テングタケのパンセリーナちゃんがぺちぺち打つねこぱんち!
パンセリーナちゃん
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「むっ」
俺は近所の空地で人だかりを発見した。そこにたむろするのは、野良猫にえさをやっているババアども。これでは我が家の庭から猫のフンが絶えない。
「悪認定」
俺は彼らに正義の鉄槌を下すことを決断。
「行くぞパンセリーナ!」
俺は連れに呼びかけるも、連れは返事をしない。
「おい、パンセリーナ!」
振り向いた俺が目にしたのは、ハエの後を追って明後日の方に駆けていったパンセリーナ。俺は全力でパンセリーナのもとに走り、懐から猫じゃらしを取り出す。
「こっちだパンセリーナ!」
にゃうにゃう言いながら俺を追っかけてくるパンセリーナ。さすがだ。
「よし、パンセリーナ、チェンジマッシュルームだ!」
俺の号令に従い、腕立て伏せのポーズをとるパンセリーナ。俺はその両足を取り、下腹部に巻きつける。
「チェインジ! マッシュルーム!」
すると俺の下腹部と一体化したパンセリーナが、巨大な猫の手に変化する。
「いけー! 必殺ねこぱんち!」
猫の手と化したパンセリーナが、次々とババアどもにねこぱんちをヒットさせる。肉球の快感を冥土の土産に死んでいくババアども。
「成敗完了!」
合体を解いた俺とパンセリーナは、全力でその場から立ち去る。正義の味方は己の正体を知られてはならないのだ。
そして俺とパンセリーナは猫どもを抱え、去勢のために動物病院に走る。パトカーのサイレンをBGMに聞きながら。