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不良と私  作者: 秋元愛羅
本編
36/72

私と不良の家(5)




それから学園に帰ることになった。


ものすごく澪に対する見送りが手厚かった。


すみません、ここの主人俺ですよね?






「こんなにもらえるとは思わなかった」


きゃあきゃあ喜びを表す澪。


珍しく俺の歳相応の反応を示している。


まぁそんな反応されるのなら夏休みとかに行きますか?


「今度来たら紅茶の葉の名前とかを教える約束したの」


ふふ楽しみだなぁっと漏らす澪に悪いがやっぱりさっきの件は削除することに決めた。


俺を知るために行くならいいが今度行ったら完全に使用人たちと遊ぶに違いない。


俺すごく暇なんだけど。


女子だけに俺が入れるわけ無いだろ。


はぁっとため息をつきながら外を見るともうそろそろ着きそうだ。






「ありがとうございました」


丁寧に礼をいい降りた後去っていく車。


ここからは地位も財産も関係ないただの生徒だ。


そう思って堂々と歩いていたのに・・・・・・・・・・・







なんでここに居やがる。


名門中の名門に行ったので休みなんてほとんど無い。


たとえ休みだろうと平日だろうと将来のために勉強してるはずなのに。


「やぁ、お久しぶり。兄さん」


なんでこいつが居やがるんだ。







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