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第90話 Re:2000年11月1日 水曜日 18:30 - Zzzz

 『チャプン・・・ピチョン』


公園に忘れた自転車を急いで取りに帰って。

速攻で家に帰って来ると、美姫とゆかりちゃんの二人は、美姫の汚部屋に二人で籠ってるようで。

なにやら、2階から二人が、ぺちゃぺちゃと話をする声がしてきていたので。


なんだか、美姫の部屋に入って行くのも気が引けてしまい、そのまま、キッチンの母親の所へ顔を出すと。

もうじき、ご飯なので、先に風呂に入りなさいと言われ、着替えを取りに2階へ上がっていくと。

また、美姫の部屋から、2人が話す声が聞こえて来て、部屋に顔を出すのも少し気が引けてしまい、着替えを取ってすぐ階段を降りてお風呂場へと向かった。

ここ最近は、ずっと美姫と一緒にお風呂に入っていたので、脱衣所で少し寂しい気持ちになりながら、2階のお姉ちゃん達が気になりながらも、渋々お風呂へと入っていった。



ふぅ~ 久しぶりの1人でのお風呂・・・


それにしても、タイムリープで戻って、やり直したこの3日間・・・

毎日がカロリー高過ぎて、めちゃくちゃ長く感じてしまった。


オーディションの票集めも田島を除いても問題無く終わったし。

遥ちゃんのパンツを、剛のエロの毒牙からも守ってあげたし。

アッコちゃんとは、1回目の時より、ちょっと良い感じだし。

俺のモテ期到来もそのまま~♪


秀樹の恋の応援も出来そうだし~


ゆかりちゃんも何とか救えた・・・と思うし。


まあ、ギリギリだよな。

傷つくことは、避けられ無かったわけだし・・・

でも、ギリギリとはいえ、ゆかりちゃんを救えたんだと信じたい。


それに、アッコちゃんの心にトラウマを残すような光景も見せずに済んだみたいだし。

何とか、タイムリープ前に考えたプランをここまで遂行してきたけど。


残すは明日だけ・・・


明日は・・・


写真の遥ちゃんバレのイベント回避と、ロト6の1等当選!

はぁ~ ロト6当たったらどうしようかな~


やっぱり家族会議になっちゃうかな~


息子は1億円もっている・・・ってCMのまんまヤン!

ふふふっ、でも明日当選したら俺は1億円じゃなくて3億円手にするんだ!


