第82話 美姫ちゃんのお友達だったの? なんか世界って狭いな
「ていうかさ~ なんで姉ちゃんずっとココに居るんだよ?」
「あんた達が変なことしないように、見張ってるのよ」
美姫ちゃん・・・変な事って?
エッチなことするかもって言ってるの?
え~ もう・・・何言ってるのかな?
私達、いままでそんなことしたこと無いのに・・・
「てか、姉ちゃんさ~ いつまで制服着てるんだよ?」
「うるさいな~ 話しかけないでよ! 落ちちゃうじゃない!」
ふふふっ、美姫ちゃんゲーム必死だな・・・
さっきから、アキラくんに妨害されまくって、ずっとビリだから・・・
「美姫ちゃんの制服って可愛いよね?」
「えっ? そう!? でしょ~ アキラがこれが好きって言うからさ~♪」
「アキラくんが?」
「そうよ? 入試の時に、月高と北星どっちの制服が好きって聞いたら。こっちのセーラー服って言うから~♪」
「ていうか・・・俺そんなこと言ったっけ?」
「言ったでしょ? 月高の制服はなんだか目がチカチカするって~ だから、月高受かったのに、北星に行ったんだから! お父さんとめっちゃ喧嘩したんだからね!」
なんで喧嘩になるんだろう?
美姫ちゃん、北星高校なんだ、セーラー服可愛いな~
そっか・・・アキラくんはああいうのが好きなのか~
「普通は月高行くだろ? ランクも上だし、公立だし」
「アキラくん? なんで、普通は月高行くの?」
「えっ? だって、北海道は公立の方がやっぱりランク高い高校多いし、私立は授業料が高いし。 月高と北星なら、やっぱり月高の方がランク上だし、ねえ姉ちゃん?」
「まっ、そうかもね~ でも、アキラに可愛いって言って貰えないと意味無いんだモン。 別に進学コースに行ってるんだから、高校なんてどこ行ったって変わらないでしょ?」
「イヤ、変わるだろ。 本当、お前のモノの価値観、クセ強すぎな?」
アハハハ・・・美姫ちゃん。 本当にアキラくんが大好きなんだな~
ていうか? 異性として好きだったり・・・まさかね・・・
たまに、私にすっごい怖い顔する時あるんだけど・・・気のせいだよね?
「時にアッコちゃん、今日はどうしたの?」
「えっ・・・ えっと・・・」
「姉ちゃん! 言いたくないことだってあるだろ! ノンデリか!? お前は!?」
「はぁ? なによ!? ノンデリって!?」
「えっ? えっと・・・何? あれ~ ノンデリカシーの略だよ! デリカシーが無いのかって意味だよ!」
デタ! またアキラくん、新しい言葉作り・・・
本当に、新しい言葉作るのが好きだな~
ノンデリって・・ でも、ちょっと良いかも。
希美のお兄ちゃんも、じゃあ、ノンデリなのかな?
「だって! 気になるじゃん! アキラだって気になってるクセに!」
「そんな、気になってないモン! 別に、アッコちゃんが、ここに居てくれるだけで嬉しいから平気だもん」
「なによ? 平気って、やっぱり気になってんじゃん! ヤ~イ!」
「うぬぬぬぬ・・・腹立つな~」
もう、また喧嘩が始まった。
なんか、私のせいで喧嘩って、ごめんねアキラくん・・・
「えっと・・・あの・・・」
「うん、どうしたのアッコちゃん?」
「あの・・・今日ね・・・アキラくんが遊んでくれないから~ 希美のお家で、遊んでたんだ」
「えっ!? あっ・・・それは・・・ごめん」
「なによ! あんた、なんでアッコちゃんと遊んであげなかったのよ! バカ! 可哀そうでしょ!」
「はっ!? サッカー少年団の練習もあったし、色々忙しかったんだよ!」
「小学生のクセに、忙しいもクソもないでしょ! バッカじゃないの!?」
えっ!? そこで、また喧嘩になっちゃうの? えっ!?
ごめんなさい、ちょっと、文句言ってみたくなって。
こんな喧嘩になっちゃうなんて・・・どうしよう!?
