正義視点
皆様、こんにちは、こんばんは。
また、少々の時間が空いてしまいましたね。
なので今回は、少し大きめの話をしようと思います。
今まで視点変更は二人まででしたが、今回は三人の視点からそれぞれ話していきます。
どうぞお楽しみください。
では、まず一人目。
どうぞ。
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私は、正義だ。
弱者を強者から守り、平和を愛している。
だから私は平和なこの世界を維持している。
しかし、こんな平和な世界にも悪が存在する。
今の平和な状況を壊そうとする輩だ。
悪が現れる度に、私は奴らを追い払っている。
殺してはいない。
殺した時点で、平和な世界をも殺されるようなものだからだ。
眼前では、東方の小さな島国で、その国を取り仕切ろうとする代表者が、自分が正しいと弁論している。
彼らの中のさらに選ばれた者達がこの国を平和へと導くのだろう。
彼らが、あの国の平和の中心部になるのだろう。
そういえばある時、一人の悪が言っていたな。
「お前は表面上の平和しか見えていない」
私はそんなことを思い出してしまい、かぶりを振る。
私はしっかりと平和を見えている。
内側まで真っ白な汚れなき平和だと確信している。
そもそも表面上しか見えていない時点で、正義失格だろう。
そんなことを考えていると、ふと、先程の島国の様子が騒がしくなる。
悪が現れたようだ。助けに行かなければ。
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どうでしたでしょうか?
彼が見ていた平和は真実だったのでしょうか?
次の語り部は悪目線です。
悪は一体、どんなことを思っているのでしょうか?
では、次の語り部まで。
Au revoir。




