ハナのお話 中
まあ、うん。こんな感じ。
ハナはしばらくずっとそのままの格好だった。
どうしようもない状況に、何もできないでいた。この問題は残念なことに自力で解決することはできなかった。それほど彼女は小さかった。色々と。
一種の錯乱状態。自分が何をすべきなのかそのことに頭が回らない。ただその場でしゃがみこむだけだ。最善策を考慮しようと試みてはいるが、それはただのフリでしかなかった。後悔、焦燥、危惧。それらの心労が重なり続け、病む心を生み出す。頭の中はそれらの害虫に蝕まれ、考える事さえも許さず、捕食し続ける。今、捕食者であった彼女の立場が逆転している。もっとも、これは外敵ではなく、自分の内に潜む目に見えない敵に襲われているだけにしか過ぎないが。とにかく、彼女はそれらにより意識がいっているものだから、今、すべきである事柄に思考が回らないでいたのだ。
「どうしよう……」
ハナは呟く。
今、帰れば確実に叱られる。そもそも、勝手に抜け出したのだからそれはもう確実であるが、違反のポイントの累計が積もりすぎてしまっている。それは最初の頃の比ではない程だ。ただ家でジッとしていればよかったにも拘らず、余計なことをしてしまったのだ。ある意味、それが報いと言うべきか。
ハナは、フウカに言われた言葉を思い出していた。
「自分勝手……」
そう。全ては自分が蒔いた責任だ。自分が勝手にコトリとタロウを連れ出し、その結果今の惨状に至るわけだ。それは、自分の都合に相手を巻き込んで起きた事だ。
コトリの紛失が一番でかかった。コトリは、事情からあまり他に見られるものではないのだ。事情を知っている自分たちがフォローをすればなんとかなるが、コトリ一人となってしまってはそのフォローも出来ない。危険な荒野に投げ捨てられた同然である。そして、孤独にそこをさまよう事を使命づけられた。
「うー……」
ハナは、未だに苦悩していた。
「どうしたんだい?」
ここで、善良な市民が声をかけてきてくれた。
「泣いたりして。何か困ったことがあったのだろう? 話してみないかい?」
男性で、若かった。二十代前半。大学でてすぐの人のようだった。そのためか、やや童顔だった。どちらかといえば、可愛い系男子。といったほうが合うか。スーツを身にまとい、シュッとしていた。身長も高い。声は高くも低くもなかった。中性的なものだった。しかし、わずかに低さが勝っているか。ショートヘアだ。そして、不思議な事に銀色の髪をしていた。地毛だろう。鼻は高く、顔立ちも白人のようだ。つまるところ、外人だ。だけど、その割には日本語が上手だった。なまりもなかった。外人ではなく、ハーフなのだろうか。
「うー」
ハナは、ビクッとする。突然背後から声をかけられたのだから当然だ。そして、振り返った。彼をまじまじと見つめる。
「君は……」
男の瞳孔が開いていく。ハナを見て、動揺した。変化したのは顔だけだった。少し、唇を震わせた。
男はしゃがみ込み、ハナとの目線を同じにした。そして、微笑みながら頭を撫でるのだった。少し、目が赤くなっていた。
「どうしたの?」
「ううん。なんでもない」
目をつぶり、首を横に振った。
気を取り直す。
「君の名前は? ぼくは、イツキだよ」
「イツキ……? うー。ハナ」
「そうか……。ハナ、か。……いい名前だね」
「うー。セイイチ、つけた」
「せいいち? ……なるほどね。その人が、保護者。なのね。……それにしても、ちゃんと食事はしているかい? 君ぐらいの年頃の女の子でも、あまり食べないからね。そうしないと、大きくなれないよ」
「突然、変」
「そうだね。ごめんね。ぼくは、ちょっとお節介なところがあるから。ダイエットとか、そんなのはしなくていいんだよ、てね。まあ、どうだっていい。ところでさ、どうしてふさぎ込んでいたんだ?」
