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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

~お蘭のハーフフィクション&ノンフィクション集~

~rainday~

  私は雨が大嫌いだ。

 嫌な事しか思い出されないからだ。


 昔、仲のよかったとある侠客がこの世を去った。それが、夏の土砂降りの雨の日だったのである。


 彼は組同士の些細なもめ事からとある刑務所に服役していた。当時私は、彼の女が経営するクラブに用心棒として出入りしていた。


 その時の光景は、四十年以上経った今でも鮮明に覚えている。


 相手方のヒットマンが放った銃弾が刑務所を出て来たばかりの彼を襲い、後は七人がかりで

 めった刺しにされた彼。土砂降りの雨のせいで出来た水溜まりが、彼の血で真っ赤に染まった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 素晴らしい作品だと思っていたのですが…… 実話だったのですかΣ(゜Д゜) 感想のページを見て知りました。 勘違いしておりすみません……。
[一言] もしかしたら自分は殺されてたかもしれない、という気持ちが、恐怖の記憶になっているのか。 または、あの時自分が代わりに殺されていたら、という気持ちなのか。 あるいは、目の前の光景に自分を納得さ…
[一言]  これは実話ですか❔  だとしたら思春期の時にとても怖い思いをしたんですね。  でもこの文面からは怖いと言う感情より、強い哀しみを感じます。  雨の度に想い出さずにはいられないでしょうね。 …
感想一覧
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