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不良と私  作者: 秋元愛羅
本編
12/72

転校してきた不良と私(1)




咲き誇った梅を見ながら思い出していた。






あのあと優希ちゃんと一緒に彼女をストーカーした。いや、たとえが悪いので観察したにしておく。


一緒にいることによって微かな表情の変化が読み取ることが出来た。


意外にも彼女は表情豊かだった。


まだ“泣く”という表情は見ていないが笑う、悲しむ、心配する、などの表情を短い期間の中で表してくれた。


ただ、あまりにも微かのため親しくない者には変化が見えないらしい。






そして私と会ってから半年、「姫」という地位につき今日<<こんにち>>までそしてこれからも私達の目標であり、憧れとなっている。


ただ、「姫」となって数日後に行われた文化祭の時男装して歩いたところあまりにも様になってしまい「姫」という名ではなく「王子」となってしまったのは別の話。






もうすぐ高校生になる。


あと3年と言う短い年月だが婚約者の彼は精神的に疲れることはなさそうだ。


彼が別居を希望するならば希望に沿うだけだが。




ピンポーン




そう言えば春の桜祭に出すクッキーの種類を考えたい、そう悠理が言っていたような。


ガチャリと音をたて扉を開けると………………………………………




「………」


「………」






ガチャリ


何か見ていけないものを見たような………………………




もう一度開け確認すると……………………間違いではなさそうだ。








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