すべてやり終えた後は、3連休にアッコちゃんとの動物園デートだ・・・楽しみだな・・・


はぁ、それにしても、お風呂ってこんな広かったんだな・・・

美姫とのお風呂の時間を一回分損したような気持ちで、お風呂から上がると。


洗面所で体を拭くと、キッチンへ行き冷蔵庫から麦茶をだして、ダイニングで一息をついていると。

母親から、ゆかりちゃんが今日はウチに泊って行くからと聞かされ。

2階の様子が気になり、階段を上がって行くと。


ちょうど、話が終わったみたいで、美姫の部屋から二人が出て来た所だった。


「ん? アキラ、久しぶりの1人のお風呂はどうだった? お姉ちゃんと一緒じゃなかったら、寂しかった?」

「えっ!? 美姫!? ちょっと、まだ一緒にお風呂入ってたの?」

「なによ、ゆかりだって、2年前まで一緒に入ってたじゃん」

「あの頃は、アキラだってもっと小さかったし・・・」


「今も小さいじゃん」

「え~ ちょっと大きくなったし。 なんか、男らしくなっちゃったから、もう恥ずかしくて私は入れないよ・・・」


まぁ、ゆかりちゃんの反応が正常なんだろうな・・・

それでも、ゆかりちゃんに、入れないと言われてしまい。

なんだか、寂しいなっと思ってしまった。


「ゆかりちゃん、今日泊まってくって本当?」

「うん、さっきお母さんに電話したら、泊って言って良いっていわれたんだ」


笑顔ではしゃぐゆかりちゃんを見て。

カラ元気なんだろうと思いながらも、少し元気が戻ってきてよかったと思う。


それにしても、こうやって美姫とゆかりちゃんが並んでるところを久しぶりに見たけど・・・

2人の可愛いJKが並んでる姿は、ずっと見てられるなぁと思いつつ。


美姫よりも、やっぱりゆかりちゃんの方が、可愛いと言うか、綺麗と言うか。

こうして、並べると可愛さの次元の違いを感じてしまうというか。


美姫が、クラスで一番のマドンナ的な存在なら。

ゆかりちゃんは、学生なのにモデルやアイドル活動をしている女の子の様な特別感というか。

顔のつくりから、綺麗なウェストライン、細身なのにお胸とお尻の出るところは出る素晴らしいスタイル、スラっと伸びる綺麗な足はもう、雑誌にでてくるモデルさんのようで、キラキラ感が半端ないのだ・・・


こんなにも綺麗なゆかりちゃんが、あんな奴に傷つけられたと思うと。

また、沸々と腹の下から怒りが湧いて来てしまい。

この、怒りをどうしたらよいのか、モヤモヤしていると。


「じゃあ、ゆかり、私先にお風呂入って来るけど。 あんた、アキラに変なことするんじゃ無いわよ」

「はぁ? しないわよ・・・何言ってるの? バカなの美姫・・・」


そう言うと、美姫はスタスタスタと階段を降りて行ってしまい。

その場に、僕とゆかりちゃんだけが取り残されてしまった。


前の人生では、見たことが無かった、ゆかりちゃんのセーラー服姿を改めてマジマジと見ていると。

昨日までは、あんなにも美姫の事が可愛く見えていたのに。

目の前の自分の好みドストライクのゆかりちゃんを見ていると、可愛さのレベルが違うと思ってしまう。


昨日までは、美姫の足を見て、こんな綺麗な足がこの世にあって良いのかなんて思っていたのに。


美姫よりも、5センチくらい身長の高いゆかりちゃんの、モデルさんの様な完璧なプロポーションに、腰で折り畳んで短くなっている、スカートから見える足は、本当に綺麗で・・・


