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試験当日の心情

ついに試験が...

「さぁ、ここが会場だ。はやくはいるんだぞー」


沢山の人が来ていて、かなり賑わっている

開会式が行われることとなった


「じゃあこれから新人の君たちに大変な試験を行ってもらう。これをクリアできた暁には『戦闘員の印(チャプター)』が手に入る、まずはチーム分けだ」


チーム分けが行われた、ランダムに分けられ1グループ5人のようだ

果たしてどんな人がいるのだろうか。ドキドキする


「こんにちわー、あなたどんな『自身の密力(ヒギ)』を持っているの?」


急に女の子に話しかけられた、ほっとんど話した事がない俺は動揺しまくりながらこう喋った


「ヒギッテナンデスカ?」


まず話しかけるのは分かるがひぎとかいう謎な事を言われてもなんて返せばいいか分からない


「ヒギ知らないの?!学校で習うじゃん、自身解放のやつだよ?!」


学校のことか、俺は行った事がない自身解放とか知らない、そして声が少しでかい、みんなに聞かれているだろ確実に


「ああ?!お前習ってないのか!?おいおい嘘だろ...こんなやついんのかよ、ってか試験落ちたらど う す ん だ よ !」


あ、やっぱり聞かれていたか、これに関してはどうしようも無い、家計柄ずっと父さんに教えられてきたから学校とか友達とか分からない、ただ一つ言えるのは試験の受かろうという気持ちは《同じ》だ

ついでにこいつのおかげで目が覚めた


「いやいや、大丈夫だよ。俺特製のこれ(機械)でなんとか乗り越えてみせるから」


「やめなよ、そんな責めるの。変わった人がいてもおかしくないよ。仕方ないじゃん何か理由あって習ってないんだから」


彼女が代弁してくれた、よかったこれで逃れる事ができた。でも他の人と違ってヒギとかっていうのが無いのは事実だ、これから出来るだけ迷惑のないようにしよう


「私は風を操るの、でもそんなうまく使えないんだ...親が行けって言うから来たんだけど、でも前向きにやんなきゃだね!」


いやいや来ている人もいるのか、しかしほとんどの人は試験に受けると父や母から聞いた、両親はいかなかったらしいがこんなすごい能力を覚えてさせるのか、これはとてつもなく強い奴がいてもおかしくなさそうだ


試験開始まで10分。

他の人とも挨拶をしよう



「こんにちは、グループ同じなんで頑張ります!」


「ああ、君は...ヒギ習わなかったって?大丈夫、共に頑張ろうよ。実はここだけの話......俺の父も習わなかったんだ」


なんと他にも習わなかったん人がいるなんて驚きだ、息子は習って親は習わなかった、これはどう言う事だ


「父さん実は悪党だったんだよ...でも俺が生まれてそう言うことはやめた、だから今俺がここにいる。父さんが『俺みたいにならなるなよ』って言っててね」


そういう事情だったのか、完全な悪では無いが昔そういう事をしていたとするなら試験を受けないのも分かる、こういう人もいるんだな



「あ、おはよっすー。カッケェなその器具」


「ありがとうございます!分かります?これ作るの大変だったんですよー!自分ヒギなんて持ってないからこうするしかなくて...」


「自分なりに頑張るのはいいことじゃんか、俺そういう人は受かると思うよ絶対。同じグループとして君を信じるぜ」



向こうの方からガヤガヤガヤガヤ、なんだろうかこんな時に


「おいふざけんなーー。俺は前落ちたんだ!!クソがクソがここを荒らしてやる!!.........ぐわぁーーやめろーはなせーー!!」


「大人しくしろ!説教だこいつは!!」


試験に前回落ちたらしくて暴れている、もう一回試験に受ければいい話なのにどんだけ根に持っているのだろうか、でもそんなにってことは前回を全力で挑んで落ちたからこそだろう。

自分が挑戦して落ちたとしても完全燃焼しないような心の持ち主になろうと思った


ついに10分が経過した

ある程度のルールと注意を話してくれるらしい


「この広大な敷地で宝を取り合って貰う。この赤く輝くルビーだ。数に限りはあるが至る所に散らばしている。これを戦いながら取り合って、一番数が少ないグループは脱落だ。しかしこの試験の後も2次試験があるので気をつけて引き締めるように。では...


3


2


1


スタートッッッ!!」


「バタバタバタバタ!!」


一斉にみんなが飛び出したまずでかい扉が開かれてから近くの所にルビーがある、あれをとろう、なるべくバラバラにならないように


「えいっ!」


しかしそれに飛びつくと同時に何かが俺をはじき返した


「うーん、これは俺のものって事で...いいかな?」

誰なんでしょうかね

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