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神との遭遇、急速する事態、そして専用武器

ステータスの【神魔解放】は【オーバーロード】の事です。

さて、ステータスを見てみるか・・・。鑑定!!

――――――――――――――――――――――――――

種族名 エレメンタル・ゴーレム

個体名 コウヤ ミヤマ Lv1

ステータス

HP・・・3150

MP・・・50012180

SP・・・3680

攻撃力・・・3980

防御力・・・3590

速度・・・3670

魔法力・・・4280

抵抗力・・・3870

スキル

固有スキル

・自己進化・ワールドサーチ・神叡眼・顕現

・神魔解放


パッシブスキル

・探知Lv1・魔導の極意・不動Lv1・並列思考Lv10・経験値共有

アクティブスキル

・拳王技Lv1・剣技Lv1・属性剣技Lv1・聖剣技Lv1・使役Lv10

魔法スキル

・火炎魔法Lv10 ・水氷魔法Lv10 ・大地魔法Lv10 ・聖輝魔法Lv10 ・黒呪魔法Lv10 ・暴風魔法Lv10 ・轟雷魔法Lv10・時空魔法Lv10・創造魔法Lv10・付与魔法Lv10・次元魔法Lv10・精霊魔法Lv1

ステータス上昇スキル

・怪力Lv10・堅牢Lv10・俊足Lv10・魔蔵Lv10・明鏡止水Lv10

その他

無し

スキル獲得ポイント・・・99930

加護

・転生神の加護 ・拳神の加護 ・属性神の加護

・剣神の加護 ・時空神の加護 ・次元神の加護

・叡智神の加護 ・創造神の加護

顕現

・叡智神 ケルヴィ

称号

・神々に祝福されし者 ・魔物を狩り尽くす者

・決意せし者・魔物を殲滅する者・神を顕現させし者

――――――――――――――――――――――――――

・・・はい?ナニコレ、ヨクワカラナーイ。

はっ!いけない、いけない。思考停止してしまった。いや、でもおかしくない?ステータスはまだ分かるけどね、でもスキルはおかしいだろ!?

『まあまあ、良いじゃない。困る事は無いでしょ?』

突然、目の前に美女が現れた。青い髪に青い瞳。今まで見たことがないぐらい綺麗な人だ。

えっ?何だ、この声は?目の前の女性が話しているのだろう。アナウンス先生じゃない。アナウンス先生はもっと棒読みだ。もしかして・・・

『あなたが、叡智神ですか?』

『そうそう。気づいてくれて嬉しいわ~。顕現の項目に名前が増えるとその神とも対話できるようになるからね』

えっ!?まだ増えるの!?勘弁してくれ。

『今回は挨拶とワールドサーチの使い方を教えに来たわ。頭の中で疑問に思った事を言ってみるとその疑問に対する答えを言ってくれるからね。あっ、顕現の時間切れが近いから。私は帰るわ』

『あっ、1つだけ質問して良いですか?』

『えっ、何かしら?』

『あの、城島 深雪は生きていますか?』

それだけが心残りだった。生きていて欲しいと、この世界に来てからずっと考えていた。

『ええ、彼女は生きているわ。だから心配しないで・・・!?』

『なっ、何だこの魔力の波動は!?』

凄まじい魔力の奔流。魔力を無駄にしたくないから、この辺を流れていた魔力を魔蔵でちゃっかり回収しました。

『まずい、早すぎる。まだ成長してないのに・・・』

『あの~、ケルヴィ様?』

『あっ、何かしら?』

『何が起きたんですか?』

今の魔力の奔流はただ事ではない。俺の直感がそう言っている。

『帝国が、勇者召喚の魔法陣を発動させたわ。魔力を上限まで入れたから、勇者は異世界から29人転移してきた』

『29人!?どんだけ来てるの!?』

『さらに、その際発生した魔力波動によって魔物が狂暴化するわ。この迷宮は、外界から、完全に隔離されているから影響はないんだけど・・・』

ヤバくないか、それ?