そんな、ゆかりちゃんの足元をじっくり見ていると、そのスラっとした綺麗なラインの足に見惚れてしまい、昨日まで見ていたアレはなんだったんだろう思ってしまう。


そして、さっきゆかりちゃんに抱きつかれた時に、薄々感じてはいたんだけど・・・

イヤ、前の人生で、気づいてはいたんだけど。


改めて、こうやって間近で見ると、記憶に残っている、中学生の頃のゆかりちゃんと、目の前のゆかりちゃんは、明らかに違いがあり。

その、なんていうか、美姫まででは無いにしても。

立派にお育ちになられて、セーラ服を着ていてもわかる、そのお胸の素敵な膨らみを見ていると。

あまりに神々しいその美しさの前に、ただただ見惚れることしか出来ずにいた。


そんな僕にニコリと微笑み掛けたゆかりちゃんが、僕の目線までしゃがみこんで来て。

急に眼の前でしゃがみこむものだから、スカートがはだけて、パンツが見えちゃうんじゃないかと思うくらい、綺麗な足が露わになり。


ゆかりちゃんの表情よりも、目の前の肌色が少し透けた、黒色のストッキングに包まれた綺麗な足に完全に見惚れてしまいガン見をしていると・・・


「美姫が居なくなったから、こうしても許されるよね?」


そんなゆかりちゃんの声がした瞬間、フワっとゆかりちゃんの香りが鼻先をかすめたと思ったら。

急に視界がセーラー服の紺色で塞がれて、ゆかりちゃんが急に抱きついてきたと思ったら、そのままグイッと持ち上げられてしまい。


気づくと、ゆかりちゃんに赤ちゃんのように抱っこされてしまっていることに気づき。

それと同時に、さっきまで見惚れていた、ゆかりちゃんのおっぱいの感触がダイレクトに伝わって来てしまい。

いっきに、恥ずかしい気持ちと、ラッキーというか最高に嬉しい気持ちになっていると。


ゆかりちゃんは、僕を抱っこしたまま歩き出し、慣れた手つきで部屋の電気をつけると、スタスタと普通に僕の部屋へと入って行き。

慣れ親しんだ自分の部屋の様に、普通にスタスタっとベッドまで歩いて行くと、僕を抱っこしたまま、よいしょっと言いながら、ベッドへと腰を降ろした。


「懐かしいな~ あの頃と全然変わってない・・・」


2年間の空白を噛みしめるように、懐かしんでるゆかりちゃんの姿に、その原因を作ってしまった自分は、少し胸がチクっとしてしまい・・・


ただ、それと同時に。

ゆかりちゃんの太腿の上に座らされて、抱っこされていると、どうしたって不純な気持ちが芽生えてしまい。

ゆかりちゃんの綺麗な足を触りたくなるし、目の前の美姫よりは少し控えなお胸には顔を埋めたくなってしまう。


でも、美姫のように、お触りの許可があるわけでも無く・・・

魅力的なゆかりちゃんのカラダへのお触りへの強烈な欲求を必死に我慢していると。


「本当に、懐かしいねここ。 覚えてる? ここで二人っきりでしてたこと?」


ゆかりちゃんに、ここでした事を覚えてると言われた瞬間、昔のことを次から次へと思い出してしまい。

そんな事を言われたら、昔みたいにゆかりちゃんに甘えても良いよと言われたような気がして。

少しだけ、ゆかりちゃんにキュッと抱きついて、甘えていると。


「ふふっ、こうしてると、あの頃のこと思い出しちゃうね?」

「・・・うん」


「ふふっ、さっきまではあんなカッコよく見えたのに、急に赤ちゃんになっちゃったね?」

「だって・・・ゆかりちゃんが昔のことを思い出させるようなこと言うから、甘えたくなっちゃったじゃん」

「どこまで思い出してくれたのかな・・・でも、アキラにこうしてまた甘えてもらえるなんて夢みたい」

「ゆかりちゃん・・・」


うぅぅぅ、忘れてたのに・・・

こんな風にしてたら、また一気にゆかりちゃんの事が好きになっちゃうよ。

もう、絶対に後戻りできなくなっちゃう・・・


ゆかりちゃんとの恋は、報われないってわかってるのに。

どうしったて、惹かれてしまう・・・


「ゆかりちゃん、今日泊まっていくって。 お着替えはどうするの?」

「着替えは美姫に借りるけど。 明日の朝すぐ帰るし、下着は我慢かな・・・」

「そんなすぐ帰っちゃうの?」

「ふふっ、寂しい?」


「寂しいよ・・・もっと一緒にいたい」

「じゃあ、これから毎日会いに来ても良い?」

「来てくれるの?」

「アキラがそうして欲しいなら、そうするよ」

「ゆかりちゃん・・・」


離れたく無いな・・・

もっと沢山、ゆかりちゃんと一緒にいたいのに。

昔みたいにはいかないよな・・・


僕が物心ついた時には、僕の隣にゆかりちゃんはいた。

毎日のように僕の隣には、必ずゆかりちゃんがいて。

