第34話 ごにょ、ごにょ、ごにょに、ごにょ、ごにょ、ごにょするって・・・
もう本当にアキラくんって泣き虫だな~
幸せすぎて不安になっちゃうって、よくわかんないな・・・
ふふふっ、でもぐずって泣いちゃう赤ちゃんみたいで、何か弟みたいで可愛いかも。
兄弟がいないから、なんかアキラくんが弟みたいにしてくれると、ちょっと嬉しい。
でも、本当は普段の頼りがいのあるアキラくんの方が好きだけど、たまにだったらこういうのも良いな~
それにしても、何をそんなに不安がってるのかな?
離れたく無いとか急に言い出しちゃってさ。
そんなの私だって一緒なのに・・・
何言ってんだろなこの子は、さっきまではエッチなこと考えて私にスリスリしてきて、こことかカチンコチンにしてたのに。
急に、離れたく無いかとか言って、泣きだしちゃってさ・・・
もう、嫌こと言うな~
私だって、いつまたパパから転勤が決まったって言われるのか不安なのに。
この間までは、いつ転校したって良いとか思ってたけど・・・
アキラくんに告白されて、最初はアレだったけど。
もう、私だってアキラくんと離れたくないんだから。
キスもしちゃったし、お股も触られて、抱っこされてギュってされたりして。
もう、そこまでされて、アキラくん以外と結婚なんて出来ないのに、バカ。
もう、私のこの気持ち、ちゃんとわかってるのかな、この子は・・・
あの日、体育館で座ってる私に手を差し伸べてくれたのが本当に嬉しかったんだから。
それに生まれて初めてあんなラブレター貰っちゃって、告白までされて・・・
しかも、学校帰りに買い食いとか、なんか真面目な子だと思ってたのに、意外と悪い子で。
もうアキラくんのこと、知れば知るほど気になっちゃって。
ついこの間までは本当に学校なんて行きたくなかったのに。
アキラくんに好きって言ってもらって、毎朝私に会うたびに本当に嬉しそうに笑ってくれるアキラくんがいるから学校だって行けるようになったし。
今回の札幌は、少し長くいられそうだよっていうパパは言ってくれたけど、いまはそれを信じたい。
このままアキラくんと中学生になって、高校生になって、可愛い制服着てアキラくんとデートがしたい。
少女マンガみたいに、学校帰りに寄り道して、お休みの日は一緒にデートしたいし。
お部屋で一緒に勉強とか、ふふふっ、想像しただけで楽しみになっちゃう。
でも・・・もし、パパに転勤とか言われたらどうしよう?
高校生くらいまで転勤しないでこのまま札幌に居られたなら、もし転勤って言われても私だけ札幌に残ったり出来ないかな。
アキラくんのお家で一緒に住むとかいったらパパ怒るかな・・・
本当にずっとこのまま、アキラくんの傍に居られたら良いのにな・・・
それにしても、いつまで泣いてるんだろうこの子は。
本当に弟みたいに甘えちゃってさ・・・
「もう・・・困ったな~ 何か、弟が出来たような気持ちになっちゃうな~」
「ごめん・・・ぐすっ」
「よしよし、私はココにいるから安心して。ずっと傍に居てあげるから」
「うん、ずっと一緒が良い・・・」
「そうだよ~ ずっと一緒に居て、結婚してもらうんだから」
「ふふっ、そうだね・・・アッコちゃんの事、お嫁さんにしないとだもんね・・・」
「そうだよ、だからもうそろそろ泣き止んで、弟くんから、ちゃんとした彼氏に戻ってよね」
そう言うと、ようやく私の膝の上でグデーっとなっていた体をヒョイっと起こすと。
そのまま、私の隣にスススッとお尻を滑らせて来て、私にぴったりくっついて来て。
可愛く照れ笑いながらしながら、人目もはばからずに私をキュッと抱きしめるものだから。
ベンチの前を通り過ぎる人達に、ニコヤカな生暖かい目で見られてしまって、もうすっごい恥ずかしさでいっぱいになっちゃうのに。
でも、不思議と嫌じゃないというか・・・
アキラくんにキュッと抱きしめられると、彼の体温が伝わって来て、さっきまで少し肌寒かったのが暖かくなってきて。
もっとお部屋に居る時みたいに、膝の上に乗っけて抱っこして欲しいなぁ、なんて思っちゃったりもして。
アキラくんの影響なのかな・・・
こうしてイチャイチャしてるのが嬉しいって思うのは、わたし少しエッチになっちゃったのかな?
