あかり、家建てるってよ
ちょっと読みやすくしてみました
「うーーーーーーーーーん。どうしようかなぁ」
「あれ?どうしたの?西ちゃん」
「その呼び方やめてよあかりちゃん。いやぁある近所が家をたてたいって言っててさ。有能そうなのを連れてこいって言われたんだけどそんな子いたかなぁって」
「あれ、西ちゃん知らなかったっけ。いるよ。」
「え?どこに?」
「ここに」
圭先生、伶「どうしてこうなった」
深月「私たちも手伝うの?帰っちゃ駄目?」
黄葉「駄ッ目で~~す☆」
深月「あんたに言ってないわよ!」
佐里「これが敷地内か?広くね?」
伶「確かに。結構大きく造るのかな」
「おっまたせーーーー!」
そう言って作業服にパソコンを持ってあかりが登場した
そう。あかりの言ってた有能な子は
本人のあかりのことだ
あかりは将来についてこんなことを言ってた記憶がある
あかり「一番凄い人って想像して造れる人だと思うんだ。だから私はそんな人になりたい!」
ということで設計を考えてそれを造るという大工になりたいと
そういうことになったらしい。
あかりにそんな力があるのかどうかは別として
まぁ面白そうだなとは思った
あかり「ということでまだ考えてないとこあるけどアバウトには考えてきたよ!」
そう言って皆にパソコンの表示を見せる
その内容はとてもアバウトとは言い切れないものだった
ずばりすばらしいものだということ
深月「これになにをつけさせるつもり?」
あかり「ん?まぁネジの位置とかトイレの位置とかそこら辺かな」
黄葉「ネジの位置は分かるけどトイレはいいんじゃないか?」
あかり「なにを言うか!ホテルとか新しい家に入る時は一番に探すのはトイレでしょ!」
伶「なんか熱弁してきた!」
佐里「んまぁそこら辺はあかりに任せてそのアバウトな設計を造っていこうぜ」
圭「そうだね。もうすぐお手伝いさんも来るから早めに終わらせようか」
こうして僕たちの工事は始まったのだった
皆の意外な一面が明らかに!?
次回もお楽しみにね!