夜も一緒で、目を覚ましてもずっとゆかりちゃんは僕の傍にいて。

ゆかりちゃんから「お姉ちゃんのこと好き?」とか、「アキラのお姉ちゃんよ」と常に言われていたから、僕は、てっきりゆかりちゃんも僕のお姉ちゃんだと思い込み。

お姉ちゃんが二人いると思い込んで、疑う事なんてなかったのに。


小学校に上がった頃から、ゆかりちゃんが居ない日が増え。

自分の本当のお姉ちゃんは美姫だけよと母親に言われて、ひどくショックを受けたのを覚えている。


「ねえ・・・アキラ? さっき好きって言ってくれたのって、本当?」

「・・・そんなの、嘘なんてつかないよ。 ずっと、僕は今までゆかりちゃんのこと1日だって忘れたこと無いし。 誕生日だって、ちゃんと覚えてるんだから」


美姫と違って、ゆかりちゃんの事を忘れたことなんて無いわけで。

誕生日だって、忘れたことなんて無かった。


「ふふっ、そっか・・・嬉しいな、ありがとう。 アキラ」

「うん・・・おかえり。 ゆかりちゃん」

「ふふっ、ただいま・・・」


本当に嬉しいな・・・

ゆかりちゃんとまたこうして出会えたのがとっても嬉しい。

また、ここに帰って来てくれたのが、嬉しいんだ。


「いまでも、美姫と仲良しなんだってね?」

「えっ? うん・・・まあ・・・」


「焼けちゃうな・・・でも、私だけ仲間外れにされたみたいでヤダな」

「ゆかりちゃんが、許してくれるなら、昔みたいにゆかりちゃんに甘えたい・・・」


「ふふっ、本当?」

「・・・うん」


「じゃあ、許しちゃおうかな」

「良いの?」

「ふふっ、良いわよ、ほら・・・もっと甘えてみて」


はぁ~ ゆかりちゃん・・・


「ねえ?」

「なに?」


「久しぶりに、アキラのピアノが聞きたいな? ダメ?」

「別に良いけど・・・」

「ふふっ、じゃあ、下に行こうっか?」

「うん・・・」


はぁ・・・下に行くのか・・・

せっかく、お部屋でゆかりちゃんに甘えられるのかと思ってたのに。

なんかとっても残念だ。


それから、ゆかりちゃんの為にピアノを弾き。

僕の隣で、ソファの背もたれに肘をついて、うっとりと僕のピアノに耳を傾けるゆかりちゃに見つめられ。

少し緊張しながらも、主題やテーマが愛に関する曲を選曲して、僕の気持ちが届いて欲しいと願いながら、ひたすら弾き続けていた。


「ちょっ!? なにそれ!?」


ん? 美姫?


お風呂から上がって来た美姫が、リビングまでやって来て。

大きい声をだすものだから、どうしたんだと思い振り返ると。


「ちょっと、なんでそんな曲弾けるの? いつ練習してたのよ!?」


ヤベっ・・・ゆかりちゃんの前で調子にのった。

本来、こんなリストの作曲した曲や、編曲した曲なんて、小学生の頃は弾いた事が無く・・・


いきなり、レベルアップした演奏を目の前で弾いてる弟を見た瞬間。

美姫が混乱して、大きな声をあげた。


「えっ? イヤ、まあ、美姫が居ない時に、こっそり練習してたというか。 気分転換にずっと弾いてたんだよこれ」

「はぁ? 何言っての? 意味わかんないんだけど!」

「も~う、美姫! うるさいよ! せっかく、聴いてたのに・・・」


「お前は何をそんなにウチでくつろいでるのよ! さっさとお風呂入れお前は!」

「ハ~イ・・・」


美姫に風呂に入れと言われて。

渋々ソファーから立ち上がって、洗面所にゆかりちゃんが消えて行き。


残された僕はというと。

美姫からピアノの練習するからどけろと言われ。

あっさりと、ピアノの席を明け渡すと。


ソファにゴロンっと寝転がると。

テレビを適当に付けて、ボーっと眺めていたのだが。


頭の中は、さっきまで見ていた、ゆかりちゃんの制服姿でいっぱいで。


お風呂に入ってパジャマ姿になった、素足のままの色気も何も無い美姫にはまったく興味をしめさず。

ただ、ただ、ボーっとゆかりちゃんのことを考えていた。


ゆかりちゃん・・・ゆかりちゃん・・・お風呂・・・おふ・・・ろ?


イヤ、待て待て待て・・・

いま、何を考えたんだ俺!?


バカなのか!? ヤメロ!!


美姫のそれに手を出すのとは意味が変わってくるだろう!


そうですよね~ そうですよね~ 頭ではわかっているんですけど・・・

でも、いま、ゆかりちゃんはお風呂に入ってるわけで。


そんでもって、さっきまで着ていた制服にアレやコレはいま・・・

はぅ~ 想像しただけでも、胸がキューっとしてきてしまう。


うぅぅ、ヤメロ~ 俺の右手が乗っ取られる・・・


うへへへ、いま行けば、ゆかりちゃんのほっかほかのブラとパンティーにあのストッキングが手に入るぞ!