「アキラくん? 落ち着いた?」
「うん・・・」
「もう、泣かない? だいじょうぶ?」
「ごめん・・・昔の事思い出しちゃって、アハハ・・・」
昔のこと? 昔のことって何だろう?
なんか、すっごい寂しそうな顔しているけど何?
ひょっとして、私以外の違う女の子のこと考えてたんじゃ!?
「昔のことってなに?」
「えっ? イヤ、なんでも無い。ごめん・・・」
はっ!? 誤魔化した!!
「ねえ!? 昔の事ってなに!? 私以外の人のこと考えてたでしょ?」
「なんで、そうなるのさ?」
「だって! 昔のことって何!? 私の前に誰か好きだったんでしょ! その子の事思い出して泣いてたんじゃないの!? 初恋だって嘘なんでしょ!?」
「違う、違う! なんか、その・・・前にアッコちゃんと離れ離れになっちゃう夢みちゃって・・・」
夢? 夢で見たって何よ?
「ほんとうに?」
余りに疑わしくて、ついついジト目で彼を睨みつけてしまったけど。
でも・・・ふふっ、なんかあたふたして、身振り手振りで必死で弁解する姿が少し可愛くて。
この子に嘘は付けないかもって思っちゃうと、何か怒ってた事もどうでもよくなって来てしまう。
「本当だよ! 本当! 嘘なんてついてないって!」
「ほんとかな~? あやしい!」
「神に誓って・・・ アッコちゃんが初恋です!」
神に誓って、いっつも少し表現が大袈裟なんだよなこの子は・・・
でも、言葉じゃなんでも言えるんだから。
「あやしいい!」
そう言って、少し困らせてやろうと思いプイっと顔を反らして意地悪をしていると。
私よりも身長低いクセして、どこにそんな力があるのか分からないだけど。
急にアキラくんにヒョイっと持ち上げられて、気づいたらアキラくんの膝の上にお姫さま抱っこのように座らされしまっていて。
確かに、さっきは抱っこして欲しいな~なんて思ったけど。
まさか、本当にこんな人通りの多いベンチでそんな事するなんて思わなくて。
恥ずかしくて、思わずアキラくんの首にギュッと抱き着いて、周りの人から顔が見えない様に、アキラくんの顔の横に隠れていると。
「本当にアッコちゃんが初恋なんだよ。 どうしたら信じてくれるの?」
また、私の耳元で、そんな今にも泣きそうな声を出して、スリスリ甘えて来て。
もう本当にズルイ! そんな泣きそうな声で言われたら、可哀そうになって許しちゃうじゃん!
本当にアキラくんはズルイんだから・・・もう・・・バカ・・・
人前でこんな恥ずかしい格好させて・・・バカバカバカ・・・
「アッコちゃん、好きだよ、大好き・・・」
そんなの私だって、好きだもん。
「お願い許して、アッコちゃん・・・」
も~う、また弟に戻ってる~
そうやってスリスリされて甘えられたら、どうしたって許しちゃうじゃん!
