」

「あ、大丈夫っす。いちおう、その、相談とかしてたんっす。同じ専校で仲良くなったんすけど」

「うん。そうだったね」


 同じ専門学校を出て同期で入社、しかも同じ部署とくれば、中々噂になるものだ。なにせその専門学校から入ってきたのなんて、ここ最近この二人くらいだけだし。あんまり魅力ないからなあ、うちって。


 にしても、そっか、相談……恋愛相談だと、思ってみてもいいのかな。

 だったら、嬉しいんだけど。


 そんなことを思いつつ。


 きらりんとミミちゃんの仲睦まじい様子を思い描いて、微笑ましい思いになる。


「仲良しなんだね」

「ゆ、ユアさんの方が仲良しっす!」

「いいよ、無理しなくても。そんなことで怒らないよ」

「へ?」


 そんな意外な顔されると普通に傷つくんだけど、なんだろう、そんなに私心が狭いと思われてるのかな。


「あ、もしかしてアンズになにか言われてたりするの?」

「えぇええっとぉ……その、ちょっと嫉妬深い、みたいなニュアンスのことは」

「やっぱり」


 まったくアンズは。

 そんなところも、堪らなく可愛いんだけど。


「大丈夫だよ」


 なんて言ったのか今度訊いてみようと思いつつ、きらりんの腕をさする。


「私はそういうきらりんのことが好きなんだから、きらりんがミミちゃんとどんなに仲良しでも、むしろ嬉しいくらいだから」

「それはその、ありがとうっす」

「うん。それにきらりんの『好き』は私のものだもんね」

「そ、そう、っすね」


 その肯定が、心に染み渡る。

 きらりんが私を好き。


 うん、仕事が楽しみになってきたかもしれない。


「そうだ、今度ミミちゃんと一緒にご飯食べよっか。私の知らないきらりんとか、聞いてみたいかも」

「ええ!?いや、あれっす、ちょっとやんちゃだったっすから、その、」

「んー。じゃあきらりんが話してくれる?」

「そ、れは、いや、いやいやいや、は、恥ずかしいっすよ!」

「じゃあミミちゃんに訊いちゃおっかな」

「それだけは絶対だめっす!」

「じゃあ一緒にお昼食べようね」

「うぐぅ……」


 結局きらりんは渋々ながらも頷いて、三人で一緒にお昼ご飯を食べることを了承してくれた。ミミちゃんとはあんまり話したことないけど、きらりんのこといっぱい聞けるといいな。


 などなど、きらりんと仲良くしていると。


 ―――ぉぉぉぉぉおおおおおべぶぁ!?」

「うわっ!」

「ちょ、なにごとっす!?」


 ずしゃあああっ、と花弁を撒き散らして滑るそれは、なんというか、ちょっと意味分からないことに、スズだった。マジックボールが止めに入らなければ私を引き潰していてもおかしくないくらいの勢いで飛んできただけあって、見るからに虫の息という様相で腕とかねじ曲がっている。それでも大剣は落としてない辺りに執念を感じるけど、私としては大剣より命を大事にしてほしいんだけど。


「だ、大丈夫?」

「ぐ、はっ……だ、だいじょぶい……」


 よろよろと持ち上がるピースサイン。

 大丈夫じゃなさそうだけど、少なくとも致死的なダメージはないらしくて、少しずつ傷が癒えていく。こういうときに割合回復はとても便利だ。スズの場合、自動回復のアビリティもあるみたいだし。


「な、なにがあったんっす?」

「……あたま殴ったら大剣ごと吹っ飛ばされた」

「おおぅ……よく分かんないっすけど、お疲れっす……」

「…………ぃよっしゃあふっかぁあつ!」

「早いっすね!?」

「ここは任せていくがいー!」


 がばあっと起き上がって謎にポーズを決めるスズだけど、なんとなく表情が硬いからまだそこそこ辛いんだろう。安心させるために無理したというよりは、いけると思ったら全然そんなことなかったっていう感じだろうけど。