イヤイヤ、ダメに決まってるだろ! ゆかりちゃんに嫌われたいのか! 止めるんだ!!


悪魔の囁きと、理性の塊の俺とが、激しく脳内でやりとりをしながら。

僕は、ただひたすらソファーで、欲望を抑えて我慢をし続けていた・・・


それから、しばらくして、お風呂から上がったゆかりちゃんが、美姫から借りたパジャマに身を包んで、リビングに戻って来たところに、ちょうど親父が帰って来た。


親父とゆかりちゃんが、久しぶりに再会する従妹同士のような会話を始めてしまい。

僕はずっと、ジーっと恨めしそうに、親父を睨みつけていた。


親父が帰って来ると同時に、ご飯が出来たという母親の掛け声で、皆ダイニングテーブルに着くと。

いつもと違う席にそれぞれ着くと、何事もなかったかの様に食事が始まった。


普段は誰も座らない誕生日席に僕が座り、その両サイドに美姫とゆかりちゃんが座る。

一番離れた席に、母親と親父が対面で座るという、いつの間にか出来上がった佐久間家のルールに2年ぶりだと言うのに、皆見事にそこに座っていた。


僕がどっちか片方に座ると、美姫とゆかりちゃんが僕の隣を取り合い、いつも喧嘩なるからと。

自然と決まったこのポジション・・・


誰も何も言わないのに、ゆかりちゃんが来ただけで、スッと昔に戻ったかのように座る皆を見て、1人でクスっと笑ってしまった・・・


ご飯を食べ終り、美姫とゆかりちゃんと僕とで2階に上がると。

汚部屋は一切無視して、普通に二人とも揃って僕の部屋に入って来て。

すぐに、美姫がゲームしようと言い出して、美姫とゆかりちゃんがゲームを始めてしまったので。


さっき、ゆかりちゃんに甘えて良いと言われた僕は、ドキドキしながらゆかりちゃんの背後に近寄ると。

座っている、ゆかりちゃんのお尻に自分の太腿をぴったりと添わせるように寝転がると、そのままゆかりちゃんの太腿に甘えるように抱きつきながら顔を乗せると。


ゆかりちゃんは、美姫に容赦なくカメの甲羅をぶん投げて、美姫をぶっ飛ばす度にコントローラを置いて。

可愛いっと言いながら、僕の頭をヨシヨシっとなでてくれた。

嬉しくなった僕は、ゆかりちゃんの太腿に顔をスリスリとしながら、美姫の存在を忘れてゆかりちゃんに甘えていると。


まあ、当然ながら・・・

そんなことをしていると、僕の下腹部に住んでいる住民が黙っているわけも無く・・・

ゆかりちゃん・・・っとしみじみと懐かしむ様にピコンと立ち上がると、そのままゆかりちゃんのお尻に・・・


その瞬間、ゆかりちゃんは少しビクッと体を震わせ、びっくりしたような表情を浮かべながら、ゲーム画面から目を放した。


そして、太腿に抱きついている僕の方へ素早く視線を移した瞬間・・・


「ハハハ! ゆかり、コースアウト―! バイバーイ」


っという美姫の声が聞こえて来たが、ゆかりちゃんは美姫の挑発的なそんな声には一切反応することも無く。

僕をジーっと見つめると、優しく目をしながら頬を膨らませると、僕のおでこを人差し指でツンっとした・・・


「もう・・・エッチ」


と言いながら、ふふっと僕へ微笑み掛けて来て、愛おしそうに僕を片手で抱くようにしながら、頭をヨシヨシとしてくれた。


「ハハハ、ゆかり! 今度こそ私の勝ちね~ ゴール!」


という美姫の無邪気な声が聞こえて来たが・・・


ゆかりちゃんは、そんなこと気にする素振りも無く、僕を優しく見つめながら、頭をヨシヨシとし続けてくれていた。


すると、バカみたいに、1人でゲームに熱中して、僕とゆかりちゃんがいつの間にか、恋人のようなオーラを出して、イチャイチャしてることに、まったく気づいていなかった美姫が・・・