あ~あ、私・・・本当にアキラくんが大好きなんだな~
彼の言葉一つで胸がどうしたってキューってしてドキドキしちゃうんだもん。
お胸がドキドキしてたら、恋していることだって教えてくれたのはアキラくんだけど。
いまならちゃんと自分の気持ちが分かるし、好きって気持ちもどういうことなのかわかったような気がする。
アキラくんに、好きって言われたらどうしたって顔がニヤケちゃうし、抱き締められたら嬉しくてお胸がドキドキしてキュンキュンしちゃうし・・・
しかも、膝の上に乗っけられたから、なんかさっきからお尻にまたアキラくんのが当たってるし・・・
もう、ダメだよそれ・・・また変な感感覚が・・・もう、ダメなのに~
アキラくんのエッチ・・・バカ・・・でも、好き・・・
「ねえ、アキラくん?」
「なに?」
「やっぱり、人前でこれは恥ずかしいよ・・・」
「えっ? あっ、ごめん・・・でも・・・もう怒らない?」
「怒らないよ! 怒らないからもう降ろして!」
「え~ そんな・・・まだ怒ってるじゃん?」
もう、バカ・・・
アキラくんが恥ずかしいこと人前でさせるからでしょ。
怒ってるのは恥ずかしいからで、別にさっきのこと怒ってるわけじゃないもん。
でも、いつまでも、怒ってるって勘違いされたままは嫌だし・・・
うぅぅ、アキラくんのバカ・・・
怒ってないのに~! 分かってよ私の気持ち!
「アッコちゃん、ごめん・・・本当に許して?」
「もう、イイよ。 本当に怒ってないもん。 人前でこんな風に抱っこするから恥ずかしかっただけだもん」
「えっ? あぁぁ、そっか・・・ごめん・・・つい」
ついじゃないよ~ もう本当にやめてコレ・・・
「アッコちゃん、次はアレ乗らない?」
ん? アレって?
アキラくんが指刺す方を見ると、サーカスみたいな見た目のアトラクションだった。
「あれってなに? またジェットコースターみたいに怖いヤツ? アキラくん大丈夫なの?」
「ミュージックエキスプレス。あれなら、そんなに気持ち悪くなったりしないと思う」
本当かな~っと思いながら、アキラくんに手を引かれて、近くまで行くと。
なんか、自分達と同じ子供も乗ってるみたいだし。
見た目もなんかメリーゴーランドみたいな感じだし、これなら大丈夫だと思い乗り込むと。
「あっ、アッコちゃんは内側に乗ってね?」
「えっ? なんで?」
「イイから、イイから」
何か、アキラくんが内側に座れと言われて、そのまま彼の隣に座ると。
メリーゴーランドみたいなのかと思ったのに、何かベルトしないとダメで・・・
『では、安全バーをしっかりと握って、スピードが出ても離さないでください。 それでは行きます』
安全バーをしかりと握ってって・・・スピード?
えっ? これゆっクリ周るヤツなんじゃないの?
そう思いながら、不安にしていると、意外とゆっくりと動きだしたので。
「なんか、これなら大丈夫そうだね?」
「えっと・・・もうそろそろだから、アッコちゃん、耐えきれなかったら俺支えるからね」
えっ? なに? もうそろそろって何? 支えるって? えっ? ヤバいのコレ?
あれ? なんか、スピードが・・・
えっ? どこまでスピードあがるのコレ!?
えっ!? 嘘でしょ!? なにこれ!? うぅぅぅくくぅぅ、わたし、これ・・・ダメかも・・・
ゴメン、アキラく、こんな・・・遠心力、無理・・・
ダメ! 怖い! 体が外に投げ出されちゃう!!
えっ? でも・・・あっ、そういうことか。
だから、アキラくん私に内側にって言ったのか。
怖いけど、でも、こんなにアキラくんがギュッと抱きしめて私を支えてくれてるなら全然安心・・・
それにしても、私よりもチビなのに・・・どうしてアキラくんってこんなにも力があるんだろう?
やっぱり、男の子だからかな? ふふっ、でも意外と顔は余裕はなさそうだな・・・
でも、必死に私を守ってくれてるって感じて、嬉しいかも・・・
あっ!? スピード落ちて来た・・・
もうなんだよこれ~ こんな激しいなん聞いてないいし、全然メリーゴーランドみたいじゃ無いじゃん。
「アキラくん? ごめんね・・」
「イヤ、アッコちゃんがピッタリくっついてくれて嬉しかったからだいじょうぶ」
ん? アキラくん? もう! いっつものデレデレして、エッチなこと考えてる時の顔してる~!
ひょっとしてこうなるの知ってたの?
私が耐えきれなくなって、アキラくんに抱き付いちゃうのわかってたんだ・・・
もう、本当に油断も隙もないんだから!
