第3話
初感想ありがとうございます!
より一層がんばります!
そんなこんなで12歳になった俺は、この世界で生きていくためたくさん修行を積むことにした。
俺のことは国中に知れ渡った。奇才、天才、鬼才、神童、等人々は俺をそう呼んでいた。
俺は5歳の頃から部屋で修業と勉強をしていた。空間と時で空間の中だけ時間が1日が1年になる部屋を作り、魔力コントロールを中心に、創造をつかい基本属性魔法の習得、父に師となってもらい、剣術の習得をした10歳にして剣術は父をも越す勢いだった。結局越せなかったけどね。
転生前は剣道をやっていたので、センスはなかなかのものだった。
バルバロイ家の屋敷は無駄に広く、使用人もたくさんいた。
いわゆる大貴族だった。
七大貴族とやらで、俺の家は火を司るらしいが。親父の名前は、ゴマフ=バルバロイ、母の名前はエリー=バルバロイで、両親共、国屈指の実力者でいい人たちだ。
基本的に他の貴族達もいい奴しかいない。
この国はとても平和な人間ばかりで、誰も彼もが取っ付きやすかった。
俺はこの国に生まれてよかったと思い始めた。
あぁ、属性の説明をしておこうか。
属性は基本的には火、水、雷、土、風、光、闇、だそうだ。光と闇は少ないらしい。それぞれ七大貴族が司っている。
特殊属性として俺の創造、時、空間、他にも剣、歌、等様々だ。
七大貴族は国王の次に権力があるらしい。
この国の名前はハイド王国で人間が住んでいる大陸は一つしかなく、大陸の大きさは地球くらいだ。
国は大陸にいくつもあり、一番力を持っているのはメカリナ帝国だ。
メカリナ帝国は中央部にあり、ハイド王国はナキタラ共和国を挟んでいる、帝国だけに帝国主義なメカリナ帝国は大陸統一を狙っている。
なのでナキタラ共和国が侵略されてしまうとハイド王国の国土に侵略を始めてしまうので、ナキタラ共和国とは同盟を組んでいる。
西部にも大国があり国名はチャナ連邦。
チャナ連邦は西にいくつもあった国がメカリナ帝国に抵抗しようと結束してできた国だ。
さしずめ、西チャナ東のハイド中央の帝国と言ったところか。
大陸の外は魔界というらしく、魔王もそこにいる。別に美味しい食材はない。
なんてテンプレ通りのファンタジーな世界だろうか。
あ、そうそう、弟ができた。
弟の名前は、ケイン=バルバロイ年は俺の一つ下だ。
魔力0で属性はなし。
気になって調べてみたが本当は封印されていて、魔力10兆で属性は破壊だった。
魔力0とわかった時の両親の反応は絶望的だったが、捨てるなど雑な扱いはしなかった。
それをみた俺は両親にケインの魔力と属性の事を話し、封印を解いてやったところ、親父が流石俺の子だとか言っていた。破壊は、全てを破壊する創造でも創れない属性だ、基本属性7個も使えるというチート属性だ。
使える人は創造と同じくらいだが創造と同じで魔力消費量が半端じゃないため破壊のおまけである基本属性全部にしか注目されていなかった。
とまあ近況報告をしたところで、飯を食いにいくか。
「兄さん!ご飯だよ!」
と可愛い弟の声が聞こえてきて部屋に入ってきた。
「こらこら、部屋に入るときはノックするもんだぞ」
「でもノックしても兄さんいつも返事しないじゃないか」
とか話しながら部屋を出て弟と5分くらい歩いていると、居間に着いた。転移すればよかった。無駄に広いんだよこの屋敷。
「まぁすわれ大事な話がある。」
居間に両親がいて親父が言った。
…なんだ?あぁ学園の話か。
「知っていると思うが学園に通う事になる…父さん寂しいけどがんばるよ」
「知ってる。親父が寂しいとか知らないし。」
「ひどい」
親父を冷たく突き放した後食事を始めた。
「そうだ、いつからいくんだっけ?」
「一週間後だ。必要な物は準備しておいたから安心しろ」
「ん、ありがとう」
親父に感謝の意を述べながら、わくわくしていた。学園に入ったら楽しそうだなとか、また勉強か、とか
その日は食事を終え部屋で筋トレをして寝た。
一週間後の学園を思って。
つぎの更新日は4月10日を予定しております。
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