「あっ? ごめんなさい! アキラくんは悪く無くって! 私の我儘だから」
「もう! アキラ! アッコちゃんに、こんな事言わせるじゃ無いわよ! あんたの大事な彼女でしょ! 大事にしなさいよ!」
「うるせ~な~ 男にフラれたからって八つ当たりすんなよ!」
「はぁ~!? フラれてません! 私が、アイツをフッタんです!」
えっ? ちょっと喧嘩ヤメテ!
っていうか、えっ!? 美姫ちゃん? 彼氏さんと別れたの?
えっ? 振ったの? なんか、すっごい優しそうな人だったのに。
ていうか、なんで二人が喧嘩になっちゃうのよ~
「あの~! 喧嘩はやめて・・・悲しくなっちゃうから」
「ホラ! 姉ちゃんのせいだぞ! バカ!」
「なによ! あんたが変なこと言うからでしょ!」
もう・・・この弟妹は・・・
喧嘩やめてよ~
「えっと・・・喧嘩しないで?」
「えっ? あっ・・・ごめんアッコちゃん・・・」
「ふん!」
もう・・・美姫ちゃん・・・
「でね、希美のお兄さんの漫画を読もうってなって。 それでお兄さんの部屋にいたんだけど・・・」
「うん」
「希美がいっつも、漫画読んでる場所って、お兄ちゃんの部屋の押し入れの中で、今日もその・・・押し入れの中で漫画読んでて・・・」
「うん」
「そしたら、希美のお兄ちゃんが、彼女さん連れて帰って来ちゃって・・・」
「ん? あれ? 木下・・・この間、兄貴が彼女と別れたって言ってなかった?」
「そうなんだけど・・・なんか、もう一回付き合いたいとか、何かちょっと複雑そうな話しを、いきなり部屋ではじめちゃって・・・私達、押し入れから出るに出られ無くなっちゃたの」
「それは・・・なかなかの状況だね?」
ヤダ・・・なんか、またあの情景思い出したちゃった・・・
「そしたら、彼女さんと少し揉めだしたと思ったら、希美のお兄ちゃんが」
「お兄ちゃんがどうかしたの?」
「いきなり、彼女さんのことベッドに押し倒しちゃって・・・なんか、スカートとかめくりあげて・・・ その・・・無理やり・・・」
「はぁ? また?」
「はぁ~ エッチが始まっちゃったんだ~」
「姉ちゃん!」
もう! 美姫ちゃん!
「でも、彼女さんすっごい嫌がってて、それでも無理やりなんか・・・希美のお兄ちゃんが酷くて・・・それで、彼女さんが力いっぱい、希美のお兄ちゃんを押しのけて、そのまま怒って帰っちゃって・・・」
「えっと・・・その・・・お兄さんがエッチを無理やり始めたって。 アッコちゃん? なんか色々見ちゃったの?」
「・・・うん。 彼女さんの腕抑えて、なんか無理やりスカートめくって、なんか・・・」
「あ~ それは・・・なかなかグロイモノ見たね?」
「うん・・・だから、見ちゃった後、なんかすっごいイヤな気持ちになっちゃって。 気持ちがモヤモヤっていうか、何かお家にそのまま帰れなくって・・・ここに来ちゃったの」
「そっか、それで俺の所に・・・それで泣いてたのか」
やっぱり、迷惑だったよね?