「実は……」
ハナは、説明を始めた。
「なるほどね。それは困ったね」
ハナは、一応話してはいけないことは話さなかった。とりあえず、外出禁止になっていたにもかかわらず犬と一緒に抜け出し、その時に大事な人形を持っていった。そして、ちょっと目を離したすきに犬と人形がいなくなっていた。彼はそのように納得した。
「あまり、遠くへはいっていないだろうから……。ぼくも探すのを手伝うよ」
「本当に?」
「ああ」
頷いた。
「ありがと」
「いや、いいよ。善良な一般市民を守るのがぼくの仕事だからね。たとえそれがどんなに小さきことでも、困っていたら見過ごすわけにはいかないから」
「なに、いってる?」
「ぼくね、こう見えて刑事なんだ」自慢するかのように言った。「今年なれてね。ここに来てすぐに取れるとは思ってもみなかったよ」
「どういうこと?」
「うーんと、海外にいてね。日本に来たのは初めてだったんだ」
「ふーん。喋り、うまい。ハナよりも」
「ありがとう。ハナも、成長すればきっとうまくなるよ」
笑みを浮かべてハナの頭を撫でた。
「なんか、不思議?」
「不思議ってなにが?」
「うー。わからないけど、なんか、不思議」
「それが何かを聞いているんだけど」
苦笑を漏らした。
「みんなに、感じるものと、同じ、感じが、する」
ハナはニッコリと笑うのだった。
「なるほどね。それは嬉しい」
ハハハ、と笑う。多分、ハナの言いたいことは伝わっていないのだろうな。
「話を戻すね。人形は、多分、この辺りにあるはずだよ。少し探してみるか」
「でも、ハナ、探した。見つからない」
「うーん。犬が加えて持ち去ったというのも無きにしも非ずだが。まあ、もう少し探してみようか」
「うん」
二人でもう一度くまなく探してみる。だがしかし。いくら探しても目当ての者は見つからなかった。
かなりの時間が経った。それなのに、捜査は一向に進展を向かえない。
「困ったな」
彼は、うむ。とため息をついた。ハナはうなだれていた。
「ごめんね。役に立てなくて」
「ううん。いい。ハナが、ダメなんだ」
今にも泣きそうなハナだった。そのハナに、言葉をかける。
「どうして、そうだと思うんだ?」
「だってね。ハナが、ちゃんと、できてない。余計なことして、それで……」ハナは、言葉を詰まらせた。「セイイチ、フウカ、コトリ……みんなに、迷惑、かけた」
「うん。たしかに。その人たちに迷惑はかけただろうね。だけど、それはハナが望んだことだ」
「望んで、ない」
「もう一つ、尋ねよう。君は、君の保護者……誠一といったかな? その人のことが好きかい?」
「うん。でもね、なんだろう。ハナ、今日も、怒られた。でもね、優しい時も、ある」
「今日はどうして怒られたりしたんだい?」
「悪戯して……」
「それは、怒るよ。ぼくだって、嫌だもんね。ま、度によるけど」
「……何、言いたい?」
「要するに、構って欲しいと思っているんだよね? その保護者……誠一に。ひょっとすると、寂しいのかい?」
「どうして? わかるの?」
「フフ。いやなに。ぼくにね、姉がいて。その人もそういうタイプだったから。大事な人に自分を見てほしいがために、ちょっかいをよくだしていたもので。どうやら、当たっていたようだね。だから、君は、迷惑というのを無意識のうちに望んでいるんだ。そういうことだ」
「……そう、だったの?」
「そこは、自分で考えた方がいい。自分で考えた先に出た答えこそが、本当の答えとなるのだから」
「よく、わからない」
「いずれわかることであると思うよ。まあ、そこは一度深く話し合った方がいいのではないかね?」
「……うん。ハナね、たぶん、イツキいったように、寂しかった。だから、やった。見てほしかった。うん。だって、セイイチ、学校いく。一緒の、時間。とれない」