 ともあれ少なくとも私を支えるくらいは全然できそうということで、チェンジ。


 だけどきらりんが亀から飛び降りるなり、鎧から服に着替えて膝枕を要求してきた。

 支えとは一体……という感じだけど、まあ頑張ってくれたねぎらいくらいはしてあげてもいいだろう。身体も辛そうだし。


 そして私のももに頭を乗せるなり、スズは頼りなく顔を歪ませる。


「ユアぁ……死ぬかと思ったよぉ……」

「あんまり無茶しないでね」

「ユアにかっこいいとこ見せたいんだもん」

「……そっか」


 拗ねたように言うスズの頭を、そっと撫でる。

 くすぐったそうに身をよじるそのおでこに、一つ口づけを落とした。


「かっこいいよ。リーン」

「むふー!ならよし!」


 嬉しそうに笑う顔を見ていると、AWをやってよかったと思えてくる。

 考えてみればきらりんと両想いになれたきっかけもAWだし、本当にいいことずくめだ。


 しみじみ感じ入ったりしつつ、それからスズから亀の話を聞いた。


「いやー、亀強いよー!めっちゃ硬いしすっごい暴れるし!」

「うん、硬さはよく分かんないけど、確かに暴れるね」

「でもでも!最後の一発でちょっと頭に刺さったんだよ!剣が!」

「おお、凄い」

「でしょー!」


 褒めて褒めて!と表情でねだるスズをわしわしと撫で回す。犬を可愛がってる気分だけど、考えてみれば犬を飼ったことはないから、つまりこれはやっぱりスズを可愛がっているということなんだろうとか、下らないことを考えちゃうテンションになるくらい撫で回す。


 そうこうしている間にダメージは完治したらしくて、スズはがばっと起き上がると、今度は私を膝枕したいと言い出した。なんだかそういうのは久々だったから、特に躊躇うことなくスズのむき出しなももに頭を乗せる。


「ん、ぅや、これ擽ったい!」

「あー、髪チクチクするかも」

「でもぜ、んぜんだっいじょうぶぅ!?」

「全然大丈夫じゃないと思うんだけどそれ」

「ユアっ、膝枕らす、るぅ、のー!ひゃふっ」


 されてる側としても、そこまで擽ったがられるとなんか凄いもぞもぞ動いて気になるから、無理しないでほしい。


 それでも頑張ると言うからしばらく奮闘してみたけど、結局スズがギブアップして、私を後ろから抱き締めるようなポジションに落ち着いた。

 鬱憤を晴らすみたいに髪に顔を埋めてすはすはされるから、私としてはやっぱりちょっと落ち着けないけど。


「ところでスズ」

「んにー?」

「頭に剣が刺さったのはいいけど、結局どうなの、勝てそう?」

「んー……なんか最初はあれだったけど、思ったより強くないんだよねー」

「そうなの?」


 あの大きな足とか、巻き込まれたらそれだけでミンチになること間違いなしだと思うのに。


「なんとゆーかねー、硬いし凄いけど、突進とか噛みつきとか分かりやすいことしかしてこないんだよー」

「ああ、なるほど。時間をかければ、っていう感じなんだ」

「そーそー。どんくらいかかるか分かんないけど」


 確かにまあ、もうそこそこ戦ってるはずなのに勢いが全然衰えてないところを見ると、いまいち倒しきれるイメージが湧いてこない。もうちょっとステータスを鍛えてたなら違ったのかもしれないけど、ないものねだりをしたところで意味はないし。


「まあ気長にっていう感じかな」

「そゆことー。まー戦ってるだけで経験値くれるしいいんだけどね」

「え?そうなの?」

「かったいモンスターにガンガン斬りかかってるからね!ユアもずっと魔法使ってるから入ってるとおもうよ?」

「知らなかった」


 言われて確認してみると、なんとまあ、本当に入っていた。100ポイントほどだけど、確かにEXPが増えている。効率がいいのか悪いのか、どっちにしてもとりあえず溜め込み中だから、今なにをどうするっていうつもりもないけど、降って湧いた感じがしてちょっと嬉しい。


 僥倖僥倖。


「なんか、是非とも倒したい感じ」

「まっかせろー!」


 頼りになるようなならないようなことを言って、ぎゅっとしてくる。

 まあ少なくとも私ができることはここで領域を張り続けておくことだけだし、少しでも英気を養ってくれればそれでいいや。


 そんなこんなしている間に時間がやってきて、一周回ってアンズにチェンジ。


 ……きらりんとスズは、まあ分からないでもないような気がするけど、アンズは一体どうやって上がってきたんだろう。見たところ最初みたいにぶん投げられたっていう訳でもなさそうだし、ちょっと気になる。