「ちょっ、ちょっと!? なにやってんのよ、二人して!? ゆかり!? アキラ!?」

「えっ? だって・・・アキラが甘えてくるから、可愛くて・・・」


「ちょっと! アンタ達、なんなの!? いきなりくっつきすぎよ! 離れなさいよ!」

「ちょっと、ヤメテヨ。 そんな強く言ったら、アキラが怖がっちゃうでしょ?」

「アキラ! この裏切り者!」


「なんで、アキラのこと責めるのよ? しょうがないでしょ、久しぶりに私に甘えたいのよ」

「うぅぅぅ、今日だけだからな! お前が傷ついてると思って気にかけてやってるのに・・・」

「ふふっ、ありがとう美姫。 ねえアキラ? 私の膝の上においで」


そう言って、ゆかりちゃんは僕を見つめながら、ポンポンともう片方の手で膝を叩きながら、僕を誘って来たので。

僕は、喜んで起き上がると、猫の様にゆかりちゃんに寄り添いながら、四つん這いでゆかりちゃんの膝の上へハイハイで移動していると。

ゆかりちゃんが、急に僕を猫を捕まえるよに抱え込むと、そのまま彼女の膝の中へゴロンと転がされてしまい。

気づくと、お姫様だっこの様にというか・・・赤ちゃんの様にゆかりちゃんに抱えられながら、彼女の膝の中にスポッと収まるように座らされてしまっていた。


すると、僕の背後から美姫が・・・


「ちょっと! だから、少しくっつき過ぎだって言ってるでしょ!?」

「もう、良いじゃない、アキラが私に甘えたいって言ってるのよ?」


うん、うんっと僕はただ、首を縦に振るだけで。

美姫が完全に視界から消えた僕は、ただただ、綺麗で可愛いゆかりちゃんの顔を、ポヤ~っとしながら見つめていた。

すると、それに怒った美姫が・・・


「ゆかり、ちょっと! アキラのこと堪能しすぎじゃないの!?」

「え~ 今日くらい良いじゃん! いっつも独り占めしてるんでしょ?」


お姉ちゃん、ごめんね・・・

でもね、でもね、僕・・・ゆかりちゃんに魅了されちゃって、ダメみたい・・・


もう、ここから離れなくないの、ごめんよ。


今日を逃したら、またいつこんな風に甘えられるか分からないから。

だから、お願い・・・今日だけは、ゆかりちゃんに甘えることを許して・・・

明日は、ちゃんとまたお姉ちゃんに甘えてあげるから。


そして、赤ちゃんのようにゆかりちゃんに抱きかかえられたことで、僕の顔にちょうどゆかりちゃんのお胸にムニュっと食い込んで来てしまい。

ただ、その感触は、さっき制服の上から感じたおっぱいのそれとは全然感触が異なり。


ブラを外してパジャマだけしか着ていないゆかりちゃんのおっぱいの感触は、さっきの制服の上からの感触の数倍感度アップした感じで。

ダイレクトに伝わる、そのフワっとしたおっぱいの感触に、僕はもう完全にメロメロになっていた・・・


はぁ・・・ゆかりちゃん、ドキドキしながら、身を任せるように、僕はゆかりちゃんのお胸に顔を沈ませていくと。

トクン、トクンとゆかりちゃんのお胸から心音が聞こえてくるのがわかり、きっとゆかりちゃんも僕と同じくらいドキドキしてくれてるんじゃないかと感じながら。

ポヤ~っとした瞳でゆかりちゃんを見上げると、ちょうどゆかりちゃんと目が会ってしまい。


それに気づいたゆかりちゃんが、嬉しそうに顔を近づけてきて・・・


「チュッ!」


ヒゥッ!? ゆかりちゃん!? 