「そういうものだ。時間は限られている。短いものだ。なら、その短い時間を有意義に使う方が、正しいのではないかい? 余計な事をしていると、その時間さえも無くなってしまうのだから」
「わかった」
ハナは、こくりと頷いた。
「まあ、その人たちにはキチンと謝るんだよ? 何もしないままだとさらに手遅れになる。……さて。話が少し曲がってしまったようだ。ここにはないということは、他の場所にあるのだろうね。ここから離れた場所を、探してみよう。時間はある。きっと見つかるよ」
「そう、だね」ハナはうーん、とうねった。「どこに、行ったのかな?」
ハナがそう呟いた時だった。彼の電話が鳴った。「ちょっとごめんね」と、一言入れ、彼はそれにでた。
「もしもし」
『あー。樹君よ。君は君は。今どこにいるのかえ?』
「あー……」
上司からだった。彼は、その上司と別行動をしていて、決めた時間に落ち合おうという話をしていたのだった。それをすっかり忘れてしまっていたのだ。彼はハナを見て、どのように説明しようか悩んだ。
『忘れてたの、ね。なるほど。なるほど。それもいいであろう。だがしかし。だがしかしながら、それを私相手にやるとは、いい度胸している、しているよ?』
怒っているようだった。
「すみません。ちょっと野暮用がありまして」
『そうかいそうかい。今、どこにいる?』
「えっと……ぼくがそちらに向かいます」
ハナを流し目で見ながら言った。彼は汗をぬぐう。
『あっそう……。まあ、まあ。待つのは嫌いだ。すぐ来てね』
「はい。分かりました」
『まあ、まあ。覚悟をしとくようにね。絶対にね』
「うー……はい。わかりました」
電話を切った。そして、深いため息をついた。
「あの、ごめんね。ハナ。ちょっと行かないといけなくなっちゃった」
「どうして?」
「いや、ちょっと上司との待ち合わせをすっぽかしてたんだ」
「うー……それは、酷い」
「だよね。困ったな……まだ解決していないのに」
彼は頭をかいた。どうしようかと悩む。誰かに助け舟を出してもらいたかった。
「どうしたっすか?」
彼のその祈りが通じたのか、やってきた。
M高校の制服を来た女子学生が声をかけてきたのだった。
「あー。ちょうどよかった。あの、もしよければ、この子の手伝いをしてくれないか?
ぼくはもう時間がないから」
「そうっすか……アレ?」
彼女はハナを見る。そして、目を細めた。
「もしかして、いっちのアレじゃないっすか?」
彼女のそのセリフに、ハナは反応した。そして、彼女を見た。ハナは首を傾げた。憶えていないようだった。
「誰?」
「あー。先月に一回会っただけのしがない女子高校生っす。まあ、憶えてないのも無理ないっすね。というか、うちが憶えていたのも奇跡と言えば奇跡っすよね」
「長い」
「ごめんっす。たしか、はな……ちゃん? だったすかね?」
「うん」
「やっぱり。うちは慧莉っすよ」ハナは、やはり知らないという顔だった。「まあ、しゃあない。……すんません。詳しい事情を聞かせてほしいっす」
慧莉は彼にそう聞いた。彼は手短にそれを慧莉に話すのだった。
「うっす。わかりやしたっす。あとはうちに任せるっす」
「ありがとう。たまたま知り合いで良かったよ」
「そうっすね。偶然は実に運命的で面白いっすよ。まあ、さておき。上司さん、激おこなんすよね? だったら早くいった方がいいっすね」
「そうだね。あ、そうだ。コレ、ぼくの携帯の番号。一応何かあったら連絡してくれ」
「嫌っす」
「一応、ぼくはこうみえても刑事なんだ。だから、何かあったら助けに行くよ」
「刑事はスーパーマンとはちゃうっすよ」
「頼りになるという点は一緒だよ」
「そうっすか?」慧莉は含み笑いをした。「怪しいもんすよ」
「やれやれ。さて。あとはよろしくね」
「うっす。では」
「あ、ありがとう……ござい。ました」
