はじめに
去る2022年11月18日は、私・平井敦史のなろうデビュー1周年でした。そこで、1周年記念に新連載をお届けしたいと思います。是非お付き合いください。
テーマは、タイトルに掲げたとおり、古今東西の女性君主の列伝です。
この1年間に私が執筆した歴史エッセイの中には、何人かの女性君主が登場しました。
具体的には、エジプトマムルーク朝の真珠の木、インドマムルーク朝(奴隷王朝)のラズィーヤ、ベトナム李朝の李昭皇といった人たちです。
皆それぞれに数奇な人生を歩んだ女性たちですが、世間一般の知名度は極めて低いといっていいでしょう。そして、彼女たち以外にも、歴史上には有名無名の女性君主が多数存在しています。
本作では、そういった女性君主たちを一人ずつ取り上げ、まったりと語っていきたいと思います。
さて、最初にお断りしておきますが、私はどちらかというとあまり世間に知られていない人物・事柄を紹介することに喜びを覚えるタイプですので、超有名どころは取り上げない可能性が高いです。ご了承ください。
例えば、クレオパトラ七世とか。エリザベス一世とメアリー=ステュアートとか。エカチェリーナ二世とか。
なお、エカチェリーナ二世については、東郷しのぶ様の『歴史上で実際にあった、なろう系乙女ゲームの悪役令嬢がアホな王子を「ざまぁ」したっぽい話(厳密には皇妃と皇帝のバトル)――「寝取られ」や「逆ハー」や「もう遅い」もあるよ!』(N9643HG)という傑作エッセイがすでにありますので、ご興味のある方はそちらを是非!
そんなわけで、まず最初にご紹介するのは、連合 王国のエリザベス二世陛下亡き後、世界で唯一の女王となられた、デンマーク王国のマルグレーテ二世陛下。明日11月28日(月)に投稿し、その後は月・水・金の週3回更新予定です。
まだ何人取り上げるかもはっきりとは決まってない状態の行き当たりばったり企画ですが、いけるところまで行ってみます。よろしくお願いしますm(_ _)m
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2023.1.13追記
……なんてことを言っておりましたが、次第に、本エッセイを古今東西の有名無名の女王様を(あらかた)網羅したものにしたい、という欲が出てきてしまいまして。
なので、エリザベスやエカチェリーナにも挑戦します^^;
頑張るぞー!