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異世界転生 お師匠様と、魔法使い!  作者: 松本隆志
■閑話■~ジークのイチャイチャ師弟計画~
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妹弟子に、セクハラされる! その1

ジークには妹弟子が二人いる。


一人は、天真爛漫で綺麗な金髪が似合うプリシャ。

もう一人は、美しい銀髪を二つに分けて三つ編みにしているハリティだ。


彼女はゴードレア王国の下級貴族の三女。かつては他の師の下で修行をしていたが、その師匠は魔人との戦いにより戦死された。その後、グリーナの下に入門して弟子となる。こんな経緯だ。


ジークと出会った頃からの話だが、彼女には魔性の癖がある、ボディタッチだ。さり気なく近づいて来て腕や太ももを撫でてくる。或いは、瞳を見つめながら艶かしい谷間を見せつつ腕を組もうとする。彼女の容姿と体型に魅了されない男はいないだろう。豊かな胸と絶妙な太ももの肉質に目が奪われる。男の欲望を煽る女性だ。


「ねぇ、ジーク」

「なんですか、ハリティさん」


ジークの部屋にいる彼女は、ジークに声をかけると隣に腰を下ろした。さり気なくジークの肩を触り、優しく微笑みながら瞳を見つめる。彼女は、胸の開いた服を着ており谷間が見えている。それを、知ってか知らずかジークに見せつけ耳元で囁《ささや》く。


「私も、ジークと一緒に寝てみたいですわ」

「……!?」

「グリーナ師匠やプリシャとも、子供の頃は寝ていましたわよね」

「子供の時の話ですよ」

「それでも、仲間はずれは寂しいですわ」

「俺はもう15歳ですよ?」

「それがなにか? それとも、私に気があるのですか」

「……間違いが起こったら不味いですからね」

「起こさなければいい話ですわ。ジークは起こしたいのですか?」

「俺も男ですから、さすがにハリティさんと寝れませんよ」

「私に気があると?」

「男なら手を出しますよ」


今日の彼女は積極的だった。理由は分からないが、ジークが引くほどの攻勢をかけている。ジークとしては悪い気はしないが、彼は師匠のことを愛しているため他の女性に手を出す気はない。


ただし、男としての欲望を持つ以上、限界は誰にでもある。彼の理性は崩壊寸前だった。何故なら、会話の最中にも太ももを撫でられ続けているからだ。胸を押し当てられつつ……。


「手を出すとは、私に気があるという事ですわよね?」

「とにかくダメです」

「仲間はずれにするんですの?」

「そ、そういう訳では……」


彼女はセドナの影響を受けていた。グリーナの師匠にしてミディランダ家の大魔法使いセドナ。そのセドナも女性として魔性の女であり、彼女の影響を受けたハリティも魔性になりつつあった。性的な意味で。

そして、彼女は追い詰めた獲物の前で胸のボタンを外し始めた……。


コンッ コンッ コンッ


そこに、扉を3回叩く音がした。来客である。

ジークは「助かった」と胸を撫で下ろしてハリティから離れ、扉を開いた。


「ジーク、ちょっとお話が……」

「し、師匠」


グリーナだった。そしてグリーナは目撃してしまった。

愛弟子の部屋で、胸をあけた服で座るハリティの姿を……。




次回、修羅場

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