進化ラッシュ、そして第2の神
ちょっとだけ長いです
・・・うーん。どこだ、ここは?
俺が起きて最初に思った事はそれだった。ふかふかのベッドに俺は横になっていた。迷宮にこんな場所があるはずないのだが・・・。仕方ない、ザルバを呼ぶか。ザルバなら何か知っているかもしれないし。
『ザルバ、いるか?』
『王ですか!?良かった、ご無事で何よりです。皆も心配してしました』
良かった、皆無事か。俺はあの後すぐ、アナウンス先生によって強制進化させられたから、何も知らないだよ。
『なあ、ザルバ?ここはどこだ?』
「説明致します。王よ」
あ、ザルバ来たんだ。
「ああ、ここは一体どこな・・」
そこに居たのは、めっちゃイケメンのお兄さんだった。えっ、誰?
「はっはっはっ!!驚くのも無理ありません。何せ、私もこの体には驚きを隠せませんでしたから。ちなみにここは、100層です」
やっぱり、ザルバなのか。これって・・・
「もしかして、進化したのか?」
「ええ、オーガ・ナイトから鬼帝に進化したそうです」
ほう、進化したか。鑑定した結果は・・・
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種族名 鬼帝
個体名 ザルバ Lv1
ステータス
HP・・・15500
MP・・・15800
SP・・・16500
攻撃力・・・15480
防御力・・・15740
速度・・・15800
魔法力・・・16880
抵抗力・・・15970
スキル
固有スキル
・鬼焔乱舞・鬼門Lv1
パッシブスキル
・守護Lv10・探知Lv10・薬草知識Lv10・鑑定Lv10
アクティブスキル
・剣技Lv10・属性剣技Lv10・聖剣技Lv10・戦盾技Lv10・
魔法スキル
・極炎魔法Lv10
ステータス上昇スキル
・怪力Lv10・堅牢Lv10・俊足Lv10
スキル獲得ポイント・・・1500
加護
・ゴーレムの加護
称号
・守る者・守護者・騎士・誇り高き者・亜神を打ち倒し者
――――――――――――――――――――――――――
凄い事になってるんだけど・・・。
「強くなったな、お前」
「ありがたきお言葉。ちなみに、ラトア、カリア、ルーティアも先程呼びましたので」
「ああ、ありがとう」
ーードタドタ!!
「ん?」
――バーン!!
「マスター、起きたーー!!」
「コウヤ、大丈夫!?」
「主が起きて良かったよ」
三人とも、変わらず元気があるな・・・あれ、三人?
そこにいたのはカリアとルーティアと、後もう一人の少女だ。
そこに居た少女は12歳ぐらいの透き通った青に少し黒が混ざった色の髪の女の子。まさか・・・
「ラトアか?」
「うん!!」
まさか、人になっているとは・・・。でも、可愛いには変わらない。むしろ可愛さが増したな、うん。
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種族名 グラトニースライム・ロード
個体名 ラトア Lv1
ステータス
HP・・・5940
MP・・・19050
SP・・・11200
攻撃力・・・14950
防御力・・・12950
速度・・・14480
魔法力・・・14900
抵抗力・・・12990
スキル
固有スキル
・捕食・人化
パッシブスキル
・探知Lv1・鑑定Lv10・水属性強化Lv5
アクティブスキル
・分裂Lv10・並列思考Lv9・魔力吸収Lv5
魔法スキル
・豪水魔法Lv1
ステータス上昇スキル
・魔蔵Lv1
スキル獲得ポイント・・・10600
加護
・ゴーレムの加護
称号
・弱き者・災禍の再来・亜神を打ち倒し者
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種族名 レジェンダリー・ドラゴン・ロード
個体名 カリアLv1
ステータス
HP・・・15540
MP・・・14950
SP・・・15960
攻撃力・・・15840
防御力・・・15970
速度・・・15990
魔法力・・・15880
抵抗力・・・15940
スキル
固有スキル
・人化・龍の魂・神龍化
パッシブスキル
・探知Lv10・鑑定Lv10・全言語理解
アクティブスキル
・属性強化Lv10・格闘技Lv10
魔法スキル
・属性魔法Lv10・神龍魔法Lv1
ステータス上昇スキル
・怪力Lv10・堅牢Lv10・俊足Lv10
その他
無し
スキル獲得ポイント・・・8600
加護
・龍神の加護・ゴーレムの加護
称号
・下位龍・上位龍・最上位龍・98層守護者・神龍
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種族名 ハイエルフ
個体名 ルーティア・フォル・ルーター
Lv1
ステータス
HP・・・13890
MP・・・16980
SP・・・14950
攻撃力・・・16520
防御力・・・17590
速度・・・18570
魔法力・・・16980
抵抗力・・・17890
スキル
固有スキル
・神樹の慈悲
パッシブスキル
・鑑定Lv10・探知Lv10
アクティブスキル
・剣技Lv10・属性剣技Lv10・聖剣技Lv10・戦盾技Lv10
魔法スキル
・極炎魔法Lv1・浄化魔法Lv10・豪水魔法Lv1
ステータス上昇スキル
・怪力Lv10・堅牢Lv10・神速Lv1
その他
無し
スキル獲得ポイント・・・1820
加護
・ゴーレムの加護・神樹の加護
称号
・公爵家令嬢・家出少女・亜神を打ち倒し者・ハイエルフ
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・・・おう、なんか凄い事になってる。
「なあ、ルーティア。何でお前、種族が変わってるの?」
「分からないよ。気を失って気づいたらこうなってたの」
「しかし、主。あなたも恐ろしい事になってますよ?」
えっ?確かに、体は・・・ん?
