8限目・・・計画中…
前回、間違えてはいけないところを間違えてました!
もう直しましたが…すでに見てしまった人、本当にすいませんでした!
次回からはこんなことが無いようにしたいです。
ー幸一視点ー
「ん…っと」
んん、もう朝か。って言ってももう11時だけどな。
さて、何しようかな。……ん~、何にもすることがない。二度寝するにしても今は眠くねぇし…。
仕方ない、学校にでも行くか。
というわけで学校。今は教室の前。
今日は金曜か…この時間帯って確か……
【ガラッ】
【シュシュシュ】
やっぱりかい。
「よっ、ほっ、はっと」
「ちっ!またはずしたか!」
「いや、当たったら死ぬでしょう」
正樹が俺の代わりにツッコむ。が、しかーし!そのツッコミは間違っている!
だって……
「俺は当たっても死なねえよ?」
「そこは死んどけよ!人として!」
死んどけって…こいつは俺のことが嫌いなのか?
「おい、笹本。今日は何で遅れた」
「寝てました」
先生の問いに間髪入れずに答える俺。
「そうか…………死ねぇ!!」
そして俺に殴りかかろうとする先生。まったく、ワンパターンなんだよな。
「よっと、旋風弾!」
攻撃を避け、追撃を入れた。
「ぐはっ!!」
【ドッガーン】
あ、やべ、力の加減間違えた。
先生外まで吹っ飛んじまった。まぁ、あの先生なら大丈夫だろ。
去年うちのクラスだった奴は落ち着いてるが違うクラスの奴は焦ってたな。
ま、気ニシナーイってことで。
「ねぇ、幸一君」
「んぁ?なんじゃいな、理緒」
「実は…ちょっと、相談したいことがあって……」
おお、俺が相談受けるなんて珍しい。
「ああ、別にいいぞ?」
「ありがとう。それじゃ、ここじゃあ、あれだから一緒に屋上行こうよ」
「そうだな。そんじゃ行くか」
〈屋上〉
お~、いい風だ。なんかまた眠くなってきちまったい。
「それでね、幸一君」
「んぁ?」
「えっと、相談したいことなんだけど……」
「おお、そうだったそうだった。…それで?」
「あ、うん、……正樹君と玲奈ちゃんのことなんだけど…」
あいつらの?
「あいつらがどうかしたのか?」
「うん……実はさ、あの二人、両想いなんだよ」
は?
「でもね……」
「ち、ちょっとまて。話が急すぎて分からん」
「あ、ご、ごめん。いま説明するよ」
~説明中~
おお、これって楽だな。
「……ってことなんだけど…分かった?」
「ああ、つまり、なかなか素直になれない二人をくっつけるために俺に助けてほしいと」
「う、うん。そういうこと」
「どうしようかな。正直、メンドイし」
それに、なんであいつらのために動かなきゃいけないんだ。
「そ、そんなこと言わないで、お願い!!」
なっ!?
「わ、分かったよ////」
う、上目使いは反則だろう……。顔、赤くなってねーよな!?
「幸一君?顔、赤いよ?」
なってたよ……。
「き、気にすんな。俺が暑がりなだけだ」
「そっか。分かった」
ふぅ、あぶねーあぶねー、なんとかごまかせたぜ。
しかし、……なんなんだ?この胸の高鳴りは……。
というわけで第8話です。
なんだか幸一が理緒を気にしてますが、この二人がくっつくのはまだ結構先です。いろいろ考えてるのですがなかなかまとまらなくて……。
さて、今回も新しい技がでましたので、解説です。
旋風弾・・・手のひらに氣で風を集め、高圧縮した球を相手にぶつける技。
かなり吹っ飛ぶため、めんどくさい相手の時に便利。