『今は、時間稼ぎして狂暴化する時期を遅らせる。あなたがこの迷宮を攻略するまでね』

『えっ、何で俺が攻略するまで?』

他の冒険者の人に任せればいいのに。

『私達神は、あなたを勇者に対する切り札として期待しているの。圧倒的な強さを得るために魔物を大量に倒して欲しいの。本当は、もう少し後に言うつもりだったんだけど』

なんと、そんな事を考えていたのか。

『今、正式にお願いするわ。この大陸にある国を帝国から救ってください』

俺は、英雄にはなりたくない。面倒くさいからね。でも、俺が戦う事で救われる人々がいるなら・・・

『分かりました。やります』

そう宣言した。

『ありがとう。頑張ってね』

そう言って、ケルヴィ様は帰って行った。


そして、俺はホームに帰ってきた。

「おかえりーー、マスター」

「お待ちしておりましたぞ、王よ」

ラトアはポヨポヨ、ザルバは恭しく出迎えてくれた。

「うん、ただいま。何か異常は?」

「いえ、王が留守の間は何の異常もありませんでした」

そう、ならいいか。

「ところで、ザルバ」

「はい」

「武器、欲しい?」

俺と戦った時、ザルバの武器を壊してしまいそのままだった。

「作って頂けるのなら」

よし、作るか・・・。

「どんな武器がいい?」

「やはり、剣と盾が欲しいですね」

やっぱり、騎士と同じ装備がいいか。

「じゃあ、作るよー。創造魔法、発動!!」

瞬間、目の前に魔力が集まり凝縮し、剣の形を成していった。

「はい、完成。でも・・・なんかヤバい物が出来た気がする」

神叡眼を発動。すると・・・

『魔剣 ランブルグ

創造魔法を極めし者が生み出した魔剣。魔法の適正がなくてもあらゆる魔法を使う事ができる。尚、魔力を空間から吸収するため、所有者の魔力は使用しない。』

「うん、ヤバいわ、これ」

まぁ、ラトアを守ってもらうんだから問題ないか。同じ要領で盾も・・・

『魔盾 グラトニア

創造魔法を極めし者が生み出した魔盾。魔法を吸収し、その魔力を対象に放出する事ができる。』

「さすがに、変だよね?」

創造魔法を神叡眼で、鑑定して・・・

『創造魔法・・・魔力のみを使ってあらゆる道具を作りあげる魔法。使用できる魔法はレベルによって異なる。

Lv1・・・生活用品

Lv2・・・家具

Lv3・・・剣

Lv4・・・槍

Lv5・・・盾

Lv6・・・鎧

Lv7・・・魔剣

Lv8・・・魔槍

Lv9・・・魔鎧

Lv10・・・神級武器』

うん、ヤバいわ。特にLv10が。まぁ、将来的に役立つような気がする。

「じゃあ、これからも頑張ってね」

「はっ。命に変えても」

それは大袈裟だ。

「マスター、ボクも武器が欲しいー!」

ラトア、俺は君に戦って欲しくないんだけど・・・。

「分かったよ。今度考えておくよ」

「わーい、ありがとー、マスター」

ラトアが、めっちゃ跳ねて喜んでいる。さて、真面目に考えるか。


そんな感じに、のんびり過ごしながら俺は自分専用の武器を作った。

まず、近接戦闘用武器。

『次元空間切断刀 ―空刻―

創造魔法を極めし者が生み出した神級武器。次元と空間を切断する刀。対象を次元と空間ごと切断する事が出来る。』

『魔断黒剣 ―黒牙―

創造魔法を極めし者が生み出した神級武器。ただ堅く、重く、切れ味抜群の剣。とにかく応用が効く。さらに、魔力を通さないので魔法や呪いを切る事が出来る。』

これだけでも十分ヤバいと思うけど、こんぐらいの武器が無いと、この迷宮のラスボスは倒せない。さらに、まだ武器はあります。次は遠距離武器。

『電磁加速次空狙撃銃 ―アヴェリア―

創造魔法を極めし者が生み出した神級武器。魔力を込める事でレールガンになる。次空ごと撃ち抜く事が出来る。』

『電磁加速次空連射撃銃 ―セルヴァ―

アヴェリアの連射撃バージョン。1分間に6万発の弾を放つ。』

遠距離武器にも、一切手を抜かない。これで、かなり戦力強化になっただろう。後は神魔炉を生かした武器が欲しいかな。

そんな感じで、ラスボス攻略のために準備を進めていると、ザルバが来た。

「王。問題が発生しました」

「問題?何があった?」

ザルバもかなり強くなったから、問題が発生するなんて無いと思うけど。

「98層に人が現れました。そして、魔物に襲われています」

えっ、何で?

次は、人との遭遇です。

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