肉がついてる。普通に考えてゴーレムに肉がついてるっておかしいよね。人になった?いや、違うな。だって、魔力が神魔炉でどんどん作られているのが分かる。何か、嫌な予感がする。鑑定・・・
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種族名 ヒューマン・ゴーレム
個体名 コウヤ ミヤマ Lv1
ステータス
HP・・・295780
MP・・・5000121890
SP・・・289680
攻撃力・・・297590
防御力・・・278760
速度・・・298940
魔法力・・・688690
抵抗力・・・298650
スキル
固有スキル
・自己進化・ワールドサーチ・神叡眼・顕現
・神魔解放・創造・ゴーレム創造・ゴーレムカスタム・迷宮支配・迷宮創造・迷宮変革・大魔王
パッシブスキル
・探知Lv10・魔導の極意・不動Lv10・並列思考Lv10・経験値共有・経験値倍加・全言語理解・変わらぬ願い
アクティブスキル
・拳王技Lv10・剣技Lv10・属性剣技Lv10・聖剣技Lv10・使役Lv10・支配の邪眼・破壊の邪眼・停止の邪眼・極焔の邪眼・絶氷の邪眼・大嵐の邪眼・断罪の邪眼・終焉の邪眼
魔法スキル
・豪火魔法Lv10 ・絶氷魔法Lv10 ・大地魔法Lv10 ・聖輝魔法Lv10 ・黒呪魔法Lv10 ・暴風魔法Lv10 ・轟雷魔法Lv10・時空魔法Lv10・付与魔法Lv10・次元魔法Lv10・精霊魔法Lv10
ステータス上昇スキル
・豪力Lv10・城塞Lv10・神速Lv10・魔力超越Lv10・明鏡止水Lv10
その他
・邪眼開発・七罪
スキル獲得ポイント・・・599930
加護
・転生神の加護 ・拳神の加護 ・属性神の加護
・剣神の加護 ・時空神の加護 ・次元神の加護
・叡智神の加護 ・創造神の加護・破壊神の加護
顕現
・叡智神 ケルヴィ・破壊神 デトロ
称号
・神々に祝福されし者 ・魔物を狩り尽くす者
・決意せし者・魔物を殲滅する者・神を顕現させし者・邪眼を作りし者・神魔・ダンジョンマスター・ゴーレムマスター・変わらぬ者・神殺し・世界を破壊する者・魔王
――――――――――――――――――――――――――
なんじゃこりゃーーーー!?
『久しぶりね、コウヤ君?』
ん、この声は・・・
『ケルヴィ様、どうしたんですか?』
そこには、叡智神 ケルヴィ様がいた。
『今日貴方に会いに来たのは、私ではなく彼よ』
すると、いつの間にか1人の男性が現れた。めっちゃゴツいおっちゃんがいた。タバコが似合いそうな、ナイス渋メンだ。
『とりあえず、初めましてだな。俺は破壊神デトロだ!!よろしくな』
は、破壊神!?何でそんな危険な存在がいるんだ?
『おいおい、自分もこの世界を破壊しかけたクセによく言えたもんだぜ』
『えっ?俺、そんな事しましたっけ?』
『したんだよ。あのルヴァリオをお前は全力で使ったよな?そのせいでこの世界を守っている世界の壁を破壊しかけたんだよ』
マジですか。あの割れたような音ってその世界の壁が割れた音だったのか。
『すいませんでした。そんな事になるとは思わなくて・・・』
『まあ、別にいいぜ。俺はただ今後使うなら伝えて欲しいんだ。そうすれば、あらかじめ補強する事が出来るからな。まあ、とにかくこれからもよろしくな』
なんだか破壊神ぽく無い人だよな、デトロさん。
『ええ、これからもよろしくお願いしますね』
こうして、二人目の神が友達になった。
『じゃあ、俺達はそろそろ行くぜ』
『あ、その前に1つ良いですか?』
『何だ?』
『勇者達はどうしているんですか?』
ずっと、気になっていたのだ。それによって今後の計画を考える必要がある。
『ああ、あのガキどもは訓練をやってるぞ。まだ、こっちには来ないだろ』
そうか、ならここで色々創る余裕が出来る。
『そうそう、ダンジョンマスターになったんだから迷宮の時間の流れを変えれるぞ』
おお!!それはありがたい。1日を1年に伸ばす【精◯と時の部屋】みたいなのも出来るのか。
『ありがとうございます。色々教えていただいて』
『気にするな。それと最後に1つ。魔王の称号は信頼できる奴以外には教えるなよ』
『もちろん』
そして、今度こそデトロさんとケルヴィ様は帰って行った。
さて、ではさっそく色々作って行きますか!!
次回は、物作りがメインです。