「普通に、よじ登った」


 気になるままに訊いてみたところ、そんな答えが返ってきた。


 いや、いやいや、それはない。


「だって、凄い暴れてるよ?」

「勢いがついて、むしろ楽」

「普通そうはならないと思うんだけど……やっぱりリコットは凄いね」

「照れる」


 てれてれすりすりと身体を寄せてくるアンズに、危うくまた胸が高鳴りそうになる。


 というか、まあ、ちょっと高鳴った。


 けどきらりんに怒られちゃうから、頑張ってちょっとに抑えた……抑え、られたのか正直微妙だけど、そう思うことが大事だと私は思う。


 さておき。


「そうだ。アンズにも訊いてみたいんだけど、亀の調子はどんな感じなの」

「……多分、このままだと勝てない」

「え?」


 意外なことに返ってきたのはそんな言葉。

 自信なさげな内容なのに、その言葉に対する自信は揺るぎなくて、私は驚いて目を見開く。


「リーンは時間をかければ勝てそうって言ってたんだけど、どうしてそう思うの?」

「私はともかく、リーンときらりんの装備が損耗している」

「あ……そっか、かなり硬いんだっけ」


 そりゃあ鉄の塊でも、何度も打ち付けていたら壊れるに決まってる。前回やめる前に村で装備品の修理はしていたけど、それにしたって道中の戦いのおかげで万全でもない。


 それはどうしようもないかもしれないと思う私に、アンズはダメ押しとばかりに更に続ける。


「それに多分、ちょっとずつ再生している」

「え」

「細々とした傷が無くなっているのを確認した。今は上回ってるけど、多分武器が駄目になったらもうどうしようもない」

「それは……ほんとどうしようもないね」


 でもだったら、どうすればいいんだろう。

 逃げるにしても、あの速度はどう考えてもきらりんやスズの最高速より速いし、足止めの策も思いつかない。とすると最悪、一回諦めて大人しく死んでしまうとか……。


 意識を、亀の下で戦っている二人に向けてみる。


 走る足にすれ違いざま大剣を叩きつけて、諸共に弾き飛ばされるスズ。

 器用に亀の頭に乗って額に連撃を撃ち込みつつ、頭の一振りに合わせて離脱するきらりん。


 ……これに潰されるのかぁ……怖いなぁ……。


 自分で考えて自分で恐ろしくなっていると、きゅ、と身体が抱き寄せられた。


 見ればアンズが、真っ直ぐに私を見据えている。


「ユアさんは死なせない」


 そう言うアンズは、少し怒って見えた。

 私の情けない想像を、とんだ侮辱だと言わんばかりに。


 ……多分きっと、ここにいたのがアンズじゃなくてもそうなっていたんだろうと。


 それを確信させられた私は、そして決意した。


 必ずみんなで生きて戻ると、所詮ゲームの中だからこそ、強く、強く。


「あ、やっばこれうにゃあああ―――!?」


 ……ダメかも。


 ■


 《登場人物》

(ひいらぎ)(あや)

・なんだかんだ言いつつ亀の上に座っていちゃいちゃしてるだけな二十三歳。どんな決意しても足でまといは足でまといな訳で、パーティの精神安定剤以外の役割は無理。もっともこのパーティにおいてそれは必要不可欠な役割なのだが。別になにか覚醒したりとかはないです。あとこいつなんか恋人ヅラしすぎじゃね?という感じだが、あやにとっての好きはそれくらい重い言葉ということです。英語でLoveみたいなノリ。


柳瀬(やなせ)(すず)

・パーティ内ダントツの総飛距離を有する二十三歳。ほぼ攻撃の度にぶっ飛ばされているくらいで、今くらいのVITと鎧がなければ既に二桁は死んでいる。自然治癒がなければ倍プッシュ。それでも一応DPSでみればきらりんに微妙に勝っている辺り高ステータスの面目躍如と見るべきか、それとも迫れるきらりんがやばいと見るべきか……多分後者。実はローテーションの時点で鎧がベッコベコになっていたりするが、へこんでても防御性能そんな変わんないんっすよこれ。でも割れて歪んで断片がちょっと皮膚を抉ったりするのはちょっと辛い。


小野寺(おのでら)(あんず)

・密かに新しい魔法を覚えていたりするが一切記述されていない十九歳。君も他の人の場面喰ってるから仕方ないよね。ちなみに新しい魔法は『光槍(セイントジャベリン)』と『光陣(ホーリーサークル)』の二種類。光の槍をぶっぱなす魔法と一定範囲全体にダメージを与える魔法。ぶっちゃけサークルとか消費の割に威力低いし半径1mくらいだしフレンドリーファイアするしでジャベリンしかろくに使えない。近距離に寄られたときの緊急避難的な役割なので実はバインド効果があったりするが、バインドさん雑魚にしか通らないんっすわ。ジャベリンは高射程とそこそこの威力を兼ね備えた優秀な魔法、スプレッドとの相性も中々のもの。サークルェ……。でも密かにずっと忘れ去られてるもう片方の初期魔法さんよりはマシ。ここまできたらいっそ墓場まで持ってってやるよ。


島田(しまだ)輝里(きらり)

・火力上がるアビリティもない上にほぼ初期装備な武器でスズばりのDPSを叩き出しちゃう二十一歳。スズがボッコボコ、アンズは依然として燃費があまりよくないというこの現状においてどう考えてもMVPでしかないが、別にだから描写が増えたりはしない。ミミちゃんとは同じ専門学校生だったが、なんの専門学校なのかはちょっとよく分からない。卒業したら休みが適度にあって残業手当も厚く給料もお高めな仕事に就けるような専門学校らしいですよ。ミミちゃんを出す流れが作れて筆者としては大満足、男性遍歴とか包み隠さず開けっぴろげにしてやろうか悩んでるけど可哀想だから止めておくか。


亀戦は次で終わります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