千年越しの桜
処女作です。
「桜を見つけに行こう!!」
そう決めてからの行動は早かった。自分の部屋を飛び出して、一階で話していた父さんと母さんを見つけるやいなや、
「桜を探しに行っていい?」
そう口に出していた。
「駄目に決まっているでしょう!」
と、母さんは強く反対したけれど、父さんは黙ったままだった。
諦めきれずに、何度もお願いしていると、
「あなたからも言ってあげて下さい!」
「……良いんじゃないか?こんなに行きたがっているんだから。」
その言葉に両手を挙げて喜んでいると、
「その代わり、昼には帰ってくるんだぞ。」
と父さんが言った。
「はい!」
返事をすると、居ても立ってもいられずに、すぐさま家を飛び出した。
家の扉が閉まる寸前、
「いい……で…か?まだ……子…小さいのに……」
「大…夫…ろう、今日…代替わり…日………から」
父さんと母さんの会話が聞こえた気がしたけれど、既に僕の頭の中は桜のことでいっぱいだった。
***
森の中を歩いている内に、勢いよく飛び出したは良いけど全く探す方法を決めていなかった事に気づいた。春も終わりが近づいてきて、本来なら桜はもう散っているはずだ。
(いや、どこかに絶対にあるはず)
そう思い、森を歩いていると、木の上で寝そべっているリスを見つけた。
「ねぇ、リスさん。どこか桜が咲いている場所を知らない?」
「なんだ、急に。桜だって?おいおい、もう春も終わる頃だぞ。桜なんて咲いている筈ないだろう?」
「でも、その咲いていないはずの桜を探してるんだ」
そう言うと、リスは肩をすくめながら、
「悪いが、知らないね。そこいらの木に聞いてみたらどうだい?同じ植物だし、何か知っているかもしれないぜ……っと」
言い終わると同時に彼は木をつたって行ってしまった。
言われてみると、確かに植物の事は植物に聞くのが良いかもしれない。
(この近くで話せる木って誰かいたかな?)
見つかるといいんだけど、
「おーい、誰か話せる木はいませんかー?」
声をあげながら、森を歩いていると、少し道を外れたところで、揺れている大きな木を見つけた。
近寄って見上げてみると、とても高く、まるで上の方が見えなかった。その高さに呆然としていると、
「やぁ、坊や。大声を出しながら一人でどうしたんだい?何か木に聞きたいことでもあるのかい?」
その大きな木が話しかけてきた。
「こんにちは。そうだよ、まだ咲いている桜の木がどこかにないか聞きたかったんだ。」
「桜の木かい?残念だが私は知らないなぁ。すまないね、力になれず。」
「ううん、大丈夫。他の場所も探してみるよ。」
そう言って立ち去ろうとすると、
「まぁ、待ちたまえ。私は知らないが、ここをもう少し進んだ先に鹿がよく来る川がある。そこで、鹿の長を訪ねるといい。彼なら知っているかもしれない。」
と、教えてくれた。
「ありがとう、行ってみるよ。」
木にお礼を言って、教わった川に向かって森の中を歩いていると、きれいな水の流れる川が見えてきた。岸には、確かに鹿の群れが水を飲みに来ていた。鹿の長はどれだろうと探していると、小さな鹿が一匹近づいてきた。
「おにぃちゃん誰?おにぃちゃんも水を飲みに来たの?」
「いや、違うよ。僕は…」
「こら!!危ないから勝手に離れるんじゃない。」
小さな鹿と話していると、ひと際太く、立派に枝分かれした角を持つ大きな鹿が駆け寄ってきた。
「早く、群れに戻りなさい。」
「は~い。」
辺りを見回しても、彼ほどの角を持つ鹿はいない。
(彼が群れの長なのかな?)
