宣告 宣言
あの日は何も無かった。いつもの様に学校に行き、いつもの様に家に帰り、いつもの様に強盗に会い、殺される…
「って、いつもじゃねぇ!」
司は真っ黒い空間で目を覚ます。強盗に刺された場所は塞がっている。
「あ?俺死んだんじゃねーの?」
『そのとーり!君は死にました!』
そこに居たのは白髪で白い服きた7、8歳の女の子がたっていた。
「…誰?」
『私はー…君たちの世界でいう神ってやつ!』
この女の子は何を言っているのだろう。と司は思った
『君は強盗に刺されて死にました!だけど1回だけ生き返るチャンスをあげる!』
「…は?」
俺は三途の川を渡らなくていいのか、もしくはまだ意識が戻ってないだけなのか。司は混乱していた。
『このチャンスを逃せば君の両親を殺したやつへの復讐も無くなるよ!』
「…!その話…乗った。アイツを殺せるなら俺はなんだってやる」
司の目には復讐の炎が見えた。どす黒い感情と共に
『その言葉が聞きたかった…!さぁ、君の復讐相手がいる世界に転生させてあげよう!スキルと魔法の世界エルシアへ!』
「必ずあいつを殺してやる…!」
『君には魔王になった復讐相手を殺す。簡単に言えば世界を救って欲しい。』
「いいぜ。なんでもしてやる」
こうして司は神がいつの間にか用意したでかい扉の前に立つ
『携帯は使えるようにしておくから、困ったらいつでも掛けてきてね!それじゃ、君の冒険譚を始めよう!』
その言葉を合図に扉が開く。転生なので赤ん坊からだが、やることはひとつ
「あいつを殺す」
復讐の魔王 神代司の復讐劇が今ここに始まる