どうして、この子はこうも・・・エッチなことばっかりなのかな・・・
でも、まあ・・・私を支えてくれてた時のアキラくん、ちょっとカッコよかったし。
まあ、わたしも・・・そんなに嫌じゃなかったし・・・
なんか、不思議だな・・・この間までちょっと抱きしめられるだけで恥ずかしかったのにな。
やっぱりわたし、エッチになっちゃったのかな・・・今は逆にアキラくんに触れていたいって思っちゃうなんて・・・
「どうしたの? アッコちゃん?」
「えっ? ううん、ちょっとアキラくんにくっついて居たいかなって」
「本当に!? えへへ、嬉しいな~」
ふふっ、そんなに素直に喜ぶかな・・・でも、アキラくんの隣はずっと私の場所だから。
でも、アキラくんって、お姉さんと異常に仲が良いっていうか・・・
さっきも、なんか、お姉さんにギュッてされて満更でも無い顔してたしな~
やっぱり、ああいう大人の女性が好きなのかな・・・
「ねえ?」
「なに?」
「お姉ちゃんとは、いっつもあんなべったりくっ付いて一緒に居るの?」
「えっ? まあ、昔はお風呂とか一緒に入ったり、毎日一緒に寝たりしてたけど。 最近は、お風呂もベッドも別だし、買い物だって一緒に行ったりしてないよ」
「はぁ!? お風呂なんて一緒に入ってたの!?」
「イヤ、だから最近は入って無いって! 小学3年生くらいまでだよ」
「全然最近じゃん! お姉さんスタイル良いし、どうせエッチな事考えたりしてたんでしょ!?」
「え~ そんな~ 小3だよ、2年前だよ? そんな、エッチなことなんて考えてないよ・・・それに姉ちゃんだし・・・」
「それにしては、さっきもお姉ちゃんと仲良かったじゃない! どうせお姉ちゃんのおっぱいとか触って、エッチなこと考えてたんでしょ!?」
「イヤ、弟妹でそんな・・・それに、姉ちゃんだよ? そんな気持ちになるわけないじゃん。 お母さんとくっ付いてるのと感覚的には一緒だよ」
「お母さんと? でも、わたしパパにくっつかれると恥ずかしいことあるよ!?」
「イヤ、それは恥ずかしいってだけで、別にドキドキしたり、異性を感じたりしないだろ?」
「まあ・・・それはそうだけど・・・」
「姉ちゃんだって一緒だって」
まあ、言われてみれば・・・
そっか、お姉さんと一緒にいるのってそんな感覚なんだ。
兄弟がいない私には全然わからないからな、そんな感覚・・・
でも、パパと一緒にいるのと一緒って言われると、何か妙な説得力があるしな。
「てか、僕が女の子を意識し始めたのなんて、アッコちゃんと出会ってからだし・・・」
「ん? 私と?」
「そうだよ、それまでそんな・・・女の子のカラダとかそんな・・・意識することなかったのに・・・」
私で女の子を意識し始めたって何?
えっ!? 女の子のカラダとか言った?
「ねえ? 意識するってどういうこと?」
「えっ? イヤ・・・それは・・・」
ま~た、エッチなことなんだ!
もう、本当にすぐに顔に出るんだから・・・
「私と出会って、初めて意識しはじめたってどういうこと?」
「イヤ、だから・・・その、夢でアッコちゃんと・・・」
「夢? どんな夢?」
「イヤ、だから・・・その~ なんていうか、その・・・裸で抱き合っちゃう的な夢を・・・」
「―――!?」
はぁ~!! 何言ってんの!? 裸で、そんな抱き合うって!
もう! どんなけアキラくんエッチなのよ!
えっ!? 嘘!? そんな夢見てたの?
それで、いっつもお部屋であんな風にギュってしてくるの!?
裸で抱きあうって何?
「ほら・・・そんな反応するじゃん・・・」
「だって! 裸でとか! 予想外すぎたんだもん!」
「だから、その・・・夢で見ちゃっただけだし・・・」
「夢でもだめよ・・・もう、恥ずかしいじゃん。 もう! もう! もう! お嫁に行けないよ!」
裸で抱き合うって、希美のお兄さんが彼女さんとしてたっていうアレ?