「少しいい?君がこの群れの長なの?」
「そうだが、君は…南に住む民の子だな?いったいどうしてこんなところにいるんだ?」
やっぱり、長だったみたい。彼なら知っているかもしれない。
「桜の木を探してるんだ。どこにあるか知らない?」
それならそこら辺に生えているじゃないか。」
「違うよ、僕が探してるのは花が散っていない木なんだ。」
それを聞いた彼はしばらく考え込んでいたが、口を出てきたのは
「………悪いが知らないな。」
その一言だけだった。
「ありがとう。」
お礼を言い、川を離れ、森の中へと戻った。
しばらくは森の中を歩いていたけど、何も見つからないまま時間だけが過ぎていった。
「どうしよう……。もうすぐお昼になるのに、見つからない。誰かに聞こうにも誰もいないし……。」
歩くのに疲れ、木陰で休んでいると、不意に、少し離れたところにある草が揺れだした。
(なんだろう、さっきの鹿たちかな?)
不思議に思って、草を眺めているとそこから出てきたのは狼の群れだった。
(狼だ!に、逃げなきゃ!)
息をひそめながら、一歩ずつゆっくりとその場を離れていると、
「さっきの小僧じゃないか、なんだまだ桜は見つけられないのか?」
頭の上から、さっき出会ったリスの声がした。見上げてみると、木の上にさっきと同じように寝そべっている彼がいた。
「お前も変な奴だなぁ。桜なんかとっくに全部散っちまってるのに、いつまで探す気なんだ?」
彼が話しかけてくるが、僕は狼から逃げる事で精一杯だった。
(少し静かにしてて!)
叫びたかったが、叫ぶと見つかってしまうので、黙って彼をにらみつけていると、
「なぁ、ボス。あそこにガキがいるぜ。」
遂に見つかってしまった。この距離では、狼からは逃げられないだろう。
(このまま、食べられちゃうのかな?ごめんなさい、父さん、母さん。おばあちゃん、桜見せてあげたかったなぁ)
諦めて目をつぶって、縮こまっていたがいつまでたっても痛みはやってこなかった。
「おい、ガキ。お前何でこんな所にいる?親はどうした?」
「へ?た、食べないの?」
一匹だけ白い大きな狼が声をかけてきたので、つい聞いてしまった。
「食うわけねぇだろうが、お前何も知らないのか?」
(知らないって何をだろう?)
狼の言っていることがわからなくて、きょとんとしていると、
「…っち、もういい。とにかく今日お前を食うことはねぇ。で、お前はここで何してる?」
と、顔をこちらに寄せて聞いてきた。
「あ、あの……」
食べないとは言われたけど、流石にこんな至近距離では怖くて言葉が出ないでいると、あのリスが上から飛び降りて、僕の頭の上に着地した。
「よう、犬っころ。この小僧はこの時期に咲いてる桜を探してるんだと。」
「なんだ、ちびのリスじゃないか。お前食われることが無いからって調子に乗ってねぇか?」
「うるせぇ、群れなきゃ何も出来ないだろ。悔しかったら、木に登って見せろってんだ。」
「なんだと?お前……」
リスの彼が木に飛び移って狼をからかうものだから、喧嘩が始まってしまった。彼が代わりに答えてくれたけど、話をできそうにないので、どうしていいかわからず、おろおろしていると、先程あの狼を
ボスと呼んでいた狼が、
「よう、お前桜を探してるんだって?変な奴だな。ここいらには桜は咲いてないぞ。あの二人はしばらくあのままだろうから、行っちまいな。」
と、話しかけてきた。
「でも、どこに行ったらいいかわからないんだ。」
「それなら、世界樹の所に行ってみたらどうだ?世界樹ならどこかに咲いている桜を無いかどうか知ってるだろうよ。」
世界樹。この森を全て見渡せる程巨大なあの人なら、確かに知っているかもしれない。
「ありがとう、行ってみるよ。」
「おう、行ってこい。気を付けてっ…て、俺が言う事でもないな。いいか、今日は食わないだけだkらな。明日以降は見つけても近寄んじゃねぇぞ。」
どこか優しい狼に別れを告げて、世界樹を目指し歩き始めた。
(でも、何で今日は食べないんだろう?)