限りなく、唇に近いほっぺ()にキスをされて、僕は目を丸くしてビックリしていると。


「ふふっ、アキラ・・・今日は本当にありがとね」


それは、ちょうど死角になっていて、良く見えなかった美姫からは、それがまるで唇へのキスのように見えたらしく・・・


「ちょっと! キスはダメでしょ!」

「イイじゃない! ほっぺ()にするくらい!」 


「うっ、うぅぅぅ、嘘つけ! 今、アキラの唇にキスしたろお前!?」

「してないよ~ してないよね~ アキラ~?」


そう、ゆかりちゃんに言われ、僕はまた黙って首をうんうんと縦に振る事しか出来ず。

完全に、悩殺された僕はもう、ただただゆかりちゃんの大きくなる心音と共に、ゆかりちゃんの肌から伝わる温もりと、天上の雲のようなおっぱいの感触に溺れていったのだ。


それからは、何やら美姫がギャーギャー騒いでるのが背中ごしから聞こえてきたが。

僕にはそれがとっても遠くで話してるような、不思議な感じで聞こえていて。

美姫の言葉が、僕の耳へ届くことはまったくなくなっていた・・・


マリカのゲーム音と、美姫の罵声が遥か遠くで、混ざって聞こえる世界で・・・


僕を抱きしめながら、器用にゲームに熱中するゆかりちゃんは、カーブを曲がったり、操作をする度に、微妙に体を動かすものだから。

その度に、天上の雲のようなおっぱいが、僕の顔をムニュムニュっと包み込み、もうそれはもう、とあるゲームのパフパフ状態のようになってしまい。

はぁ~ 幸せすぎる・・・こんな世界線がこの世にあるなんと思いながら、僕は完全にゆかりちゃんの沼へと深~く落ちて行き、ゆかりちゃんのお胸に完全にクテっとなっていると。


「あ~! 面白く無い! もう寝る!」


おそらくゆかりちゃんに、ボッコボコにされたのだろう。

突然、美姫が機嫌悪そうに、そんな事を言い出してしまった。


そして、いつもの様に僕のベッドへのそのそっと上がって、勝手に寝はじめてしまったのだろう。

でも、美姫がここ一カ月の間、毎日のように僕と一緒に寝ていることなど知らないゆかりちゃんは・・・


「えっ? 美姫? 寝るって? 美姫の部屋あっちだよね?」

「はぁ!? うるさいな、いっつもここで寝てるんだから、ここで良いの!」


そんな美姫の言葉なんて信じられ無いゆかりちゃんが、僕を赤ちゃん抱っこしたまま。

僕を揺すりながら、真偽を問うように聞いてた来た。


「ねぇ~え! アキラ、本当なの?」

「えっ? うん・・・美姫とは最近はずっと毎日一緒だよ・・・」

「えっ? 毎日一緒に寝てるの?」

「・・・うん」


それを聞いたゆかりちゃんは信じられ無いといった表情を浮かべつつも。

なにか、覚悟を決めたような表情へ変わると・・・

「じゃあ、私もアキラと一緒にねる!」っと言い出し、それに対して美姫が。


「別に、良いんじゃない。 川の字で寝れば~」

などと、他人事のように投げやりに返事をしてきた。


ただ、両親からのお下がりの、セミダブルベッドに寝転がる美姫を見たゆかりちゃんが不安そうな表情で。


「ねぇ、でもさぁ。 三人で寝るには、ちょっと狭く無い?」

「平気よ、そいつ、ちっちゃいから」

「まぁ、そっか・・・確かに、アキラ、ちっちゃいもんね」


2人して、僕のことをちっちゃ、ちっちゃいと・・・

失礼だなっと思いながらも、僕はゆかりちゃんと一緒に寝れるなんてマジかよ!

