表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

灰色

作者: 歩く幽霊

窓の外を眺めていた。昨晩から続いている雷雨は一層強くなっている。元々少なかった友達はみんな帰ってしまって、嫌いなあいつだけが残った。離れた位置で外を眺めるあいつも、きっと俺のことが嫌いだ。誰だって気が合わないやつがいる。あいつは俺と同じ一人親で、俺より頭がよくて、友達は俺より少ない。

「雨、止まないね」

「…ん」

突然声をかけられて、俺はぎょっとして声にならない声を出す。いつの間にかあいつは隣に来ていた。俺は窓の外から目をそらさなかった。


その後の会話はなかった。五分くらいして教師が入ってくる。

その教師はハーマイオニー役でおなじみの、エマ・ワトソンだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