少し不思議ではあったけど、桜は今日中に見つけられなければ意味がないのだから、とりあえず歩くことにした。
***
日が真上に輝きもうとっくにお昼ではあったけど、やっと世界樹にたどり着いた。
「こんにちは、世界樹さん。まだ咲いている桜の場所を知りませんか?」
そう問いかけると、一番下の枝が大きく揺れ、
「おぉ、森の民の子よ、よく来たの。しかし、残念ながらもうこの森に咲いている桜は無いんじゃよ。来年を待つしかないの。」
「そんな…」
ショックだった。無いかもしれないとは思っていたけど、本当にどこにも無いとわかると、何も考えられなかった。
「そんなに落ち込まないでおくれ、こればかりはどうしようもないのじゃよ。それに、もう約束の昼だろう。両親が探しに来そうだよ。帰って安心させてあげなさい。」
「はい…」
桜がどこにも無く、時間も昼ならもう帰るしかなかった。わかってはいるけれど、それでも僕の足は重く、ゆっくりとした動かなかった。
家のある南に向かって歩いていると、空が僕の心のように重くどんよりとし始めた。
(もうすぐ雨が降りそうだ、急がないと…)
少しだけ足を速め、家に向かって歩いていると遂に雨が降り始めた。
濡れると風邪をひいてしまうため、すぐ近くの大きな木の洞に隠れて雨宿りすることにした。
(大丈夫、大雨の時期まではまだある。すぐにやむはず…)
その期待を裏切るように、雨はどんどん強くなっていった。
(まだ大雨の時期じゃないはずなのに、すごい雨だ。)
もうすぐやむはずだと自分に言い聞かせながら、隠れていると、雨はますます強くなり、少し先も見えないほどになった。
(父さん、母さん、おばあちゃん、怖いよぅ。このまま雨がやまなかったらどうしよう。早く家に帰ればよかった。)
約束を守らなかったことを後悔していると、まるで罰かのように雨の勢いは増し、遂に洞の中へと少しずつ水が入ってきた。
恐怖が抑えられず、泣きながら頭を下げ縮こまっていた。
***
どれくらい頭を下げていただろう。何も聞こえず、ただ足元の水の感触だけが感じられる中、目を瞑っていると、
「見つけた!ここにいたんだね、大丈夫かい?スノウ。」
頭上から声が聞こえてきた。
(この声は!)
昨日聞いたはずなのに、とても懐かしく聞こえる声に反応して顔を上げると、晴れた夕空とおばあちゃんの顔が視界いっぱいに広がった。
「お˝、おばぁぢゃ~ん、怖か˝った˝よ˝~。」
涙と鼻水をだらだら垂らしながら、おばあちゃんに抱き着くと、
「はいはい、いいから落ち着きな。まったく…」
***
数分間かけて、ようやく僕が泣き止むと、
「ほら、つかまりな。家に帰るよ。」
そう言って、おばあちゃんがしゃがんで背中を見せてきた。
「うん。」
僕がその背中に乗ってしがみつくと、おばあちゃんは立ち上がって歩き出した。
「まったく、帰ったら説教だからね。それにしても何でこんな所まで出かけてたんだい?」