っと、内心はドキドキで、ゆかりちゃんの腕の中で固まっていた。


そして、目をトロンとして、ゆかりちゃんの腕の中で、グデーっと溶けまくっている僕を見たゆかりちゃんが・・・


「ふふっ、アキラ、眠そうね・・・じゃあ、一緒に寝ようか?」


僕へ優しく微笑み掛けながら聞いて来たので、僕はまた無言でうんうんと首を縦に振った。

それから、ゆかりちゃんに一緒に寝ようと、ベッドへ移動するように促され。

僕は、後ろ髪を引かれる思いで、ゆかりちゃんの膝の上から立ち上がると、そのままベッドへのそのそと潜り込んで美姫に背中を向けて寝ると。

僕の隣に、ゆかりちゃんが、少し遠慮しがちに「おじゃまします」と言いながら潜り込んで来た。


僕に背中を向けられた、美姫は面白くないのか、僕のお腹に腕を回して、グイグイっと美姫の方へ引き寄せようとするが。

僕は、ゆかりちゃんが差し出してくれた、腕の中に顔をすっぽると埋めると、ゆかりちゃんは僕をキュッと抱きしめて、お胸で僕を包み込む様に一緒に寝る体制を整えてくれた。


はぁ、ゆかりちゃんのおっぱい・・・

最高に、柔かいの・・・


美姫のおっぱいに比べたら、大きさ、迫力、圧倒的な抱擁力には掛けるけど。

寝てても、まったく崩れることの無いその胸のふくらみは、理想的なおわん型のおっぱいで、それはそれはもう最高で・・・


そこに顔をうずめていると・・・

トクン、トクンっと、さっきよりも明らかに大きな心音が聞こえて来て。

表向きの表情は、余裕のある大人なクールビューティそのものなのに。

内心はとってもドキドキで、僕と一緒で緊張しているのが伝わって来た。


ゆかりちゃんも僕と同じ気持ちでいてくれてるのかと思うと嬉しくなってしまい。

思わず、ゆかりちゃんにギュッと抱きついてしまうと。


ゆかりちゃんが僕の耳元で、『ふふっ、甘えん坊さん』っと小声で言ってくれて。

ゆかりちゃんに、受けれてもらった様な気がした僕は、めちゃくちゃ感動して、ゆかりちゃんとの二人の世界に完全に浸ろうと、さらにゆかりちゃんに体を寄せようとした。


すると、急に後ろから、美姫にギュッと引き留められ・・・

僕の腰から下は、無残にもゆかりちゃんから引き離されてしまった。


そして、背中からは、美姫のおっぱいの感触が強烈に伝わってきて、さらに首元に美姫がハムハムと甘えるようにキスをしてきて、ゆかりちゃんと美樹にサンドイッチにされるように、前と後ろからのダブル誘惑コンボを喰らってしまい、ドキドキがマックスに達してしまった僕の体温はどんどんと上がっていった。


「アキラ、体温たか~い。 あったか~い」

「ふふふっ、冷え性にはやっぱりアキラよね・・・」


僕の気持ちなど、知る由もない二人が呑気な事を会話しているなか。

僕は、タイプの全然異なる、可愛いJKからのダブル誘惑コンボの攻撃で、今にもアソコはハチキレそうになっていた。

僕は、ムズムズするアソコをどうにかして、ゆかりちゃんのカラダにスリスリしたいと考えながら、ゆかりちゃんにすり寄ろうとするが。

そうをさせまいと、ギュッと腰を抱きしめて、ゆかりちゃんから引きはがそうとする美姫に邪魔をされ。


この圧倒的なハーレム感のなか、僕はこのハチキレそうになる、この性欲をどこにも吐き出すことが出来ず・・・


1人で、布団のなかでただただ悶々としていると・・・


「ふふふっ、今日は良く眠れそうよ。 おやすみ、アキラ。 美姫」


ゆかりちゃんからの、幸せそうな声を聞いた後も、僕は泣きそうになりながら、ゆかりちゃんのおっぱいにスリスリすることしか出来ず。

タイムリープしてきて、初めて過ごすゆかりちゃんとの一夜は、ただただ悶々とすることしか出来ず。

あまりに悲しく、少しぐずっていると・・・


それに気づいてくれた美姫が、背後から手を伸ばして来て。

その・・・なんていうか、最近覚えたのか知らないけど、たどたどしい手つきで、僕を慰めてくれ・・・

まあ、なんていうか、完全にゆかりちゃんとの関係を美姫に邪魔をされ。

その日は、もう大人しく寝るしか出来ず、スッキリした僕は、もう諦めて黙って目を閉じると、そのまま二人の可愛いお姉ちゃんに挟まれながら、眠りについたのだ。


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