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人助け、新武器テスト、そして驚愕

少しだけ、余裕ができそうなので、他の作品も進めようと思います。

「どうやって、98層まで行ったんだ?」

98層に行くには、どうやってもそれまでの階層を攻略しないといけないんだが・・・

「おそらく、【転移魔法陣】を起動させてしまったと思われます」

「【転移魔法陣】?」

なんぞ、それ?

「ダンジョンによくある、罠の1つです。一度発動させると設定された場所に対象を転移させる物です」

なんと凶悪な・・・

「大抵はモンスター部屋に飛ばされるんですが、今回はボス部屋ですね」

ボス部屋!?まだ、俺は行った事無いけどヤバくないか?

「これで、死なれると後味悪いな・・・助けるついでに、98層攻略に行くぞ」

「御意!!」

よし、じゃあやっと完成した新武器の試作品のテストもしてみるか。


――――――――――――――――――――――――――

ルーティア視点

「はぁはぁ、倒せる、訳無いじゃん。こんな化け物」

こんなはずじゃなかった。初めての迷宮クエストで、転移魔法陣にかかるなんて最悪。

私の前にいるのは、エンシェント・ドラゴン・ロード。外ではお目にかかれない魔物の頂点。

「あ~あ、親と喧嘩してなければ違ったかな?」

もう良いや、何もかも。どうせ死ぬんだし。

だけど・・・

「死ぬ最後の瞬間まで、生き足掻いてやる」

せめて、このトカゲ野郎に一泡吹かせてやる。さあ、最後の悪足掻き。行きます。

「良い心意気じゃないか」

えっ?何で?私じゃない、人の声。ここには、私とドラゴンしかいないはずなのに!?

私は後ろに振り返る。そこには・・・

「よく頑張りましたね。後は、俺達がやります」

黒い髪に、黒い瞳の青年が一人の騎士とスライムを連れてそこにいた。・・・何でスライム?


――――――――――――――――――――――――――

コウヤ視点

いやー、間に合って良かったよ。金髪で青い瞳の美少女がそこにいた。さすが異世界。美少女冒険者とかいるんだ。

「ザルバ、あのトカゲ君に先制攻撃。ラトアは、冒険者の保護を」

「御意!!」

「オーケー!!」

うん、良い返事だ。さて、ザルバは・・・

「はぁーーー!!」

ザンッ!!

「グギャーーーー!?」

トカゲ君の尻尾が綺麗に飛んで行った。綺麗な放物線を描いて。

「そんな、エンシェント・ドラゴン・ロードの防御力を軽々上回るなんて!?」

なんか冒険者さんが何か言ってる。まぁ、驚くだろうね。神級武器だし。まぁ、冒険者さんには、まだ驚いてもらうけどね。

「ザルバ!俺がやる。待避だ!!」

「了解です!!」

さっとザルバは俺の隣にくる。さて、新武器の出番だ。

「行け!スレイガンビット!!」

10の翡翠色の幻影がドラゴンを切り裂く。ついでに、腕の一本を切り落とす。

「ギィギャーーーーー!?」

ドラゴンの肉は旨い・・・らしい。本に書いてあった。でも、この体じゃあ、食べれない。残念。

「な、何なんですか!?あれ!?」

『オールレンジ斬射撃兵器 ―スレイガンビット―

創造魔法を進化させし者が生み出した超越神級武器。金魔晶(オリハルコン)で作られた刃の両面に小型セルヴァを搭載している。尚、限定的に世界の壁を発生させる事が出来る』

いわゆる、ファン○ルだ。ちなみに、魔力で飛んでいるので俺の場合、10どころか、1000機のスレイガンビットを同時操作できる。作ってないから、出来ないけど。世界の壁って何なのか、俺も知らない。

「グルルルル!!」

あっ、怒ってる。まぁ、そりゃそうだ。

でも、俺はこいつを殺す気はない。だから・・・

「よし、ある程度HPが減ったな。使役魔法発動!!」

「グルルルル・・・?」

頭を下げて、服従の姿勢を示した。よし、使役成功。ちなみに、使役をした理由はラスボス攻略の戦力を増やしたいからだ。

「あ、あなたは・・・一体?」

冒険者さんがおそるおそる聞いてきた。んー、あまり考えてなかったな。よし。

「俺はコウヤ、コウヤ ミヤマだ。この迷宮で、ゴーレムになった元異世界人だ」

俺はそう宣言した。


場所は変わって50層の我が家だ。

「うわーー、美味しいーー!!家でも、こんな美味しい物は食べた事ありませんよ!!」

今、冒険者さんがドラゴン肉を食べている。俺も食いたかったよ・・・畜生。

「何だか、複雑ですね。自分の肉を食べられるのは」

俺の横で、微妙な顔をしているのは、先程テイムしたトカゲ君のカリア。女の子だと後で知った。ごめんね。ドラゴンの姿だと、性別が分からないだよ。

「はあー、おいしかったです!ありがとうございました」

あんなにあったドラゴン肉を一人で食べちまったよ、この子。

「あっ、自己紹介がまだでしたね。私の名前はルーティア・フォル・ルーターです。公爵家の娘です」

「えっ、何で公爵家ご令嬢が冒険者に?」

「実は、親と喧嘩をしてしまい・・・」

あれま、なるほど。

「冒険者になったは良いんですが、1層で罠にかかって・・・」

それは、災難だな。

「ところで、コウヤさんは元異世界人って言ってましたが・・・本当ですか?」

やっぱり、聞きたくなるよね。

「その前にタメ口で話してくれないか、あまりそういう言葉遣いには、慣れてないんだ」

「分かりま・・・分かったよ、コウヤ」

うんうん、これでいい。

それから、俺は色々な事を話した。地球の事、異世界転生したら色々チートなゴーレムになっていた事、などなど。

「許せないね!!そいつらは何なんだ!?私が切ろうか、切ろうか!?」

俺が死んだ理由を聞いてこんなに怒っています。

「まあ、落ち着いてよ。ゴーレムも悪いもんじゃないからさ」

事実、ゴーレムボディーは状態異常にかからないし、周りの温度に影響されない。意外と高性能なのだ。

「でも、コウヤは悔しくないの?」

「そりゃあ、悔しいけどね。でも、正直向こうが関わって来ないなら、別にいいかなって思うんだ。それに、地球とこの世界は自由に行き来できないからね」

「そうでしたね。どうにか出来ないかな?」

何故、そこまで復讐させたい。まあ、出来るなら少しはお返ししたいけどね。まあ、出来る訳無いか・・・。

『は~い!そんなあなたに、ビックニュース!!』

『うわーー!!びっくりした!!』

いきなりのケルヴィ様の脳内通信だ。

『ごめんね。少し急ぎで伝えておきたい事があって・・・』

ん?何だ?

『実は、召喚された勇者は・・・』

勇者が、どうかした?

『・・・あなたのクラスメイトよ』

・・・ハァァァァァ!?

『あ、言いたいのは、それだけだからね。じゃあね』

あ、帰っちゃったよ。

「どうしたの?」

「実は、召喚された勇者がいるって言ってたけど、その勇者達が俺のクラスメイト、つまり俺が助けた奴と俺を殺した奴がいるんだ」

「なら、倒そう!そいつら」

なかなか、物騒な事をいう。でも・・・

「ああ、そうと決まればこの迷宮を攻略しますか!!」

深雪に会いたい。あいつはすぐ、なんでも一人で抱える。だから助けてやらないと。それに、仲が良かった奴に会いたいし。

次は、本編を少し離れて、召喚された勇者の話になります。

カリアの出番、全くありませんでした。すみません。

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