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ハマクサギタマゴタケのプレムナちゃんが放つレーザー誘導のイエロースメルボム!

プレムナちゃん

http://toolate.s7.coreserver.jp/personification/#amanita_sp_hamakusagitamagotake

「むっ」

 俺は近所のドラッグストアで人だかりを発見した。そこにたむろするのは、制汗スプレーコーナーで消臭効果を議論するババアども。これでは俺たちの脇下ケアをすることができない。

「悪認定」

 俺は彼らに正義の鉄槌を下すことを決断。

「行くぞプレムナ!」

 俺は連れに呼びかけるも、連れは返事をしない。

「おい、プレムナ!」

 振り向いた俺が目にしたのは、脇汗をしきりに気にするプレムナ。

「どうしたプレムナ!」

「ねえ、ゲンボクちゃん、私の脇、臭う?」

 俺はサムズアップをしながらプレムナに答える。

「大丈夫だ、制汗スプレーはデオドラント効果もばっちりだぜ!」

 目を輝かせるプレムナ。可愛い奴め。

「よし、プレムナ、チェンジマッシュルームだ!」

 俺の号令に従い、腕立て伏せのポーズをとるプレムナ。俺はその両足を取り、下腹部に巻きつける。

「チェインジ! マッシュルーム!」

 すると俺の下腹部と一体化したプレムナが、爆乳をせり立たせながら上半身をそらす。

「いけー! イエロースメルボム!」

 プレムナの瞳から黄色い光線が発され、それをマーカーに両胸から発射された悪臭のボムがババアどもを襲う。せっかく購入した制汗スプレーの効果を試す間もなく死んでいくババアども。

「成敗完了!」

 合体を解いた俺とプレムナは全力でその場から立ち去る。正義の味方は己の正体を知られてはならないのだ。

 そして俺とプレムナはAGプラスが主張する銀の消臭効果を自分たちの脇で確かめる。パトカーのサイレンをBGMに聞きながら。


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