おばあちゃんの説教という言葉が怖かったけど、それ以上に出かけていた理由を話すのは嫌だっと。結局、桜を見つけられなかったからだ。
「いいから、話しな。」
「……桜」
「桜?」
「うん、桜を探しに行ってたんだ。」
「何でまた桜なんか、もうどこにも咲いちゃいないだろう?」
確かに咲いているはずは無かった。でも、
「だっておばあちゃんの『フロル』って名前が桜から来てるって聞いて、今日おばあちゃんの千歳の誕生日だから、桜を見せてあげたいと思って。」
「なんだそんなことかい、いいんだよ、桜なら少し前に見たからね」
「でも、誕生日には見たことないって。」
「その気持ちで十分さ、さぁ、帰ろう。」
「…うん」
(おばあちゃんは桜なんかッて言うけれど、絶対に誕生日に見たいはずなのに。)
結局、何も言えず、おばあちゃんに背負われていると、近くの茂みが揺れて、あの世界樹へ行けと助言してくれた狼が出てきた。
「お、お前さっきの小僧じゃないか。あの大雨でも無事だったんだな。そっちは母親か?」
「あんた、うちの孫と知り合いかい?」
「孫?ってことは祖母か。やっぱり、南の民は分かりづらいな。小僧とはさっき少し話しただけだよ。俺は群れの奴らを探してるからもう行くぞ。じゃあな。」
そう言って、走り去っていった。
「慌ただしい狼だったね。さて、あたしらも急ごうか。」
「…ねぇ、おばあちゃん。」
「なんだい?」
いつまでも無言だととても気まずかったので、僕は今日ずっと気になっていたことを聞くことにした。
「何で今日だけは、狼は僕を見ても食べようとしないの?」
「そうか、お前にはまだ教えていなかったね。今日は森の神様の代替わりの日でね、とてもめでたい日なんだ。だからね、今日は皆大人しくしておかなければならないんだよ。」
「そうだったんだ。」
「それと、今日季節外れの大雨が降っただろう?あれはね、海の神様が森の神様の代替わりをお祝いして降らせたんだよ。」
(なるほど、だからあんなに降ったんだ。)
妙に優しかった狼と季節外れの大雨の理由が分かって、少しすっきりした。桜を見せてあげられなかったことは、まだ残念だけど元気はでてきた。いつまでも意地を張って黙り込んでいるのも馬鹿らしくなったので、おばあちゃんと会話しながら家に向かって帰っていった。
***
おばあちゃんと話しながら、家に向かっていると湖が見えてきた。
(家の近くの湖だ。)
大きな湖で、この時期湖畔にはでこぼした場所に綺麗な淡いピンクの花畑がある綺麗な湖だ。ふと、今日のすごい大雨で花が散っていないか気になったので、花畑の方を見てみた。てっきり花が全て散っていると思って見たそこには綺麗な花が咲いていた。
(よかった、散っていなかった。あの花綺麗だったからなぁ…)
花は散っていなかったが、湖は大雨で水面が上がっていた。唯一見えている花畑近くの道も茶色い泥になっていた。花畑が綺麗だったので、ぼーっと眺めていると…
(あの花畑何かに似ているなぁ…なんだろう?もう少し近づいたら分かるかも、もう少し…もう少し…あっ!)
