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第4話:すべての始まり

完成でぇす。



チャンボ

「なぜこんなことが起きているのか教えてあげるよ。すべての始まりは僕がまだ小さいときだったんだ。」


そのころはチャンボ星とアンモニウム星は同盟を組んでいた。チャンボ星の王はジャンボ王、アンモニウム星の王はアンモニウム大魔王だ。

しかしある時アンモニウム大魔王がガイア星を征服しようと話してきた。もちろんチャンボ星はその話に反対した。

その日以来両星の仲は最悪のものとなり同盟も決裂した。

そんなある日。


ジャンボ王

「チャンボよ。お前はいずれこの星を担うことになる。どんな時も自分の想いを貫き強き王となれよ。」

チャンボ

「はい!父上!」

いつものように話をしていたふたり。

その時、

アレックス

「王!!大変です!アンモニウム大魔王が魔物の大群を引き連れ我が星に攻めてきています。城に到達するのも時間のうちかと!」

「ついに来たかアンモニウムよ。しかし引くわけにはいかん!兵を集めろ!!迎え撃つぞ!」

「はっ!」


アンモニウム大魔王はあっという間にチャンボ城に攻め入ってきた。魔物達の大群にチャンボ星の兵達は抵抗するも次々に倒されていった。

アレックス

「王!!アンモニウム大魔王がすぐそこまで来ています!お逃げください!」

「王たる者自分の星を守らんでどうする?こうなったのも私の責任だ。戦わせてくれ!それよりもアレックスよ。お前の力を信じて頼みがある。チャンボをつれて逃げてくれ。最後の命令だ。」

「王…。わかりました。しかし王!必ず生きてください!!」

「全く。無理なことを言うな。チャンボを頼んだぞ。」

チャンボ

「父上を一人にしてなんて嫌です!僕も戦います!!」「馬鹿者!お前以外に誰がこれからの星を守るのだ?私の全てをお前に託したぞ。」

「嫌だっ!」

ガサッ。

「は、離せアレックス!!僕は父上と…。」

アレックス

「………………」

アレックスは無言でチャンボを担ぎ上げ城から出ていった。

ジャンボ

「チャンボ、アレックス。お前達は私の大切な…。」「ガッハッハッ。感動のお別れはすんだのかジャンボ?この星も大した力はないな!残るはお前だけだぁ!捻り潰してやるわぁ。」

「いいだろう。勝負だアンモニウムよ!チャンボ血族に伝わる居合にてお前の相手をしてやる。」

「面白い!!かかってこい!」

「斬る!」

ジャンボが一歩踏み込んだ瞬間アンモニウムの体に傷がつく。

アンモニウムがその痛みを感じないうちに違う傷が次々に切り刻まれていく。

「な、なに!?」

「これで決める!

居合流奥義、三の太刀!」

「一つ!」

「二つ!」

「くらえ!三つ!!!!」

「ば、ばかなぁ!?」

ジャンボの連撃にアンモニウムは成すすべもなく倒れ込んだ。

しかし……。

「ガハハ……、ハハハハ……!ガッハッハッハ!!面白い。面白いぞジャンボよ!!」

「な、なんてことだ!?私の居合では倒せないのか!?」「ジャンボ!全てを終わらせてやるわぁ!!」

アンモニウムの体がどす黒いオーラに包まれたとたんアンモニウムの体は今までの三倍ほどの巨体になっていた。

「死ねぇジャンボ!

デーモンスマッシャー!」「ぐ、ぐはっ!?」

ジャンボはその一撃に耐えることはできなかった。

「さらばだ。チャンボよ。」

「ガッハッハッハ!ジャンボ王破れたりぃ!!!!」





チャンボ

「こうして、アンモニウム大魔王の銀河征服が始まったんだ。」

アレックス

「あれから、10年が経った。チャンボ王子はホントに成長されたんだ。」

「父上の死を僕は絶対無駄にしない。だから、アラン。君にも力を貸してほしいんだ。」

アラン

「そんな過去があったのか。ならば、エメラダというあの女は?」

「そのとおりだよ。君の国の王とチャキー姫をさらったのは死霊使いのエメラダ。アンモニウム大魔王幹部の一人さ。」

「ならば断る理由はない。奴らには制裁をくわえないとな!それにこんな酔っ払いバカだけでは安心できんからな。」

「酔っ払いバカだと!?アランてめぇ!やっぱり気に食わねぇ!」

「またやる気なのか?いいだろう。結果は見えているがな!」

「ハッハッハ、愉快愉快。楽しい旅になりそうだね♪」


こうして全ての星を巻き込んだ戦いの旅が始まった。


その頃、アンモニウム星では、

チャキー

「アラン、あなたに会いたいわ。助けて。」

監視員

「おーい!ガラン。交代の時間だぞ!?」

ガラン

「わかってるよ!!」

「あなたはガランと言うの?アンモニウム星の魔族にはあなたみたいに人と変わりない外見の方もいるのね。」

「ま、まぁそうだなぁ。

……馴れ馴れしい女だな、そんなことより、アンモニウム大魔王のやり方は本当に卑劣だ。こんなことオレはもうやりたくない。他の星に逃げ出してやる。絶対に!」



アンモニウム星に裏切りの種がひとつ。

彼もまた戦士となる。

今回は回想シーンでした。次回はキャラ紹介します。アレックス

「かっこよく書いてくれよ!?」

アラン

「お前はただの酔っ払いバカだ!!」

アレックス

「なんだとぉ!?てめぇ!!」


皆さんケンカはやめましょう。

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