いきなりきちゃって。
二人、わたしのせいで喧嘩しちゃうし。
「てか、そいつ最低ね! 無理やり女の子にエッチ迫るとかさ~ そいつ何? 高校生?」
「えっ? えっと・・・確か、美姫ちゃんと同じ高校2年生だったはずですけど」
「えっ? 私と同じ? 木下? 木下・・・えっ? 木下?」
「うん、木下希美ちゃんのお兄ちゃん・・・どうしたの? 美姫ちゃん?」
「そいつの名前って、たけるって言う?」
「えっと・・・確かそうだったと思いますけど。 えっ? 知り合い?」
「たぶん、中学の同級生だよそいつ! あいつか~ めっちゃキモイじゃん! てか、全然変わってないな・・・あの最低男」
「なんで? 美姫ちゃんなんか、希美のお兄ちゃんにされたの?」
「えっ? アイツさ~ 超キモくて・・・ 私に告白して来たりして、私の事好きだったみたいなんだけど。 体育の授業終わって、ちょっと暑かったからストッキング脱いでカバンに入れてたんだけど~ ちょっと鞄の口が開いてて、それで中身見えてたらしくて。 アイツ・・・私のストッキング盗みやがってさ~ 最低の変態ヤローなんだよね・・・」
「えっ? 木下の兄ちゃんに? うわっエグイね? それ・・・」
なんか、すごい話聞いちゃったんだけど・・・
てか、なんでストッキング脱いでカバンにしまったのに、そんなカバンの口開けちゃうとか、なんでそんな雑なのかな?
美姫ちゃんって、やっぱり色々だらしないのかしら? お部屋もあんなだし・・・
「まあ、姉ちゃん顔は可愛いからな、ストッキング欲しがるヤツがいても不思議じゃないよね」
えっ? アキラくん? そこ?
「なによ! 私が顔だけみたいな良いかた?」
「だって、姉ちゃん。 黙ってれば可愛いからな~」
「はぁ? なによ、アンタだって、お姉ちゃんのこと大好きなくせして。 アッコちゃんの前だからって、すかしてんじゃないわよ」
アハハハ・・・この二人ってなんでも喧嘩始めちゃうな~
でも、アキラくんも美姫ちゃんのこと可愛いとか。
なんか、なんだかんだ言って、この二人仲が良いっていうか・・・
「てか、アッコちゃん? あいつの彼女ってどんな子だった?」
「えっ? なんか、美姫ちゃんに似てる感じだった・・・そういえば制服も一緒だったかも」
「えっ? 名前とか言ってなかった?」
「えっと? う~ん・・・確か、ゆかりって呼んでたと思うけど」
「ゆかり!? 私と同じ制服着てたの?」
「!? えっ!?」
「うん・・・たぶん。 そのセーラーの後ろの星マークが一緒だったから」
どうしたんだろ? 急に怖い顔して、美姫ちゃんのお友達だったのかな?
それにアキラくんも、なんでびっくりしてるんだろ?
「なに? 美姫ちゃんの知り合いなの?」
「えっ? 私の小学生の頃からの同級生よ。 今も同じクラスだし・・・ちょっと前に中学の同級生と付きあい始めたヤツがいるって聞いたけど。 なんか最近ずっと元気なかったのって・・・あいつのせいなの?」」
えっ? 美姫ちゃんのお友達だったの? なんか、世界って狭いな。
でも、彼女さんの話したら、美姫ちゃんの顔が険しくなっちゃた。
それに、ちょっと怒ってる感じでし・・・
それに、さっきからアキラくんが何もしゃべらなくなっちゃった。
どうして? アキラくんも知ってるの、その人?
「でも、あの子が・・・木下とって、どうして?」
美姫ちゃん・・・やっぱり、友達がそんなことされてショックなのかな?
「アキラ? 何だまってるの?」
「・・・えっ? イヤ・・・なんでもない」
やっぱり、さっきからアキラくんの様子が変だよ・・・
美姫ちゃんの小学生から友達だから、ひょっとして、アキラくんも、あの人と顔見知りだったのかな?