ハナは、ぺこりと頭を下げた。
「うん。偉いね」
「また、会える?」
「機会があれば会えるだろう。もし、何かあれば、電話をしてくれ。いつでも飛んでくるから」
そう言って彼は去っていった。
その後姿を見送った。
その人の背中が小さくなった時、慧莉がようやく口を開いたのだった。
「うちは、慧莉。りんりんってよんでいいっすよ。はな……だから「はっち」でいいっすね」
「うん。よろしく。さとり」
「なんで、あだ名で呼んでくれないんすか。あ、そうそう。そういえばさっき……といっても、一、二時間ぐらい前っすけど、いっちにあったっすよ」
「……」
ハナは浮かない顔だった。後ろめたさがあるため、誠一郎の名前を聞きたくないようだ。
「まあまあ。すぐ見つかるっすよ」
「全然、みつからない」
「まあ、そういうこともあるっす。とりあえず、この辺にはもうないらしいっすから、他の所を探すっすよ。先に犬っちを見つけた方がいいっす。そっちの方が多分楽っすから。その後に、犬に人形の居場所を吐かせるんすよ」
「……うー。わかった」
「じゃあ、そういうことっすね」
二人は河川敷を離れ、別の所へ探しに向かうのだった。
「うー。全然。ダメ」
「そうっすね。もう、くたびれたっすよ」
慧莉は公園のベンチに座り、はあーと深いため息をついて、もたれかかる。かなりの時間歩きっぱなしだったから、足にきていた。時間は、もうすぐ五時になるといったところか。
暑い中、歩き回り、汗を大量に流していた。ブラウスが汗でびっしょりだった。それはハナも同じで、シャツが汗で体にへばりついていた。
「うー。嫌だよ……」
ハナは、その場に座り込んだ。慧莉は、ベンチに座るように言った。
「大丈夫っすよ。犬なんて、勝手に出てって勝手に戻ってくるっスよ」
「それ、猫」
「犬も猫も同じっすよ」
「かわいい、の、方向、違う」
「たしかに、そうっすが。犬も猫も帰るべき場所はキチンと憶えているっすよ」
「でも、タロウは、迷子だよ?」
「あー。そうだったすね。あれっすよ。猿も木から落ちる。誰にでもミスは起こりうるんすよ。ね? はっちもそうっしょ?」
「……」
「自分の非は分かっているっすよね? なら、自分がどうするべきか、わかっているっすよね?」
「だから、探してる」
「そうじゃないっすよ。確かに、それも大事っすけど、他に、大事なこともあるっすよ」
「……」
「今回は、はっちがやっちまった行い。それをどう収めるか。ただ、見つけただけでは、なんの解決にもならないっすよ。分かるっすか? 自分がどうするべきか、を」
「……でも、見つけないと、なにも、出来ない。それに、会いたくない。怒るから」
「はっちは、今回、一人で解決できると思っているっすか? あの刑事や、うちの協力を得てるっすよね? まあ、役に立ててるかは怪しいっすが。とにかく。いっちにも協力してもらうんすよ。身内が蒔いた種は身内も一緒に刈ってくれるっす。でも、そのためには、信頼が必要っす。それを、今、はっちがなくしているものっすよ。だから、それを取り戻す必要があるんす」
「……でも、恐い……だって……」
「そりゃあ、そうっすよ。でも、嫌なことばかりから逃げる人には誰もついてかないっすよ。立ち向かう人に、協力したくなるっすよ。ね? はっち?」
「……」
ハナは黙ってしまった。
「もし、あれなら、うちがついていくっすよ。それだけでも、メンタル的に全然違うっすよ」
「……」
ハナは膝の上に握り拳をつきり、震えていた。小動物が怯えるようだった。今にも泣きそうだった。
慧莉は、肩を優しくたたいた。
「……うー……わかった。……お願い」
「よし。わかったっす。行きますか」
ハナは、勇気を振り絞り、立ち上がった。そして、歩き出した。慧莉は笑いながら、ハナの背中を押すのだった。