てか、希美に見せてもらった漫画みたいな事したってことなの?
もう・・・ヤダ・・・
アキラくんのエッチ
「ねえ?」
「なに?」
「私の事、裸で抱きしめて、それでどうしたの?」
「はっ!? なんで、そんなこと聞くの!?」
「だってさ・・・希美のお兄ちゃんの彼女がエッチな事してる時、痛い痛いって言ってたっていうから、気になったし。 あの時、二人だけ何か、妙に納得してたっていうか、色んなこと知ってそうだったし・・・」
「それは、たぶん・・・その相手の女の子が処女で始めてだったんじゃないの?」
「処女・・・初めて? なにそれ? どういうこと?」
「その・・・アッコちゃんがいっつも固いねってツンツンしているところと、アッコちゃんの体が一緒になる時に痛いらしいんだよ・・・女の子は・・・」
「一緒になるって・・・どういうこと?」
「この間の説明でわかってたんじゃないの? もう・・・そんな大声で話せないよ~」
イヤ、なんとなくは伝わったけど。
でも、実際どうするのかなんて、イメージがわかないんだモン。
なんなの?
そんなに人前じゃ離せないような恥ずかしいことなの?
「ねえ? じゃあ耳元で良いから教えて?」
そうお願いすると、アキラくんが私の耳元に顔を近づけて来て。
顔が近くて恥ずかしくなって、さらに耳にも少し触れられこそばゆく、なんかドキドキしていると。
『アッコちゃんのごにょ、ごにょ、ごにょ、に、ごにょ、ごにょ、ごにょ、するの・・・』
えっ? はっ? 嘘・・・
そんな、えっ? 入れるって何?
えっ? アキラくんのアレって、いっつもカチンコチンのアレ?
ヤダ・・・嘘でしょ? それに、服の上からでも、けっこう大きくないアレ?
そんなの、どうやって入れるの? 無理!
「無理だよそんなの! 怖いよ!」
「イヤ、だから・・・その夢で見たってだけで、その・・・別に実際にしようなんて思ってないし・・・」
え~!? 嘘でしょ・・・希美のお兄ちゃんって、そんな事してたの!?
って!? アキラくん!!?? 私と夢の中でそんな事してたの!?
も~う・・・そんなの無理だよ~ 怖いくて無理!!
「えっと・・・アキラくんはその・・・本当は、私とそういう事がしたいの?」
「えっ!? イヤ、まあ、中学生か高校生くらいなったらしたくなっちゃうかもだけど。 今はまだ僕等小学生だし、ダメだよそんなこと・・・」
「小学生だと出来ないの?」
「そんなの、わからないよ! 僕だってそんな、したこと無いもん・・・」
「でも、夢でしたんでしょ?」
「したいけど、ダメ。 アッコちゃんのカラダがちゃんと準備出来るまではそんなことダメだもん」
「私のカラダ? 準備ってどうしたら、準備が出来るの?」
「そっ! そんなのは・・・アレだよ。 成長するっていうか・・・色々女の子の体に変化が出てくるっていうか・・・もう、こんな保健体育みたいな会話やめようよ~」
「えっ? あっ、そっか・・・そだね・・・うん、ごめん。 ちょっと気になっちゃってつい・・・」
え~ 知らなかったよ・・・
そんな自分のそんなじっくり見たこと無いから知らなかったよ。
てか、なんでアキラくんはそんなに詳しいんだろ?
誰から教えてもらったんだろ?
やっぱり、お姉さんに色々教えて貰ってるんじゃ!?
きっとそうなんだ・・・お風呂一緒に入ってたって事は裸で抱き合ったりしてたかもだし。
お姉さんと一緒に、きっとエッチなことしてるんだ・・・
じゃないと、そんなに詳しいのおかしいもん。
でも・・・そんなことしてるんですかなんて、聞けない・・・
アキラくんにも、お姉さんにも聞けないよ~
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