なんかショックでここに来ちゃったけど・・・
アキラくんに話したのって、マズかったのかな・・・
「アキラ? だいじゃようぶ?」
「えっ? うん・・・」
やっぱりだ、美姫ちゃんもアキラくんのこと心配してるし。
アキラくんも、そのゆかりさんって人と知り合いなんだ・・・
「アキラくん? だいじょうぶ? 顔色、悪いけど・・・」
「えっ? あぁ、だいじょうぶ・・・・・・アッコちゃん? その、男が皆そんな、無理やり女の子を襲う様にエッチをしるなんて思わないでね。 木下の兄貴みたいのは特別っていうか・・・」
「・・・うん」
「俺は、アッコちゃんのこと傷つけるような事しないし。 そんな、泣かせるようなこともしないから・・・」
うん、わかってるよ。
ごめんね、よく分からないけど、アキラくん・・・今凄く辛いんだよね、きっと。
それなのに、私を気遣ってくれて・・・本当に、アキラくんは優しいんだから。
「私は、アキラくんのこと信じてるから・・・」
「ふん! 何言ってんのよ、夢でアッコちゃんとエッチなことするのを見てたクセして~」
「美姫!? 別にいまそれ言わなくても良くない!? それに・・・別にエッチな夢を見ちゃったことなんて、アッコちゃんには告白ずみだし。 いまさら、そんなばらされても平気だし・・・」
あっ、そういえば、私と裸でエッチなことしちゃった夢を見ちゃったとか言ってたっけ。
たしかに言ってたな~
でも、あんなの見ちゃったら、なんか妙にリアルに想像しちゃって・・・
うぅぅぅ、でも、夢の中でもきっとアキラくんなら優しくしてくれたんだよね。
アキラくんと・・・エッチか・・・
優しいエッチってどんなのなんだろ?
あんなイジメみたいな、乱暴な感じじゃないってことだよね?
「はぁ? あんた、自分からアッコちゃんにバラしたの? バカじゃないの? ねぇ!? アコちゃんは、それ聞いて何とも思わないワケ? こいつのこと変態とか思わないの?」
「えっ? イヤ、その・・・聞いた時は、恥ずかしかったし。 ハァ~? って思ったけど。 でも、アキラくんだし・・・まぁ、しょうがないかなって・・・」
「しょうがないかなってなに? 妙にあっさり受け入れて―――えっ!? まさか・・・あんた達、もうそういう事しちゃったんじゃないでしょうね!?」
「美姫!? 何言ってんだよ! そんなこと、するわけないだろ! 抱きしめるだけで泣いちゃうようなアッコちゃんにそんなことするかよ! バカなの!?」
もう・・・美姫ちゃん、何言ってんの?
それに、アキラくんまで、泣いちゃったことバラさないでよ~
もう、二人して、バカ、バカ、バカ!
も~う、こんなの・・・二人揃ってアレじゃない。
そうだ、ノンデリじゃん!
弟妹揃ってノンデリだよ・・・
やっぱり、弟妹だからなか・・・似ちゃうんだろうな・・・
顔も、そっくりだしな・・・
「もう、姉ちゃん! 余計なことばっかり話すなら、邪魔だから部屋に帰って制服着替えてこいよ!」
「邪魔ってなによ! アキラの為に、ずっと制服のままでいてあげてるのに! 失礼しちゃう! ふん!」
あぁ、怒って出ていちゃった・・・
「ふぅ~ ようやく巣に戻って行ったよ~」
「巣に戻るって・・・何それ? おかしい♪」
「・・・でもさ、アッコちゃん、今日は大変だったね? でも、木下のヤツも大丈夫なのかな? アイツも一緒に見てたんでしょ?」
希美のことも、心配してくれるんだ・・・
やっぱりこの人は優しいな~
でも、その、ゆかりって人とアキラくんの関係が気になっちゃうな・・・
無理して笑ってるけど、どこか無理してそうなんだもん。
アキラくんこそ、大丈夫かな・・・
心配だな・・・
◇◇◇
「アキラ・・・眠れないの?」
「えっ? うん・・・」
「ゆかりのこと?」
「―――うん」
「ショック、だよね・・・」
「―――うぅ・・・ん。 グスっ・・・うん・・・」
「もう、泣くことないでしょ? まだアイツだって決まったわけじゃないし」
「グスっ、うぅぅ、んくぅ・・・うん」
そうだけど、お姉ちゃんと同じ学校で、ゆかりで・・・
木下兄と姉ちゃんも、ゆかりちゃんも同じ中学って繋がりがあったら。
そんなの・・・
「アイツ、高校入ってからずっと情緒不安定だったからなぁ・・・」
「グスっ・・・うぅっ、グスっ・・・んん・・・グスっ・・・」
「もう、そんなに泣かないで、アキラ・・・」
そんなこと言ったって・・・
ゆかりちゃん。
ゆかりちゃん・・・
「ぐすっ、んふぅっ、んくぅ、くぅ、グスっ・・・」
「もう、号泣するほど悲しまなくても良いじゃない。 あんなのもう過去の女でしょ?」
違うもん。
ヤダよ・・・
「もう・・・困ったな・・・」
「ぐすっ、ふんっ・・・ぐすっ、スン、スン・・・グスっ、ウェッ・・・ウエッ・・・」
「もう、嗚咽するほど無くなお前は・・・もう、ほら、これでも吸って落ち着いて。 ねっ、アキラ、ほら・・・大丈夫よ、大丈夫。 安心して、ほらお姉ちゃんが一緒にいてあげるから、大丈夫よ」
えっ? ンンッ!? ちょっ・・・お姉ちゃん!?