家に帰ると、フウカが出迎えてくれた。フウカの話によると、誠一郎は、ハナを探しに出ていってしまったようだ。それを聞いてハナは、申し訳ない気持ちと、嬉しい気持ちが混ざり合った感情を手にする。
慧莉に、事情を説明してもらった。
それを聞いたフウカは特に厳しい言葉を言うのではなく、ただいつも通りに接してくれるのだった。
ハナはフウカに一言言おうとしたが、中々言えなかった。それでいた。
フウカと慧莉は初対面にもかかわらず、普通に会話していた。すぐに打ち解けていた。
フウカは、誠一郎を電話で呼び戻した。ハナが戻って来たという旨を伝えたのだ。そして、この家に向かっている。
その間に、ハナはフウカと慧莉に勇気づけられる。ちゃんという事が大事である。そういったことを言われる。
ハナは、肩身が狭い思いをしていた。ハナは誠一郎が来る前に、一つ、終わらせなければならないことに気がついていた。
ソファーで体育座りをしていたハナだったが、おもむろに立ち上がる。
「フウカ……」
そして、フウカに声をかけた。
「なに?」
フウカは、敵意のない表情でハナに呼びかけに答えた。
「ごめん……なさい。心配、かけた」
ハナは目をきちんと合わせて、言うのだった。
フウカは頬を緩ませて「大丈夫だよ。だけど、もう困らせるような事はしちゃ駄目ですよ」と戒めた。ハナは「はい」と頷いた。「でもキチンと謝れて偉いです」
フウカはハナの頬を優しく撫でた。
「フウカの、いった事、少し、分かった……気がする」
「私が、ですか?」
フウカは、いつ言った事だろうと思い返す。
「お肉の、話」
「ああ。アレですね」
「うん。あれ、わかった」
「そうですか。よかったです」
慧莉はどんな話だろう? と唇をとがらせていた。
やがて、誠一郎が帰って来た。玄関を激しくあけ、そのまま、どたどたと走る。そして、ドアを勢いよく開ける。汗をダラダラと流し、息を激しく乱しながら。肩を激しく上下させる。
「セイイチ……」
ハナは一歩前にでる。誠一郎のその姿に、胸が痛くなった。
「まったく、心配かけやがって」
誠一郎の第一声はそれだった。そして、頭を撫でる。濡れた手を抵抗なく受け入れる。
ハナは、本当に申し訳なくなり、嗚咽を漏らした。
「うー。ごめんなさい。セイイチ。ハナが、悪かった。ハナが、コトリ、タロウ、連れて、でてった。……ごめんなさい」
ハナはそう言った。
「まったく。とりあえず、もう、勝手な真似はするなよ?」
「うん」
誠一郎はハナを抱きしめた。その後、その場にいた慧莉に「ハナの面倒をすまなかったな、という。
「セイイチ」
そんな時、ハナが、声をかけた。
「わがまま、だけど。ハナ、セイイチと、一緒に、いたい。もっと」
「……ああ」
「だから、コレ、やった」
「ん? つまり……?」
ここで、慧莉がフォローをだす。
「要するに構って欲しかったって事っすよ。よくある話っすよ」
「なるほどな。すまなかったな」
「ううん。ハナも……ゴメン」
こんな感じで、一旦、落ち着いた。まだ、事件は残っているが、気持ちは認識できたのだから、よしとしよう。
この後は、誠一郎とハナの二人でタロウを探しに行くことになる。フウカと慧莉は、家に置いた。
探索の成果はあり、タロウを発見することが出来た。公園で呑気に眠っていた。そして連れ帰る。
だがしかし、コトリは発見することが出来なかった。それでハナは落ち込む。
とりあえず今日の捜索は終了にするのだった。
次の投稿は明日。17時です。
次はフウカかな。
なんかな、こういう雰囲気の作ってみたかったんすけどね。どうでしたかね?
どこかでかきましたが、この話は着地点がアレですので、こういう路線を狙っていません。多分、ハナのお話の後編以降話が変わります(下手なアレンジ加えなければ)。
まあ、そんな感じです。
ではでは。




