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最後の希望  作者: 加崎真奈里
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第1章 全ての始まり プロローグ 『危機的状況』

主人公 金堂こんどう 輝鋩きぼう高校3年生 仲間思い、心は優しい

父親  金堂こんどう 篤志あつし教授 全てにおいて天才の持ち主

兄   金堂こんどう あかし助手 武器の開発に関しては天才

3年6組 生徒全員 バカども  輝鋩がいつも思っていること

「クソッたれ!」

 ——やばい、これは本気でやばい!

 武器も弾薬も何もかも完全に足りない。どうする…。

「どうすんだよ!輝鋩!このままじゃ…俺たち…全滅だぞ!」

 ——そんなこと俺にだってこの状況を見れば分かってる。

 俺たちの目の前にはゾンビの群れが襲いかかってきている。ゾンビは次々とバリケードを破り、中へと進行を開始している。

「弾薬!弾薬!弾薬!」

 アサルトライフルM16(ブラックライフル)の銃声のする中、その2文字の言葉が止むことなく叫び続けている。

「早く弾薬!早く持ってこないと俺ら全員ゾンビの餌だぞ!」

「そんなの言われなくても分かってる!」

 全員突如現れたゾンビの群れにパニックを起こして気が動転している。

「第2バリケードも破られたぞ!どうするんだよ!輝鋩!もう無理だよ!」

「無理じゃねぇ!俺がなんとかする!」

 輝鋩は打ち方を止め、手に持っていたM16を捨てた。

「お前…一体何するつもりだ…」

「お前らを逃す。俺が時間を稼ぐ、その間にお前らは逃げろ。もうこれしか方法がねぇ。」

 俺はゾンビの方へと歩き出す。俺は腰に付けてある日本刀を抜き構えようとした瞬間…

「ゔぁ」

 俺は手から刀を離し、両膝を地面につき頭を強く押さえた。

 ——このタイミングかよ…。

「輝鋩!どうした!」

「来んじゃねぇ!早く…逃げ…ろ…」

 その言葉を最後まで言い切ったかはわからないが、俺はその場に倒れこんだ。

「輝鋩…きこ……か…しっ…か……ろ」

 ——やべぇ。彼奴ら戻って来やがった。意識もほとんどない。微かにしか聞こえねぇ。

 ——俺…ここで死ぬのかな…。

 次の瞬間、俺は意識を失くした。


初めての連載です。少し書き溜めをしていますが、完成次第投稿したいと思います。

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