ポジションを決めよう
どうもnatakuです。早く試合シーン描きたいなぁ。って思いながら書いてます。
「さてと、昨日の報告から入ろうか」
「ええ。こちら側は、鳥本とは接触できなかったわ」
「そうか」
「これはおそらく、昨日彼に部活があったからということだろう」
「なるほど」
「でそっちは・・・って見なくてもわかるわ」
うん、わかるよな。この圧倒的威圧感と巨体、岩井である。
「岩井を仲間にした。あとは、パスとドリブルの練習を30分ずつかな。んで、帰る途中に商店街の福沢スポーツでボール買って帰った。そのボールで、家の中でパスの練習をしたんだ」
「おお、頑張るじゃんか」
「当たり前だろ。サッカー楽しくなってきたし」
「そっかー。よかった」
「で、今日はどうするんだ?」
と伊庭が言うと、
「俺たちは練習だろ。早くうまくなって頂上取りてぇしな」
「岩井!お前、ありがとな!」
「いいよ。それより、お前らのポジションって言うんだっけか?はどこなんだ?」
「私はMF。攻撃のほうが得意かな」
「俺はFW。玉坂FC時代は14だった。左サイドのアタッカーだな」
「僕は、DFですね。右サイドバックです」
「俺もメタルさんと同じくDFっす。センターバックの右側っす」
「お前らは?」
「・・・」
俺たちは、とても大切なことを忘れていた。それは、俺たちのポジションである。
「あっ」
「ポ、ポジション決めるの忘れていました。ひ、ひとまず氏家君は足が速いのでMFに、岩井君はDFでその体の大きさとボディバランスを考慮してセンターバックの左側、伊庭君は気迫がありますから左サイドバックのDFで、水卜君は…」
特にないですよね。わかってますって。FWってゆうガラじゃないし、MFでもなんか違うしな…。あっ!あそこはどうだろうか?
「GKはダメかなぁ」
「「「「「それだ!」」」」」
「野球部時代にキャッチャーとしてすごしていた水卜なら、強靭な足腰とバランス感覚があるはずだ」
「それに、武器はバントでしたから、瞬発力も高いです!」
「じゃ、決まり!今日はみっちり練習しよー!」
「「「「「おー!」」」」」
to be continued