「おばあちゃん、あそこの花畑見て!」
「なんだい、急に?おや、あの花、雨でも無事だったんだねぇ。」
「そうじゃなくて、もっとよく見て。あの道が木の幹や枝みたいで桜みたいに見えるでしょ?」
「桜…本当、桜みたいだねぇ……」
「でしょう?おばあちゃん、桜はあったんだよ!ほら…おばあちゃん?」
おばあちゃんの顔を覗くと、おばあちゃんは涙を流しながら花畑、いや桜を見ていた。
「スノウ…ありがとう、ありがとうねぇ。おばあちゃん誕生日に初めて桜を見たよ…」
何か声を掛けようと思ったけど、思いつかなくて、涙を流すおばあちゃんと一緒に湖の方向を見ていた。ふと、父さんと母さんにも一緒に見せてあげたいと思い、おばあちゃんに気づかれないように家に向かった。
***
「父さん、母さん、ただいま。外で一緒に桜を見ようよ。」
「なんだ、帰ってくるなり急に。桜は咲いていたのかい?それじゃあ、皆でご飯を食べながら見ようか。」
「いいですね、そうしましょう。」
父さんと母さんと一緒におばあちゃんのいる所までご飯を持って向かっていき、その日はずっと、湖の傍で皆で花畑を見ていた。
***
「と、まぁ、子供の頃の一番の思い出はこんな感じだね。これで満足かい?」
最近、よく一緒にいる仲間達に自分の事をどうしても教えて欲しいと言われたので、子供の頃の祖母との思い出を語ってあげた。
「おばあちゃんとの思い出素敵ですね!私、とっても感動しました!」
「お前にもそんな子供時代があったんだな。」
目の前に座る二人から感想を聞いていると、
「それにしても、何でお前のばあちゃんはそんなに泣いたんだ?」
「相変わらず、人の心の機微に疎いですね、初めて誕生に自分の名前の元になった桜を見たんですよ!号泣するに決まってます!」
「いや、でも桜からきた名前なんてありふれてるし、その中に冬生まれの奴だっているだろ。見たことなくても泣くほどかぁ?」
成程、森の民以外からみると、不思議な事らしい。
「それはだね、名前に込められた重みが違うからさ。」
「「重み?」」
「私たち、森の民の名前は自然からの贈り物なんだ。子供が生まれる日、その子供の父親は一日中森の中を歩き回るんだ。そして、見つけた中で一番珍しい自然の物から名前を付けるんだよ。私たちにとって自然は何より大事だからね。誕生日に自分の名前の元になったものを見て自然から祝福されてることを感じるのさ。」
「それなら、何で桜を元にした名前だったんだ?時期が違ってたんだろう?」
「曾祖父は桜を見たらしいよ、でも祖母が生まれてから千年間桜は一度も咲かなかった。大規模な気候変動が起きたわけでも無いから、生まれた日に咲いていたなら次の年以降にも見れた筈なんだ。だから、誕生日に桜を見たことのない祖母は若い頃は父親に愛されておらず、自然からも祝福されていないと思って反抗的だったらしい、幸い三、四百年かけて和解はしたからずっと不仲だったわけでは無かったらしいけど。」
若い頃は父親に噛みついてばかりだったとは、祖母がよく話していた昔話だ。十年単位の家出をしたこともあると言っていた。
「まぁ、和解をしたとは言っても、やっぱり桜は見れなかったからね。何も思う所が無かったわけでも無かったのさ。それでも、千歳の誕生日に、桜そのものではないと言え、桜の様な物を見れたんだ。祖母が生まれた千年前も代替わりの日だった。なら、その特別な日になら桜が見れたとしても不思議ではないだろう?」
「成程な、千年前も同じように湖で桜の様な花が見れたってわけだ。」
「千年に一度の桜ですかぁ、ロマンチックですねぇ。」
どうやら、少し勘違いさせてしまったらしい。
「確かに代替わりは千年に一度だけど、代替わりする神は毎回違うよ。祖母の生まれた日は海の神の代替わりで祝福したのは空の神だから、雨が降ったとは限らないよ?」
「そうなのか?じゃあ、千年前の桜は何だったんだ?」
「さぁ、なんだったんだろうね?」
そうやって、肩をすくめて見せる。
「分からねーのかよっ!?気になるじゃねーか。」
「そうですね、とても気になります。」
「じゃあ、後数千年後にでも見てみる?」
そう言って、彼らをからかいながら、色々と昔の話をしていくうちに、夜は更けていった。
(まぁ、大事なのはどんな桜だったかじゃ無かったんだろうね、おばあちゃんにとって。千年に一度、それも本物じゃ無いとはいえ、桜が見れたかもしれない。父親は確かに自分を愛していた。その事が一番大事だったんじゃないかな。)
『自分もいつか子供を持つのだろう、その時は今日の様に祖母について語りながら、その子の名前の由来について教えてあげよう。』
そう思いながら、彼らと酒を交わしていった。
良かった所、悪かった所等感想もらえるとありがたいです。