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君が。

作者: SYULI


すっごく行きたくないし

毎日ただ寝ていたいけど

君がずっと見守ってくれるから

行かなくちゃって思うんだ


どうしてそんなに優しくしてくれるの?



教える時はすっごく距離が近くて

ねえ、内容より気持ちが溢れそうになるんだけど


でも君は誰に対してもそうで

他の人に教えてる姿、見ていられないよ


そんな君だからこそ私にも優しいのはわかってるけど

面倒見が良くて距離が近いなんて

面倒な相手を増やすだけだって

いつになったらわかるのかな



これまでの人生で誰も指摘しなかったのかな




ねえ、君はいつも何をしているの?

何を考えて、過ごしているの?



毎日毎日家から出たくないし

毎日働いてもなんにも終わらないのに

君はなんのために生きているの?




私も毎日毎日おんなじ日々を過ごして

どうしたらよいのかいつまで続くのか




でもこんな日を過ごしたことも

君が毎日教えてくれたことも

君に逢いたくて会いたくなくて一喜一憂したことも

ぜんぶ、ぜんぶ過去になっちゃうんだろうな



ふと思い出しては懐かしくなって

手が届かなくて、戻りたくて、切なくて

いつだかそんな感情も思い出せなくなって


ああ、人の記憶も日常も

なんて儚いんだろう



何年前の君はなにをしていたの?

何年後の君はいまなにをしているの?


出来ることなら、叶うのなら、

この日々が続きますように


この記憶が続きますように



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