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不良と私  作者: 秋元愛羅
本編
41/72

side Mio

初めてのお祭り。


小さい頃お祭りを遠くから見ていただけだった。


お婆様とあの頃はちゃんと私を見てくれていたお父様からお祭りのことを聞いていた。


行ってみたかった。


そして今日、願いが叶う!!





朝から私はテンションが高かったと思う。


庄吾に『どんだけ行きたかったんだよ』と苦笑いされてしまった。


だって初めてなんだもん。


それから拒否権を与えないため唐突に行くことを切り出して2人で行くことになった。


実は私が密かに作ったのは内緒。


こういうときお婆様がすごいって思う。


それから夕方になって庄吾を浴衣に着替えさせた後私は普段はあまりしない凝ったメイクをして外へ出た。


あまり凝ったメイクなんてしないから自信ないんだよね。


悠理に任せればよかったかなぁ?


そんな不安を抱えつついざ、出発。




いろんな出店を見て回って楽しかった。


射的は次に行くとき合ったら挑戦したい。


弓は得意だけれど的が近いのか全然出来なかった。


なのに庄吾ったら一発で落としたんだよ。


ちょとむかつく。




花火の時間が近いのかたくさん人が来て込んできた。


よく見てみるとカップルがぞろぞろ。


今庄吾と手をつないでいるけれどはぐれない為。


例え庄吾よりここに住んでいるのが長いといってもそれは学園内の話。


外に出れば全然分からない。この先に何があるとかどこに続いているとか。


ケータイを持っているから連絡できるといっても合流するのは大変だ。


だから少人数で高校生ということはあまり知られていないし知らなくていい情報だ。


でも事情を知らない赤の他人には多分カップルとして見られているのかなぁ?


一応婚約者。紙の上での。


約半年で友達になれたと思う。


ちゃんと私として接してくれたと思う。


もし契約が切れたら、そのときは庄吾、あなたはどうする?






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