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文字を覚えるのも楽じゃない

数日ぶりの投稿になります。

基本設定などは一応決まっていますが、どのような内容にしていこうとかなどはあんまり決まっていいないのでおかしなところなどもあるとはあると思いますが、処女連載作なので生暖かい目で見ていてください

(ΦωΦ)

~次の日~

「ミリア~。早速本持ってきて教えてほしいな~。」

ルドルフは可愛らしくミリアにおねだりをした。

ミリアはそれを見て目をハートマークにしながら元気よく飛び出していき、すぐに数冊の本を抱えて帰ってきた。

(ミリア早!そんなに可愛いポーズしたかな。でも、可愛いならそれを大いに使っていろいろしたらかゆうまじゃね!?やりすぎたらみんなからそっぽ向けられそうだけど。)

「ルドルフ様~!文字を学ぶために必要な本を持ってきました~!何が読みたいですか!?」

ミリアはそういいながら背表紙を見せてきたが文字を知らないのにがわからずルドルフは苦笑いをしながらミリアに突っ込んだ。

「ミリア、俺は文字がわからないから本を読んで覚えようとしたのに背表紙の文字を読んで決めろとか無理だろ。」

「この本は簡単な文字が書かれた教育本、この本は簡単な言葉だけで書かれた冒険談、この本はひたすら文字を覚えるためのスパルタ本です。」

「ミリアはどの本がお勧めなんだ?」

「私としてはこの冒険談が書かれた本が面白いのでお勧めです。」

「じゃあ、その本を読み聞かせてもらえる?」

「えっ!?」

「いやいや、俺自身が読めないから読み聞かせしてもらわないとわかんないからね。」

「そ、そうですよね!では読み聞かせをしますのでこちらに座ってもらえますか?」

「え、膝の上?まあいっか、じゃあミリアお願いね。」

「はい!」

ミリアはとびっきりの笑顔を俺に向けてから読み聞かせを始めた。

・・・

・・・・・

(・・・うん?)

ルドルフはベットの上で目を覚ました。

(ああそっか、読み聞かせ中に寝ちまったのか。)

「しくしくしくしくしくしく」

(なんだこの声?)

ルドルフは眠気眼をこすりながら声のするほうを見るとミリアがしゃがみながら床にのの字を書いて泣いていた。

「どうせ私の読み方なんて面白くないですよね。私の読み方が下手だから寝たんですよね。私のことが嫌いなわけがないですよね。」

「おーい、ミリア。起きたぞ、寝て悪かったな。」

その声を聴いたミリアは顔を上げてルドルフのほうを見つめた。

「いえ、考えてみたらルドルフ様は一歳未満なので話してるだけでも度肝を抜かれましたし、まだまだ体が出来上がっていないので眠くなってしまうのも無理ありません。でも、私が読むのがうまければ寝ることなく最後まで聞くのも出来たはずなのに・・・。」

(うわーめんどくせえ、ミリアってこんなタイプの子だったのか。)

「いまルドルフ様、私のことをめんどくさい女だと思いませんでしたか!?」

「い、いや思ってないよ。それよりも物語から入ったのが失敗だったんだと思うよ。だから次回からは一つ一つ文字を教わっていくところから始めていこうよ。」

(無駄にカンが優れてるから侮れないな。)

「わかりました。では明日からは文字を少しずつ覚えていきましょう。」

その夜ルドルフはベットの中で考えていた。

(もし文字を覚えたら魔導書とか歴史書とかを読むことは大事だけど、前世で読んだラノベを覚えている限りに書き写すこともしよう。やっぱり少しばかし変化させたとしてもラノベは読みたいし、なんだったら売り出せばこれからの資金になりそうだな。例えば、ゼロの○い魔とか、鋼殻のレ○オスや、コード○アスなんて書いたら面白そうだからな。なんか文字を学ぶ理由が当初とはずれてる気がしなくもないが目指せ大人気ラノベ作家!!)←(それ自体がおかしいことに気づけよ!しかもパクリとかありえねえ。by作者)

こうしてルドルフゆっくりと眠りについた。

~次の日~

「ではルドルフ様、メイドである私の出来る限り精いっぱいの手伝いをしますので文字を少しずつ覚えていきましょう!」

「うん、わかったよ!でもメリアどうして紙じゃなくて砂があって、ペンじゃなくて木のぼっこなの?」

「そ、それは、申し訳ありません。私の給料では羊皮紙も羽ペン、インクを買うだけの余裕がありませんでした。羊皮紙など一枚で私の給料の10分の1もの価格がすることを昨日知り急きょこのようなものになってしまいました。申し訳ありません。」

ミリアはそういって本当に申し訳なさそうに頭をルドルフに下げた。これにはルドルフもビックリしてすぐに頭を上げるように言った。

「いやいや!ミリアはなんも悪くないよ。俺が急に言ったのが悪いんだし。そんなことよりも文字を教えてほしいな。」

「わかりました!ではまず最初から始めましょうか。『まず最初に私はルドルフです。』という文を書いてみましょう。」

『Ich bin Rudolf.』「これで私はルドルフですと読みます。『Ich』で「私は」という意味になり、次に『bin』で「~です」という意味があり、『Rudolf』で「ルドルフ」という意味になります。」

ルドルフはミリアから学ぶ中であるでなんとなく見たことがあるような気がしてきた。

(なんだったかな?確か若干のさわりを前世で学んだような気がしたんだけどな?確かヨーロッパの・・・思い出した!確かドイツ語だ!昔、ほんとに若干ではあるけれど学んだことがあるからさわりがなんとなく分かるんだ。これなら苦手意識も小さいし学ぶのにも苦労しなんじゃないか?でも、話してる言葉と文章に書く言葉が若干違うからまったく気づかなかったな。何とかなりそうだし、将来は王様やりながらのんびりラノベでも書いてみようっと。なんだったら、前世で学んだ兵法や戦略、戦術書も書いてみたら魔王国の軍事力も上がって周りから攻められずに平和になりそうだし。それと紙も中世ファンタジーならではの羊皮紙だから、なんとなくの知識だけどパルプ紙の作り方がわかるしいつか作ってみよう。)

ミリアがルドルフに一生懸命教えている中、ルドルフはこの国の平和と自身の欲望のことを考えていたため、ミリアはそれに気づいてまたいじけたのは別の話。

こうした目標を持ちながらルドルフはスポンジのようにドイツ語を学んでいった。


感想をお待ちしております。

次回ぐらいには、少しでもこの世界の情報や歴史について触れるよう努力します(`・ω・´)ゞ

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