そんな、お口に突っ込まないでよ・・・
「ほら、大丈夫、大丈夫よ。 大好きだったもんね・・・でも、今はお姉ちゃんがアキラの傍にいてあげるから。 だから、落ち着いて、大丈夫だから、ねっ?」
「んんん・・・んんん・・・」
イヤ、そんなグイグイ落ちしけないでよ・・・
でも、なんで・・・
暖かくて・・・お姉ちゃんの心音がトクントクンって聞こえて来て。
どうしてだろう、とっても落ち着くし。
なんだか・・・とっても懐かしい・・・
―――えっ? いま・・・頭に浮かんだ光景って・・・
昔も・・・こんなこと・・・
でも、お姉ちゃんとは、もうずっと仲が悪くて―――
イヤ、いまの記憶・・・もっと前だ・・・
仲が悪くなるもっと前の記憶。
まだ、お姉ちゃんと仲が良かった頃だ。
そうだ、昔は美姫とも仲が良かったんだよ。
ずっと、こうして毎晩一緒に寝てて・・・
泣きやま無い時は、こうして・・・おっぱいを・・・
アッコちゃんが転校した後も・・・
そうだ、毎日美姫が・・・
はぁ・・・懐かしいな・・・
この美姫の温もりに、美姫の香り、このトクントクンっていう優しい心音・・・落ち着く・・・
そして、この感触・・・
あの頃は、本当に仲良しの弟妹で・・・
恋人同士みたいな感じだったんだよな・・・
お姉ちゃん・・・
「んふっ・・・落ち着いてきた?」
僕は、お姉ちゃんのおっぱいの中で首を軽く縦に振って頷いた・・・
「ふふっ、アキラは昔っからこうすると、すぐ泣き止むもんね・・・好きよアキラ。 気が済むまでこうしてて良いからね・・・私の可愛い子・・・」
もう、またそれだよ・・・
いっつも、僕を自分の子供みたいに扱うんだから・・・
でも、なんか・・・嫌じゃない・・・
「もう、アキラ・・・興奮して来ちゃってる? さっきまで、あんなに泣いてたクセに・・・」
そうだけど・・・気持ちが落ち着けば。
違う気持ちが芽生えるというか・・・
こんな風にされてたら、やっぱりそうなっちゃうわけで・・・
「イイよ・・・お姉ちゃんでしても」
もう・・・僕が落ち込んで泣いてる時はいっつも・・・
そんな献身的にならなくても良いのに。
でも、それに流されちゃう僕は・・・
ごめんね、美姫・・・
でも、昔の記憶を思い出しちゃって、なおさら美姫に流されちゃう意味がわかったっていうか。
僕の中にずっとあった心のモヤモヤ・・・
お姉ちゃんの香り嗅いだり、抱き着いてスリスリしてだけでドキドキする理由・・・
普通に・・・恋なんだね、これ・・・
昔もずっとお姉ちゃんのこと僕・・・
お姉ちゃんも僕の事・・・
はぅぅ・・・お姉ちゃん・・・
ごめんね、でも、好き・・・
「んふっ・・・お姉ちゃんも今日はなんか、そんな気分かも・・・好きよ、アキラ・・・」
お姉ちゃん・・・
もし気に入っていただけたり、少しでもおもしろいなと思ったら
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