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フクロツルタケのヴォルヴァタちゃんがこびとに配る臓物ブレイカー!

ヴォルヴァタちゃん

http://toolate.s7.coreserver.jp/personification/#amanita_volvata

「むっ」

 俺はインターネットのぐぐれかす上で人だかりを発見した。そこにたむろするのは、こび○づかんに登場するキモいキノコ型こびとども。これでは俺のアシスタントたちがパクリと言われかねない。

「悪認定」

 俺は正義の鉄槌を下すことを決断。

「行くぞヴォルヴァタ!」

 俺は連れに呼びかけるも、連れは返事をしない。

「おい、ヴォルヴァタ!」

 振り向いた俺が目にしたのは、斜め上を眺めながら未知との存在との交信にチャレンジしているような表情のヴォルヴァタ。

「どうした!ヴォルヴァタ」

「……。ぐう……」

 この娘、目を開けたまま寝てやがる。

「起きろヴォルヴァタ!」

 目を覚ましたヴォルヴァタ

「うう……。ゲンボクちゃん、背中かゆい……」

 立ち寝であせもになってるんじゃねえ!

「見ろ、ヴォルヴァタ!、あのキモさを!」

 こびとどもに目線を送るヴォルヴァタ。そして3秒後。

「キャー! ゲンボクちゃん、あれ気持ち悪い!」

 やっと気づいたかヴォルヴァタ!

「よし、ヴォルヴァタ、チェンジマッシュルームだ!」

 俺の号令に従い、腕立て伏せのポーズをとるヴォルヴァタ。俺はその両足を取り、下腹部に巻きつける。

「チェインジ! マッシュルーム!」

 すると俺の下腹部を両足で挟んだヴォルヴァタが、両手で綿菓子のような何かを振りまく

「いけー! 臓物ブレイカー!」

 撒かれた綿菓子に群がるこびとどもが、徐々に内臓を冒されていく。一発屋の呪いを口にしながら死んでいくづ○んのこびとども。

「成敗完了!」

 合体を解いた俺とヴォルヴァタは全力でその場から立ち去る。正義の味方は己の正体を知られてはならないのだ。

 そして俺とヴォルヴァタ、他のアマニタ・シスターズの娘達は、双葉社に叱られないように姿を消す。パトカーのサイレンをBGMに聞きながら。


今日もテングマンとアマニタ・シスターズは正義の為に闘うのだ!

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